『イッテQ!』ヤラセ報道沈静化も、「継続」「終了」で揺れ動く日テレ……終了後の根回しも開始?

日刊サイゾー

2018/12/6 11:00


週刊文春」(文藝春秋)の報道で発覚した日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』のヤラセ疑惑。タイのコーディネーター・M社が手がけたラオスでの“橋祭り”が、番組のために作られたものだったとの疑惑に対し、日テレの大久保好男社長はヤラセであったと認めたわけではないが、放送内容に問題があったとして「疑念を生み、大変申し訳ない」と謝罪。番組内でも文章とナレーションで謝罪をした。

報道が出た当時の同局の様子について、ある関係者はこう話す。

「最初に文春が報じたときは、日テレ局内でもそんなに大きな問題とは思われていなかったみたいですね。スタッフも“まあ、大丈夫でしょ”という感じだった。だから、最初に発表したコメントでは謝罪をせず、弁明という形にとどめたのでしょう」

しかし、日テレ以外のテレビ局がこのヤラセ疑惑をニュースで取り上げるなど、日本中の関心事となってしまう。

「思ったより世間が騒いでいる現実を目にして、日テレ内部での捉え方も“これはヤバイかも”と変わってきたみたいです。そして、文春が続報を出したところで、一気に流れは変わった。これはスルーできる案件ではないと気づき、それからは『イッテQ!』の話には触れられないような空気になったようですね」(同)

そうして、大久保社長が正式に謝罪する事態に至ったわけだが、それから時間もたち、続報も出てこず、報道は小康状態といった雰囲気だ。

「謝罪した直後は、“番組終了もやむなし”という空気だったようです。でも、その後の報道があまり出てきていないことから、“どうにかなるかも”といった“継続ムード”も漂い始めているのだとか。確かに、視聴者からの支持は高い番組だし、番組継続を望む声が多いのも事実。日テレとしては、このまま騒がれずにやり過ごして、番組を継続させたいというのが本音でしょう」(同)

現在、局内ではBPO(放送倫理・番組向上機構)に報告するための調査を行っている途中だという。

「この調査については、さすがにごまかせないという雰囲気ですよ。下手に生ぬるい報告をすれば、また文春砲が飛んでくるかもしれない。もしそうなったら、番組だけでなく、日本テレビ全体の倫理観が問われるわけですからね。そして、もしも調査結果が“どうあがいてもクロ”というものだったら、番組終了は必至。それどころか、かつての『発掘!あるある大事典Ⅱ』(フジテレビ系)のように、検証番組を放送しなくてはならなくなる可能性すらある。厳しい状況であることは間違いありません」(同)

もしものときに備えて、日テレ内部では根回しも始まりつつあるという。

「番組が終了した場合、出演者たちに対してどう謝罪するか、後継番組に出演してもらうのか、ギャラはどうするのか、などの事後処理はいろいろ大変です。スポンサーの問題や、裁判沙汰になる可能性だってある。そういった場合に備えて、事前に話し合いをしておく必要はあるでしょう」(同)

まだまだ事態は流動的なようだが、崖っぷちにあることは間違いない『イッテQ!』。近々発表されるであろう“調査結果”が、今後の命運を左右することとなる。

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