商品化されたら人生がちょっと楽しくなりそうな技術たち #SIGGRAPHAsia

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Image: SIGGRAPH Asia 2018

食べるVR、筋肉を晒すVR、液体チューブのディスプレイ。

気になるテックが目白押しだったSIGGRAPH Asia 2018ですが、その中でも私の触手が動き、商品化されたら人生がちょっと楽しくなりそうと思った3つをピックアップして紹介します。

「食べられる再帰性反射材による料理へのプロジェクションマッピング」

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Photo: 中川真知子

プロジェクションマッピングで演出してくれるレストランはありますが、「食べられる再帰性反射材」というのは初めてなのでは。ホットケーキにのっかっているキラキラした正方形のものが、寒天でできた「可食再帰性反射材」。触るとプニプニしていました。
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撮影:中川真知子

寒天、水、グラニュー糖でできているのだそうですが、面白いのがグラニュー糖を入れている理由が味ではなく、「屈折率の調節」のため。へー、そんなことできるんだ!

小さい子供をターゲットにしたレストランで、こんな寒天のプロジェクションマピングしたらいいかも! なにせ食べても安心というのが嬉しいですね~。

「Muscle Nation VR」

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Photo: 金本太郎

これは、骨と筋組織のモデルにユーザーの動きを当て込んで見せてくれるという究極の羞恥プレーVR。どうやって筋肉が動き、骨が動いているのかを疑似体験することで、机上の勉強でな得られない学びを体験することができるそうです。

私がこのVRを素晴らしいと思ったのは、ダンスの練習に使えると思ったからです。私は、28歳になってバレエを始めました。しかし、先生に「足の付け根から回すように動かす」と言われても、筋肉がどう動けば足の付け根から外側方向に回すことができるのかわからなかったのです。というか、自分が足のどの筋肉を使って動かしているから間違っているのかが理解できませんでした。そのため、「Ballet Anatomy」という本を買って勉強してみたりもしたのですが、頭で理解できても脳と筋肉が連携してくれませんでした。
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Video: 金本太郎

見ていただいた通り、「Muscle Nation VR」はまだまだ荒削りな技術です。私が体験したのは男性の体だったので骨格がきちんと合わずに猫背になっていましたし、まっすぐ立っていたのに空気椅子みたいな体勢になっていて思わず吹き出してしまいました。トラッキングも正確とは言えません。でも、体の動きを筋組織から学ぶには素晴らしい技術だと感じました。バレエに限らずダンスをやる人にとって頼もしいVRになるのでは?

「チューブ型ディスプレイ」

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Photo: 中川真知子

チューブ型なので巻きつけることさえできれば、どんな場所にも映し出すことができる新感覚ディスプレイ。コンピューターでデザインを作り、ディスプレイに指示を送ればチューブの中の液体が動いて表現してくれます。新感覚プロジェクションマッピングというところでしょうか。
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Photo: 中川真知子

私が惹かれた理由は、庭のデコレーションに使えそうだから。小さい子供がいるので、イベントごとをやってあげたいんですね。でも、イベントのデコレーションってかさばるし、結構高くつくんですよ。このチューブが実用化されて一般にも販売されるようになれば、 1)チューブなのでくるくる巻いて小さく保管、2)イベント毎にデザインを変えられるから何度もリサイクル、3)巻きつき型だから、ディスプレイ方法も無限大、 4)設定したデザインをチューブが記憶するので機械をオンにし続ける必要がない(エコ!)。

これ、かなり良さそうですよ? クリスマスもお正月も誕生日もハロウィンだって、デザイン次第でデコれちゃうんですから。私的にビビッときました。残念なのは、商品化の道のりはまだまだ先ということ。ポテンシャル高いと思うので頑張ってほしいなぁ。


というわけで、私的にグッときた技術3つをまとめてみました。それにしても楽しかったー、SIGGRAPH Asia! 技術とテクノロジーの祭典というと、難しそうな印象がありますが、敷居が高そうなことはありません。東京近郊の人は是非とも足を運んで、見て、触って、楽しく未来を感じてみてください。

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