死んだと聞かされていた父親と26年ぶりに再会した娘(米)<動画あり>

離れた場所に暮らす父親の死を知らされた後、何の疑問も持たず過ごしてきた女性。しかし母親の死をきっかけに調べたところ、父親が生存していることがわかった。このほどアメリカで、26年ぶりに父と娘が涙の再会を果たしたことが『Inside Edition』『News Channel 5』などで伝えられた。

ロニー・ルドルフさん(72歳)は妻と別れた後にイリノイ州へ移り住み、その後テネシー州へ引っ越した。ロニーさんの娘ジャニーさんは、父親がテネシー州レバノンのコンクリート工場で働くようになった時にも勤務先に電話をして父親と連絡を取り合っていた。

しかし26年前のある日、ジャニーさんが工場に電話をするとロニーさんは心臓発作で亡くなったと告げられた。当時のジャニーさんは、その言葉を疑うことなく受け入れたという。

「父が死んだと聞かされて信じたので、それが真実かどうか調査しようとは思いませんでした。私も引っ越しをしたり結婚して家庭を持つようになったりして経済的に余裕もなく、父のことに関しては何をどうすることもできなかったのです。」

ジャニーさんからロニーさんの死を知らされた身内の誰もが、その死について疑うことなく事実として受け入れた。しかし4か月前に母親を亡くしたジャニーさんは、ロニーさんの死に対して初めて疑問を抱いた。父親の死亡証明書を探したが、全く見つからなかったのである。「もしかして、父はまだどこかで生きているのでは」―そう思ったジャニーさんは、自身の娘の協力を得て父親を探すことにした。そしてロニーさんがレバノンで生きていることを知り、大きなショックを受けた。

「信じられないという思いで、とにかくショックでした。夢のようにも思えました。」

父親の生存を知った2週間後、ジャニーさんはロニーさんに連絡をした。ロニーさんはテネシー州レバノンで親しい友人と暮らしており、疎遠になってしまった家族については「もう誰も自分とは関わりたくないのだろう」と思っていたそうだ。父親の死を知らされ信じてしまったものの、ジャニーさんの心の中には常にロニーさんの存在があった。生きていると知れば会いたい。そこでジャニーさんはロニーさんの姉ジャニータ・エリオットさん(84歳)や身内を連れて、ジョージア州やケンタッキー州からロニーさんの暮らすテネシー州へと向かった。

ジャニータさん曰く、ロニーさんとは1992年にケンタッキー州パドゥーカで執り行われた父親の葬儀の日以来、顔を合わせていないという。弟の生存を知ったジャニータさんは「みなそれぞれ結婚したりして別の場所へ移り住んでいくうちに疎遠になってしまったの。弟の勤務先の電話番号を失くしてしまってからは連絡が取れずにいたのだけれど、弟が生きているとわかってとても嬉しい」と涙ながらに語った。

11月23日、ロニーさんは実に26年ぶりに娘のジャニーさんと再会した。父親に会えたジャニーさんは、会う前から感極まり涙を堪えきれない様子だったが、実際に顔を合わせると号泣し、父親をしっかりとハグ。ロニーさんは、心臓発作ではなく脳梗塞を2回患ったようで現在は会話が少し困難なようだ。しかし「I love you.」という言葉がジャニーさんの口から伝えられると、ロニーさんも「I love you, too.」と返した。さらに、自分に4人の孫と9人のひ孫がいることを知ったロニーさんは、今回彼ら数人とも初めて顔を合わせることができ、しばしの間父娘を含む家族はその感動的な再会を喜んだ。

26年前、ロニーさんの勤務先がなぜロニーさんの死を伝えたかということについては、未だ不明のままだそうだ。「真相を調べようとしたが結局わからなかった」とジャニーさんは話している。

このニュースを知った人からは、「ジャニーさんのお母さんが生きていれば、お母さんもきっとショックを受けただろうね」「お姉さんも弟の電話番号失くしたのなら、その先も居場所を確認しようとするはずでしょう。もともとあまり連絡もしていない身内で、疎遠になってしまったという感じなんだろうね。ロニーさんもジャニーさんに会いに行かなかったみたいだし。なんだか悲しい」「父親が死んだと聞かされたら葬儀をするものだけど、娘は葬儀にも行かなかったってことよね。それもおかしいと思う」「勤務先がなんで死んだと伝えたのかが知りたい」「普通に喜べない事情が背景にある気がする」といった疑問と困惑の声があがっている。

画像は『News Channel 5 2018年11月28日付「Family reunites with man thought to be dead 26 years ago」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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