菜々緒、強い女性を演じることが多い米倉涼子に敬意「いいところを吸収できればいいな」<リーガルV連載>

ザテレビジョン

2018/12/6 07:00

米倉涼子演じる弁護士資格を剥奪された元弁護士・小鳥遊翔子が、ワケあり弱小弁護士たちをスカウトし、大手法律事務所を相手に勝利(Victory)を懸けた戦いを挑む次世代リーガルドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)。

リレー連載の9回目は、超野心家の弁護士・白鳥美奈子を演じる菜々緒が登場。

美奈子はFelix&Temma法律事務所のキャリア2年目のアソシエイト弁護士で、物腰は柔らかいが、その内面は“野心の塊”だ。

先輩である海崎(向井理)をはじめ、どんな人や物事でも利用してトップを目指そうともくろんでいる役どころとなっている。

これまで“悪女”を演じて何度も話題を呼んできた菜々緒が思い描く美奈子のキャラクターや、共演する米倉とのエピソードなどを語ってもらった。

――いよいよ終盤ですが、「リーガルV」の魅力はどんなところにあると思いますか?

資格を持っていないから人を救えないのではなく、救いたいと思えば小鳥遊さん(米倉)のように弁護士資格を持っていなくても救える。その救ってあげようと思う気持ちが大事なんじゃないかと、(作品を通して)思います。

京極法律事務所のパラリーガルには前科者の人もいますが、そういう弱い立場の人たちや、何か問題がある方々でも、法律の場では関係なく誰かを助けられるんです。一見ヒーローにはならない人たちが集まって人を助けていくという「諦めない姿勢」は、見ていて気持ちいいなと思っています。

――美奈子が所属するFelix&Temma法律事務所も、決して悪に手を染めているわけではないように思います。

そこが難しいんです。間違ったことはしていないし、依頼人から頼まれていることに対して応えているだけなんです。天馬代表(小日向文世)はちょっと怪しい動きをしていますけど(笑)、弁護士として間違ったことをしているわけではなくて、あくまで法律の下でやっていること。ブラックなように見えますが、一人一人仕事を果たしているだけだという感じです。

■ 美奈子は、すごく貪欲に動くタイプ

――演じている美奈子はどのような人物だととらえていますか?

天馬代表の下で働いている、イコール代表の怪しい動きも知っています。でも、知らないふりをしている。ほんとに正義感が強かったらこの事務所には勤めていないとは思うので、ある意味ブラック寄りのグレーな人だとは思います(笑)。

そして、美奈子は超野心家で、天馬代表のことも海崎さんのことも利用するような女性。仕事のため、キャリアのために、すごく貪欲に動くタイプの人だと思います。

――そんな美奈子を演じる上で意識してきたことは?

野心家で堂々としている女性なので、特に法廷のシーンでは緊張していられません。緊張していたらせりふがすらすらと言えなかったりするので、緊張しないように前もって台本をしつこいぐらい読んだり、イメージトレーニングをしたり、早めに法廷のセットに入って雰囲気に慣れたり…ということをするようにしています。とにかく緊張しないことが大事かな、と。

準備をしていないと不安も生まれますし、その不安が緊張につながってしまうので、何の不安もなく現場に入れるように準備をすることを心掛けています。

――記者会見で安達祐実さんが、米倉さんは「気遣いの方」とおっしゃっていたときに、大きくうなずいていらっしゃいましたが、米倉さんの印象はいかがですか?

