「贈る言葉」で…赤木春恵さん お別れに500人 角野卓造号泣「ママがいてくれるからちゃんとできた」

 先月29日に心不全のため94歳で死去した女優赤木春恵(あかぎ・はるえ、本名小田章子=おだ・あやこ)さんの葬儀・告別式が4日、東京都杉並区の築地本願寺和田堀廟所で営まれた。約500人が参列した。代表作のドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で息子役を演じた角野卓造(70)ら、渡鬼ファミリーが別れを惜しんだ。

 出棺時、赤木さんが校長役を務めたドラマ「3年B組金八先生」の主題歌「贈る言葉」が流れた。角野は号泣し、棺を乗せた車に「赤木!」と小さく声をかけた。「1年間放送のドラマを10年間。舞台もやりました。ママの楽屋でご飯を食べさせてもらって、本当の母親のようでした」としのんだ。

 セリフが長い渡鬼の現場は、和気あいあいといった空気は皆無。その真ん中に赤木さんがいると、気持ちが和らいだ。「ママが“やらなくちゃ!”と言って、みんなが後ろについてスタジオに行くんです。ママがいてくれるから一家がちゃんとできた」と感謝した。

 長山藍子(77)も「寂しいって言葉で表せない。本当につらい」と神妙な面持ち。また、脚本の橋田寿賀子さん(93)の弔辞をプロデューサーの石井ふく子さん(92)が代読。「私のホームドラマになくてはならない存在でした」としのんだ。棺には孫からの手紙や写真、森光子さんとおそろいの楽屋着などが納められた。

 ▼主な参列者 石井ふく子、沢田亜矢子、植草克秀、小林綾子、川崎麻世、大空真弓、長山藍子、太川陽介、藤田朋子、角野卓造、東てる美、森田順平、石黒賢、中村玉緒(敬称略、順不同)

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