Apple、今年のアプリ/ゲーム、音楽・映画のおすすめ「Best of 2018」公開


アプリ/ゲーム、音楽、映画とテレビ番組、書籍、ポッドキャストなど、デジタルコンテンツで2018年のエンターテインメントを総括する「Best of 2018」をAppleが公開した。同社のストアや配信サービスの年間トップチャートを紹介すると共に、「2018年のベスト」と呼べるアプリや作品をAppleのエディターが集めており、2018年の話題やトレンドをチェックできるリストになっている。

○アプリのトレンドは"セルフケア"と"バトルロイヤル"

iPhone用とiPad用でそれぞれ無料アプリと有料アプリの2018年のトップチャートを公開しているが、その中で特に2018年を象徴するようなランキングになっているのがiPhone向け無料アプリ。トップ5は以下の通りだ。

YouTube
Instagram
Snapchat
Messenger
Facebook

ソーシャルメディアが変わらず強いが、厳しい1年を過ごしたFacebookは5位。対照的にビデオ配信サービスでありながらソーシャルメディアに対する競争力を強めているYouTubeがトップになった。iPad向け無料アプリでは、Netflix (2位)やAmazon Prime Video (5位)といったビデオ配信サービスが上位に食い込んでいるが、そちらでもYouTubeがトップである。

ベストアプリ (App of the Year)に選ばれたのは、iPhone向けが「Procreate Pocket」、iPad向けが「Froggipedia」。Procreate Pocketは、iPad向けの定番ペイントアプリの機能をiPhone版にとり入れた。Froggipediaは、カエルの独特なライフサイクルをAR技術を用いて学べるアプリだ。カエルを解剖・観察する機能も備えており、解剖にiPadではApple Pencil、iPhoneでは3D Touchを利用できる。

今年のベストiPhone App : Procreate Pocket
今年のベストiPhoneゲーム : Donut County
今年のベストiPad App : Froggipedia
今年のベストiPadゲーム : Gorogoa
今年のベストMac App : Pixelmator Pro
今年のベストMacゲーム : The Gardens Between
今年のベストApple TV App : Sweat
今年のベストApple TVゲーム : アルトのオデッセイ

今年のアプリケーションのトレンドとして「セルフケア」を挙げている。自分を健やかに改善していくために、定期的に深呼吸して気持ちを落ちつけたり、自分ための時間を優先的に確保するなど、様々な形でセルフケアに関心を持つ人が増えている。「Fabulous」「Shine」「Calm」「Joyable」など、セルフケアをサポートするようにデザインされたアプリは、習慣化のサポートや、ゲーム形式のプログラムによるエンターテインメント化などによって、セルフケアの取り組みを成功に導いてくれる。

今年のゲームトレンドに選ばれたのは「バトルロイヤル」。「PUBG」によってカテゴリーが確立され、そして「フォートナイト」が爆発的なヒット作になった。フォートナイトは「PUBG+マインクラフト」と表現されるように、バトルに加えて建造するクリエイティビティも問われる。他のプレイヤーの手法を研究するために「Twitch」や「YouTube」でゲーム実況を視聴する人が増え、そうしたゲームの楽しみ方の変化で2018年はeスポーツが一般的にも話題になり始めた年だった。
音楽ストリーミングの記録を次々に塗りかえたドレイク

今年のベストアーティストにはドレイクが選ばれた。アルバム「スコーピオン」がリリース初週に初の再生回数10億回超えを達成、Apple Musicの1日の再生回数記録を更新。BillboardのHot 100に、収録曲の7曲が同時にランクインした。

ベストアルバムは、ケイシー・マスグレイヴスの「ゴールデン・アワー」だ。伝統的なナッシュビルサウンドに現代的なポップをブレンドしてファンを驚かせたが、不安や希望を綴った歌詞世界が変わらず多くのファンの心をつかんだ。ベストソングは、カーディ・BとJ. バルヴィン、バッド・バニーのコラボ曲「I Like It」。ブレイクスルー・アーティストには、音楽のメインストリームとなったヒップホップで「Lucid Dreams」が大ブレイクを果たしたジュース・ワールドが選ばれた。

Apple Musicでは、世界中のAppleのエディターが選んだ100曲から成る「Best of 2018」のプレイリストの提供が始まった。
年末・年始に観ておきたい映画のおすすめ10作品

ベスト映画とベストTV番組にはそれぞれ10作品ずつを挙げており、中でも今年一番のおすすめとして、米国で社会現象を巻き起こした「ブラックパンサー」と、スパイドラマに新風吹き込んだ「Killing Eve」を挙げている。ポップカルチャーの話題として取り上げられただけではなく、「Won’t You Be My Neighbor」や「Pose」のような作品と同様に批評家にも称賛され、世界中に熱心なファンを広げた。

日本のストアのおすすめ10作品は以下の通り。

スリービルボード
ミッション:インポッシブル フォールアウト
シェイプ・オブ・ウォーター
カメラを止めるな!
ブラックパンサー
君の名前で僕を呼んで
クレイジー・リッチ!
インクレディブル・ファミリー
クワイエット・プレイス
レディ・バード

書籍については、フィクション、ミステリー、SF、マンガ、そして話題のデビュー作品まで、幅広く8作品を紹介している。

今年のベストマンガ:新九郎、奔る!(1)
今年のベストフィクション : ギケイキ2
今年のベストミステリー : 翼竜館の宝石商人
今年のベストサイエンスフィクション : 零號琴
今年のベスト海外小説 : ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ
今年のベストノンフィクション:ホモデウス
今年のベスト小説デビュー作:藻屑蟹
今年のベストマンガデビュー作:呪術廻戦1

ベストPodcastには、「飯田浩司のOK! Cozy up!」「バイリンガルニュース」「ザ・ボイス そこまで言うか!」「NHKラジオニュース」といったニュースを扱う番組、「未来授業」「Hapa英会話 Podcast」などエデュケーション、「大竹まこと ゴールデンラジオ!オープニング」「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」などが選ばれた。

米国ではAlex Jones氏のコンテンツをきっかけにポッドキャストにもフェイクニュースの問題が広がったが、この1年をふり返るとNew York Timesの「The Daily」 や Crooked Mediaの「The Wilderness」など、ニュース・政治ジャンルの番組が大きく成長したという。

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