ナイジェリア大統領「私はクローンではない」死亡説を笑いで一蹴

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Image: Getty Images

バッチリ生きてる本人だそうです。

死亡&クローン説が囁かれるナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領。残念ながら彼はクローンではないのだそうです。少なくとも、ご本人はクローンではないと言っています。

彼は日曜日、Facebookにて「死亡したのち、秘密裏に替え玉に入れ替わった」という噂を否定する投稿を行ないました。でもこれ、クローンだったら教科書通りにやりそうなことじゃないですかねぇ?

噂の出処


この奇妙なクローン説は、ナイジェリア南部で活動し、ビアフラ独立を主張するイボ族の政治団体IPOB(Indigenous People of Biafra)が広めたようです。

噂の詳細は、「75歳のブハリ大統領が非公開の健康問題で苦しんでおり、ロンドンで治療法を探しているときに死亡。そしてスーダンのブブリルという人物に入れ替わった」という荒唐無稽かつインチキ臭いもの。

大統領は本当に治療のため休暇を取っていたので、その間にフェイク・ニュースを広めるチャンスをIPOBに与えてしまった…というわけなのです。

陰謀論を笑いながら一蹴


こちらの動画が、Facebookに投稿されたクローン説否定の様子です。



「私がクローンだといわれているようですが…」のところで爆笑が。

ポーランドにいるナイジェリア人との会合にて、その相手から噂の真意を尋ねられたとのことです。「噂は大統領に死んで欲しいと思っている連中が広めたものだ」とのことですが、「私は本物だと保証します。今月後半には76歳の誕生日をお祝います。そして私はまだ強くなりますよ!」という言葉で締めています。終始和やかな記者会見でしたね。

昔から大統領の替え玉は、1993年の映画『デーヴ』や、1932年の『The Phantom President』などのコメディーとして扱われてきた歴史があるので、思わず笑いを誘ってしまうんですね。

大統領になるまで


ブハリ氏は1983年12月、軍事指導者として民主的に選出されたシェフ・シャガリ大統領を追い出し、国の指導者になりました。その後1985年にクーデターで転覆させられ、1988年に解放されるまで刑務所に入れられます。そして2000年から政治活動を再開し、大統領選に挑戦。2015年にやっと大統領に就任し、現在は自らを「転換された民主党」と呼んでいます。

ブハリ氏は2月に再選を控え、自らの党内を含むあらゆる面からの厳しい競争に直面しています。ですが彼は生きており、たぶんクローンに交代してもいないようです。

トランプに悪口をいわれる


ブハリ氏が4月にホワイトハウスでトランプ大統領と会ったとき、トランプは彼の副官に「ブハリは死人のようだ」と話しました。この会話は米国内ではほとんど伝えられなかったものの、トランプがアフリカ諸国を「シット・ホール(クソの穴、便所、汚い酷い場所)」と呼んだあと、併せて世界には広まることとなりました。


せっかくなので、この一連の出来事をナイジェリア版の『デーヴ』としてリメイクしてみたらどうでしょうね? トランプ発言も織り込んだら、なかなかのコメディーになるかもしれませんよ?

Source: Facebook, Bloomberg, COUNCIL on FOREIGN RELATIONS

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