早乙女太一、役者業について「自分にはこれしかできない」 “今だからこそできる役”への挑戦

クランクイン!

2018/12/5 17:45

 大人気コミックを実写映画化した『BLEACH』のブルーレイ&DVDが、12月5日にリリース開始となる。幽霊が見えること以外は普通の高校生だった黒崎一護(福士蒼汰)が、死神を名乗る少女・朽木ルキア(杉咲花)と出会ったことから、死神を代行することになる、原作の「死神代行篇」を軸に進む同作。一護と激闘を繰り広げる赤毛の死神・阿散井恋次に扮し、圧巻のアクションを披露した早乙女太一が、意外な場所での反響を告白した。

【写真】映画『BLEACH』早乙女太一インタビューショット

「恋次は人間とは全然別の次元で生きている。でもそれが現実世界に現れる。アンバランスなんだけど、実際にそこにいると感じられるよう心掛けました」と早乙女。原作ものだからこそ、乗り越えなければならなかった壁もあった。

「原作の恋次は背がめちゃくちゃ高いんです。でもどうやっても自分はその身長にはなれない。体格の違いをいかに表現で補っていくかということは、すごく考えました。表面的なことより、大切にしたのは内面です。恋次のイメージを体現すれば近寄れるんじゃないかと」と振り返る。

「雑にいうと、恋次はちょっとヤンキーっぽい。荒くれ者というか。ギラギラしている。でも芯はすごく通っていて、まっすぐで純粋。だけど不器用。原作は長いので恋次もどんどん成長していきますが、今回の映画では最初の頃の恋次になれればいいなと思いました」と続け、「物語のなかでは、主人公の敵という立ち位置になるけれど、死神側にもちゃんと正義があって、筋が通っている。その辺をちゃんと自分の中に持って、ただの敵にならないようにしました」と語った。

そして「自分の新しい面を出せたかなと思っています。これまでクールだったり静かな役が多かったので、一般の人たちが僕に抱くイメージと恋次は重ならないと思う。そこに挑戦できて良かったし、ワイヤーアクションも経験できた。原作ものもあまり経験ないですし」とチャレンジによって得たことを噛みしめた。また、現場ではこんな発見も。

「カメラテストで最初に現場に入ったとき、僕と福士君と杉咲さんの3人だったんです。これまで一番年下のことが多かったんですが、気づいたら一番年上で。普段は全然喋りかけたりしないタイプなんですけど、『年上の自分が喋らないと』と思って、頑張って話しました。そしたら意外と優しい年上のお兄さんになれた、みたいな」と笑う。

また劇場公開後には、意外なところからの反応があったという。

「保育園へ子どもを迎えに行ったときに、『死神でしょ』って子どもたちに囲まれて(苦笑)。僕が何をしている人なのかとか、気になるみたいで。いろいろ聞かれるんだけど、答えに困るんですよね。『う、うん。そうだねぇ』とかって言うしかないです」と話し、少しばかり父としての顔をのぞかせた。

自身は幼少期から芝居の世界に身を置いてきた。役者業のどこに惹かれるかとの問いには「惹かれるというより、自分にはこれしかできない」とはっきりと口にし、「自分イコール役者業ということ?」との問いに「はい」と即答した。

演じることと共に生きてきた早乙女だが、まだまだ挑戦していきたい役柄ばかりだと言う。中でも興味があるのは“今だからこそできる役”。「普段から、日々の生活の中で感じる感情は、今後のために記憶しておくんですけど、今だから強く分かることもある。たとえば小さな子の父親の役とか」と、再び父の顔に。本作で新しい面を出せたという早乙女。父親役にも期待が募る。(取材・文・写真:望月ふみ)

映画『BLEACH』ブルーレイ&DVDは、12月5日発売。同日、レンタル開始。

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