【連載】『南沙良の 映画と小惑星ふたつぶんくらいの愛 いよいよ壁がなくなるぞー!のテンションで映画を観る』第1回 今月のテーマ:青

Movie Walker

2018/12/5 07:30

16歳の演技派、南沙良が「DVD&動画配信でーた」にて新連載「南沙良の 映画と小惑星ふたつぶんくらいの愛 いよいよ壁がなくなるぞー!のテンションで映画を観る」をスタート。毎回ぱっと思いついたテーマをもとに、編集部がセレクトした映画を鑑賞。ときに趣味や普段の生活などの話題に脱線しつつ、彼女の素顔が垣間見えるような内容になっている。記念すべき初回のテーマは、フェイバリット・カラーの“青”です。

■ てっきり目が青くなるくらい青だらけの映画かと思ったら…

――南さん発案のタイトル、長すぎませんか。

「テンションが上がった時に『いよいよ壁がなくなるぞ』って言いません? もしかして、うちの家族だけ?(笑)」

――映画はよく観るんですか。

「Amazon Pirme VideoとNetflix両方に入ってて、お休みの日は家でずーっと何か観てるんですよ。最近いちばん良かったのが『時計じかけのオレンジ』(71)。2回続けて観たら、結構トラウマに…」

――でしょうね…。映画館にも行くんですか。

「シネコンにはあまり行かないんですけど、神奈川県藤沢市の鵠沼海岸にある『シネコヤ』っていう映画館には、すっごくよく行きます。パン屋と一緒になってる映画館で、本もたくさん置いてあって、一日に何回も出入りできるんですよ。海が近いので、ヒマな時に海岸をお散歩したり。私、小さい頃から海やプールが大好きで。だから記念すべき第1回のテーマは『青』にしました。青がいちばん好きな色なんです」

――『ムーンライト』には「月明かりを浴びて走り回ってると黒人の子供が青く見える」というセリフが登場します。

「実は想像してた内容と違ったんです。てっきり目が青くなるくらい青だらけの映画なのかなと思ったら、そんなことなくて(笑)。でも画面に青が登場するのは重要なシーンですよね。シャノンが月の光に当たって青く見える時は、決まって彼の想いが変化してる。感情に乗せて青が使われる、とても綺麗な映画でした。いちばん記憶に残ってるのは、大人になったシャロンが親友ケヴィンのレストランで再会するシーンです。ケヴィンがジュークボックスで音楽をかけて、その歌詞でシャロンに自分の想いを伝える。わあ、すてき!って。ただ、最初に観た時にモヤっとしたので、もう1回観たんです」

――また2回(笑)。どうしてモヤっとしたんですか?

「シャロンって全く成長しないじゃないですか。それがモヤッというか、イラッというか(笑)。私、どこか期待してたんですよ。主人公が大きな問題を抱えているなら、きっと物語のなかで大きな変化が描かれるだろうと。でもシャロンは大人になっても依然として狭い世界に生きていて、そこから出ようという発想もないし、術も知らない」

――大人になったシャロンの見た目の変わりように驚く人は多いですけど、南さんは逆に「変わってない」と。

「はい。そして私にはシャロンが、わざわざ自分から苦労をかぶりに行ってるというか、自分から進んである種の典型的な“黒人”になろうとしているように見えたんです」

――監督によれば、シャロン役の俳優3人を起用した決め手は、3人とも「目が一緒」だったからだそうですよ。

「そうか、だから成長してないって思ったんだ!でも、最後の最後、ケヴィンの部屋で一緒にいるシャロンに、小さな変化は起きたかな。ここでシャロンに芽生えた小さな“光”を、彼がその後もずっと持ち続けられたらいいなと思いました。だから2回目はかなり余韻に浸れましたね。あ、そうだ。私、観た映画を引きずっちゃう人なんですよ。すごく重い内容だと一週間くらいズルズルと…」

――南さんの翌日の仕事に響かないよう、今後の作品セレクトは気を付けます(笑)。

■ 写真&ひとこと:ある日は玉ねぎ、ある日はハチミツ

「完全インドア派な私なので、休日は家で本を読んだり映画を観たりすることが多かったのですが、最近VRを手に入れてからは、ゲーム三昧の私です。多少の運動にもなると信じて。。ゲーム万歳~」(Movie Walker・取材・文/稲田豊史)

https://news.walkerplus.com/article/169100/

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