テニミュ初の文化祭は、セット展示にオリジナルフード販売など、手作り感満載 ミュージカル『テニスの王子様』15周年記念 テニミュ文化祭レポート

SPICE

2018/12/5 16:48


ミュージカル『テニスの王子様』15周年のスペシャルイベントであるテニミュ文化祭が、11月23日(金・祝)、24日(土)の2日間、池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階 展示ホールAにて開催された。

これまで本公演以外に「コンサート Dream Live」「大運動会」「チーム別イベント」を行ってきたテニミュ史上、満を持しての初文化祭。1日2回、完全入替制で各回2,500人の来場者がお祭りを楽しんだ。

テニミュの楽しさがいっぱい詰めこまれた15周年記念の文化祭!!


会場は廊下を挟んでライブエリアとドリームエリアに分かれ、それぞれに異なるブースが設置(来場者は入場時に引き換えたリストバンドを巻くことで行き来できる)。“文化祭実行委員”となったキャストが学校ごとにお揃いの文化祭ウエアに身を包み、タイムスケジュールに沿って“当番”を担当した。各ブースごと、出番時は仕切りも進行も本人たちが行い、スケジュール外でもゲリラ的に売り子を買って出るなど、どのエリアもどのブースも常に人通りの絶えない賑やかな空間創りになるよう積極的に活躍していた。

場内では常時さまざまな組み合わせの放送部による館内放送もあり、バックヤードにいるキャストの生おしゃべりの回では、見えないキャストたちの呼びかけに来場者たちの「はーい!」という大きな返事も自然発生した。そうした一体感は初日の初回からすでに生まれており、シンプルな展示方法とも合わせ、まさに文化祭らしい手作り感覚が満載の空間を彩っていた。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

撮影OKな場所も多く、ほとんどの来場者がスマホ片手に自由に回遊。事前に告知されていた当番表でお目当てのキャストのスケジュールをチェックし、それ以外の時間でブースを回る、というのが基本の愉しみ方として定着していたようだった。また、物販で手に入れたテニミュ文化祭オリジナルグッズを自分なりにアレンジして身に付け、ひいきのキャラクターや学校をアピールする来場者も多数おり、時間を追うごとに増えていく学校カラーのカラフルな華やかさも強く印象付けた。

“テニミュ通”であればあるほど楽しめるこの文化祭。じっくり見るほどに伝わって来る小ネタの多さに作品に寄せる創り手側の愛情が感じられ、実行委員と来場者が同じ目線で楽しむことを目的としたニュータイプのイベントとして、ファン心理を大いにくすぐってくれた。ホスト役のキャストも普段あまり見ることのないリラックスした表情で、この特別な時間を大いにエンジョイしていたようだった。参加した全ての人がたくさんの思い出、たくさんのお土産を抱えて帰路に着ける、大盛況の2日間となった。

<各コーナーの紹介>

ドリームエリア


■セット展示

黄金(ゴールデン)ペアのコンテナ、ハーリー&キャスト手作りシーサー、青学(せいがく)テニス部部室、ベンチを設置。本番の舞台で使用したセットが並ぶ空間は開場後一気に人気コーナーへ。ベンチは実際に座っての撮影も可能。
時間ごとにキャストの登場もあり、ベンチではキャストによる「ラリー中のベンチ講座」が開かれ、その難しさを改めて実感。ハーリーに乗り込んだキャストは比嘉流のコール&レスポンスを連発し、盛り上げてくれた。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

■ラケット展示

これまでの公演中に破損したラケットがズラリ。それぞれに使用キャラクター・壊した時期・壊れた時の状況が添付されていた。壊れたラケットも保管しているテニミュカンパニーだからできた、唯一無二の特別な展示。

■フォトパネル

テニミュブログのキャスト写真ですっかりおなじみとなった、会場内のエレベーター前と稽古場の一角がバーチャルで出現。「(C)テニミュブログ」のフォトプロップスを使えば再現度はさらにアップ。出演者気分での撮影を可能にしたマニアックなコーナーとして大人気に。

ライブエリア


■屋台

学校別オリジナルフードの販売。回替わりでキャストが呼び込み&お店番を務め、短い時間ですが直接コミュニケーションがとれるコーナーになった。「おいしく食べてね!」や「来てくれてありがとう!」など、キャストからの声掛けとともにフードを渡してもらえた。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

オリジナルフード:
青学(せいがく) STILL HOT IN MY HEART DOG(ホットドッグ)
氷帝 俺たちはブリザードーナッツ&一球入魂! どらぁ焼き(ドーナッツ&どら焼きのセット)
立海 負けてはならぬ必ず勝つサンド(カツサンド)
比嘉 焼きそバイキングホーン(焼きそば)

