小手伸也、怪演光る「原作ファンを裏切らないことが第一目標です」

ザテレビジョン

2018/12/5 08:00

現在放送中の織田裕二主演“月9”ドラマ「SUITS/スーツ」(毎週月曜夜9:00-9:54※最終話は夜9:00-10:09、フジテレビ系)。アメリカの大ヒットドラマ「SUITS」を原作に、勝利のためには手段を選ばないエリート弁護士・甲斐(織田)と、驚異の記憶力を持つ青年・大輔(中島裕翔)が、さまざまな訴訟を解決に導く姿を描く。

その中で、甲斐のライバル弁護士・蟹江役として、ひときわ異彩を放つ存在である小手伸也。“シンデレラおじさん”として世間の注目を集める彼に、ザテレビジョンがインタビューを実施! 作品に出演する思いや、知られざる素顔を明かす。

■ 蟹江役は本家よりアメリカンに

――「コンフィデンスマンJP」(2018年、フジテレビ系)以来、二度目の“月9”メインキャストですが、前回と比べていかがですか?

まず、湾岸スタジオに来るという行為に慣れました(笑)。僕は基本的に電車移動なんですが、最適なルートの定期券も買いましたし。あと楽屋で精神的にくつろげるようになったとか、社食の麻婆定食がうまいとか、入館がスムーズになったとか…これ完全に社員の感想ですね(笑)。

芝居の話でいえば、「コンフィデンスマンJP」の五十嵐役は、バックグラウンドを背負わないことで、謎が引き立つようにしていました。今回は、原作という偉大なお手本があるなかで、原作ファンを裏切らないことが第一目標という部分が大きく違ってますね。

――蟹江の動きや表情など、思わず引きつけられる演技ですね。

僕の演技がディズニーっぽいとか、バズ・ライトイヤーに似ているという声もありますね。アメリカナイズな演技をしているという印象を抱く方が多いようですが、それは原作の蟹江に当たるルイス役を演じるリック・ホフマンさんの癖や仕草から近付こうとアプローチしたからだと思います。ただ、単なるトレースではなく、あの大仰な動きは、蟹江が持つ劣等感や向上心、ライバル心の表れだという解釈も至り、実はせりふから手振りがワンテンポ遅れてたり、逆に過剰になってたりといろいろ細かく考えてはいるんです。なので、実は蟹江の方が本家ルイスよりもアメリカンで、デフォルメされたキャラに見えるかもしれませんね。

――日本版「SUITS/スーツ」として、蟹江のチャームポイントはどこだと思いますか?

両手を広げておどける、なんて日本人はしないじゃないですか? それをしてしまうところ。そうしないと自分を見せられない小心さ、その弱さこそ彼ならでは愛嬌なのかなと思います。あとは、時折出てくる英語ですね。あれ全部アドリブでお恥ずかしいんですけど(笑)。

■ 休憩中も織田裕二&中島裕翔と自由演技!

――主演の織田裕二さんとは、エキストラ時代に共演されていましたね。

名前を覚えるタイミングすらないエキストラだった僕と織田さんが、いまではライバルとして共演中。この巡り合わせに、自分自身が一番驚いています。当時、撮影の休み時間にサッカーで遊んでいただいて、「芸能人ってけっこうフランクなんだな」という印象でしたが、その印象が20年前から変わらないことにまず感動しました。現場の空気をすごく大事にされていて、役を離れると僕にも敬語で話してくださる。あとNGとか出してもちゃんと謝れる人なんですよ(笑)。僕のNGは盛大にちゃかしてきますが(笑)。

――他にも現場での様子はいかがですか?

織田さんとは、よく休憩室とかで自由演技をしていますね。2人で、誰も見ていないのに(笑)。甲斐と蟹江として、ああ言えばこう言うみたいな即興劇をして、楽しみながら役を深めています。一緒のシーンが無い日なんかは「なんだ、ないのか。つまんないな」と言っていただけたり。僕が刺激をいただくばかりでなく、僕自身も織田さんをくすぐる素材でありたいと思って芝居に臨んでいます。甲斐が蟹江を“カニ”呼ばわりするのも、織田さんのアドリブがきっかけで定着した部分が多いです。これ、成果と言えますかね?

――日頃のやり取りが作品にも反映されているんですね。中島裕翔さんの印象はいかがですか?

中島くんは、僕に対してすごく興味を持ってくださって、面白がってくださっています。たぶんあの人は、遠藤憲一さんとかバイプレイヤーのおじさんが好きみたい(笑)。

バイプレイヤーの脇から攻める演技に憧れがあるようで、「僕もああいうことがやれる人になりたい」「僕は脇でも輝ける俳優になりたい」と常におっしゃっています。だから、僕みたいな異質な存在に対する注目度が高いようで。ただ、僕をあんまり参考にしちゃいけないんじゃないかなって思いますけど(笑)。最近では、僕と織田さんの即興劇に中島くんも巻き込まれるようになりましたね。ある意味、将来有望です。

――最後に、視聴者へ向けて見どころをお願いします!

人間関係が見どころで、リーガルドラマにしては「なんでこんなに裁判しないの?」っていうくらい、示談や和解がメインの珍しいドラマです。最終回に向け、ますます加速する人間関係や各キャラクターの心情の動きなど、何度見ても新しい発見があるドラマだと思いますので、ぜひ最後までお見逃しなく!(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/171607/

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