本当にその通りだと思います。私にもすごく気さくに話し掛けてくださりますし、細かいところまで目の行き届く方です。例えば髪の毛に着けているものとかを「私もこれ使ってるー!」と話し掛けてくださって、そんなたわいない会話をして緊張をほぐしてくださっています。

米倉さんは強い女性を演じられることが多く、私も強い女性を演じることが多いので、女性としても女優さんとしても、いろいろないいところを吸収できればいいなと思います。

――そんな米倉さんのすごいと思う部分を教えてください。

何年も一緒にやられているスタッフさんたちとのチームワークは完璧なんですけど、それでも台本読み合わせの時に緊張されてるとご自身で言ってらっしゃったんです。

それがちょっと意外だなと思いました。こんな大女優さんでも緊張するんだって思ったら、緊張することも悪いことではないのだなって。

慣れ親しんだスタッフさん、キャストの皆さんと、いい緊張感を持ちながらいい現場を保っていくという姿勢は勉強になります。

■ 向井理は紳士的

――美奈子は海崎と一緒にいることが多いですが、海崎を演じている向井さんの印象はいかがですか?

向井さんとは初共演なんですが、すごいんですよ! 初めてお会いしたとき、顔の小ささと、何等身だろうっていうスタイルの良さにびっくりしました。日本人でこんな方いるんだって。

向井さんもすごく気を使ってくださる方です。先日、私がドアを開けて出ていくシーンがあったんですけど、「ドア、結構重いから気を付けて」と、紳士的にフォローしてくださったんです。いつも、先輩の肩を借りながら演じさせてもらっています。

――リーガルドラマにちなみ、ご自身の正義感が強いと思った瞬間を教えてください。

タクシーで、たまに席の下にお金が落ちていることがあるんですが、そんなときは、ちゃんと運転手さんに渡します(笑)。「あっ! 1万円落ちてる…」と思っても、「落ちてますよ!」とちゃんと言います! 猫ババはしません(笑)。

――ドラマは勝利を賭けた戦いに挑むわけですが、“戦い”にちなんで、ここぞというときに食べる勝負飯を教えてください。

やっぱりお肉ですかね。焼き肉が大好きで、基本お肉はよく食べます。その中でもヒレとか赤身肉が大好きですね。お肉は一番エネルギーになるかなと思います。

――最後にドラマの今後の見どころを教えてください。

京極法律事務所の力が強くなってきて、Felix&Temma法律事務所も腰が引けるくらいになってきています。パラリーガルも一人一人、それぞれの力を発揮しているし、団結力もすごい。

これからのライバル関係がどうなっていくのかは、一番の見どころだと思います。あとは、小鳥遊さんと美奈子のバチバチもお楽しみに(笑)。

■ 第8話あらすじ

元弁護士・小鳥遊翔子(米倉涼子)が率いる「京極法律事務所」は集団訴訟で勝訴したのを機に、相談者が次々と詰めかけて大繁盛。

そんな中、翔子はかつて弁護していた受刑者・守屋至(寛一郎)と1年ぶりに面会する。実は、公園でNPO法人「貧困を救う会」の幹部職員・市瀬徹(夙川アトム)を殺害した至は1年前、自らも罪を認め、懲役9年の実刑判決を受けていた。

しかし弁護していた当時から、至の証言にどうも不自然さを感じていた翔子は、この事件の奥には“隠された何か”があると直感。それを探ろうとしていたのだ。

弁護士・青島圭太(林遣都)から事情を聴いた「京極法律事務所」の面々は、翔子のために一肌脱ごうと決意。

一丸となって、事件の背景を洗い直そうとする。ところがその矢先、「Felix&Temma法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)の差し金で、弁護士会から「京極法律事務所」に業務停止処分の可能性を記載した警告書が届く。

しかもその直後、翔子がこつ然と姿を消してしまったのだ! 翔子を失った「京極法律事務所」のメンバーは一人、また一人と去り、とうとう青島だけが残るという最悪の事態に追い込まれ…。

一方、「Felix & Temma 法律事務所」の弁護士・海崎勇人(向井理)は、弁護士資格を剥奪された翔子から至の事件を引き継いだ白鳥美奈子(菜々緒)に、当時のことを再確認。

そんな折、海崎は「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)に“意外な人物”が歩み寄る姿を目撃する。(ザテレビジョン・取材・文=Rum)

https://news.walkerplus.com/article/171084/

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