■手芸部

青学(せいがく)・氷帝・立海・比嘉、それぞれの学校カラーのはちまきと、デコレーション用シールを販売。その場で自分でデコレーションできるコーナー。大石副部長(の等身大パネル)が常時見守っていてくれていた。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

■タレコみくじ

TEAM Partyおなじみ企画「タレコミ」がおみくじに。開場ほどなく売り切れていた人気の一品。おみくじ終了後は臨時販売ブースにチェンジ、ふらりと立ち寄ったキャストが「テニミュ文化祭に行ってきました」クッキーを売ってくれるサプライズも。

給水所

舞台本番中にキャストが飲んでいる袖水を用意。常温でノンラベルの“あの水”。置いてあるペンでキャップに自分の目印を書き込めば再現ぶりもアップ。ここでもふらりと立ち寄ったキャストがキャップに目印を書込んでくれるサービスが。

衣裳展示

青学(せいがく)・不動峰・聖ルドルフ・山吹・氷帝・六角・立海・比嘉・四天宝寺、全9校のユニフォームが勢揃い。すべて実際に使用された衣裳で、素材やディテールなどもじっくり観察できた。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

クイズ景品引換所

入場時に配布される当日パンフはクイズ付き。回答を書き込み持参した人にもれなく開場限定の非売品グッズをプレゼント。

テニラビ部

会場限定の試遊機を使ったゲーム「新テニスの王子様Rising Beat」体験コーナー。プレイ後にはステッカーのプレゼント。

ヘアメイク

公演会場の楽屋を再現。原作コミック・DVD・救急箱なども普段稽古場に置かれている実物のもの。ここでの目玉はキャストによるキャラクターメイクの実践。大勢のギャラリーが見守る中でメイクをしていく姿はかなりレア。MC役のキャストと組んで、それぞれのメイクのコツやマメ知識、楽屋でのエピソードなど、裏話もたくさん飛び出した。メイクに関する質問を募る場面も。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

稽古部

こちらは稽古場をイメージ。壁のラケットや着到板は実際のモノをそのまま持ち込み。ここではミュージカルナンバー「Must Be Strong!」に合わせて、文化祭オリジナルの振りで身体を動かした。キャストの指導による歌と振りのおさらいを経て、見ている人たちみんなで総仕上げ。カロリーを使っての束の間の稽古場体験、かなりの盛り上がりだった。
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

メインステージ(時間ごとに異なる演し物を披露)

<放送部生放送>

台本の朗読、質問コーナーなど、回によって異なるテーマを立ててのじっくりトーク。キャストのみなさんが素の顔をのぞかせてくれた。

<ペテン師は誰だ!?>
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

喰わず嫌いを当てるゲーム。なかなか勝負がつかず、あっち向いてホイで決めるという裏技も飛び出した。

<カラオケ大会>

キャストが歌うテニミュソング。青木 瞭&井阪郁巳の「コイツを倒したい!」、竹ノ内大輔&中島拓人の「セッカチ」、北乃颯希&内海啓貴の「誰にも見えない糸」、江副貴紀&田口 司の「フォー・トゥー・フィフティーン」、北乃颯希&前田隆太朗&吉澤 翼の「3人でダブルス」など、本編では絶対に聴けない贅沢な取り合わせが次々登場した。コール&レスポンスも完璧。

<推しトーク>
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

自身が演じるキャラクターの好きなところや魅力を語り合うトークコーナー。愛ゆえに偏った目線、独自の切り口でキャラクターを褒めるキャストの発言に、客席からは「そうそう」という同意の声も多数。

<ものしり王決定戦>

MCがテニミュにまつわるクイズ10問を出題。「リョーマくんが飼っているネコの名前は?」「明日11月25日が誕生日のキャラクターは?」といった基本問題から、「大隅勇太くんの三時のおやつは?」「山﨑晶吾くんの子供のころの将来の夢は?」といった個人にまつわるコア問題までを、早挙手で競い合った。

テニミュキャストとJumping up! High touch!

お見送りポジションに配置されたキャストの手形。キャラクターの身長に合わせた位置にあり、実際に手を合わせることができた。タッチしたところを写真に収める人が続出し、公演のアンコールの熱を思い出す人も多かっただろう。

ミュージカル『テニスの王子様』は、2018年12月20日(木)から ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺 が開幕する。15周年を迎え、ますますパワーアップしていくテニミュに期待しよう。

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