【米ビルボード・ソング・チャート】トラヴィス・スコット遂に首位に、アリアナは2位へランクダウン

Billboard JAPAN

2018/12/4 16:00



トラヴィス・スコットが「シッコ・モード」で自身初のNo.1獲得を果たした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

初登場から3週の1位をキープしたアリアナ・グランデの「サンキュー、ネクスト」を破り、登場17週目で首位に到達した「シッコ・モード」。同チャートでの首位獲得は意外にも初めてで、これまでの最高位は今年の10月12日にリリースした、コダック・ブラック名義のシングル「ZEZE feat.トラヴィス・スコット&オフセット」と同曲が獲得した2位だった。なお、その「ZEZE」もミュージック・ビデオのリリース効果で、先週の10位から7位に再浮上している。

今週ポイントが上昇したのは、スクリレックスによるリミックスが11月28日にリリースされたため。24,000ダウンロードを記録し、デジタル・セールス・チャートでは先週の6位から2位に上昇。<Sales Gainer>にも輝いている。ストリーミング・チャートでは4位から2位に上昇(週間3,720万視聴)、エアプレイ・チャートでは、先週に続き8位をキープしている(週間6,510万回)。

この曲には、ドレイクのボーカルが起用されているが、フィーチャリング・アーティストのクレジットはされていないため、ドレイクの記録には影響しない。また、リミックスを手掛けたスクリレックスも同様に、彼の記録としては更新されない。「シッコ・モード」のヒットにより、収録アルバム『アストロワールド』も、先週の7位から1位に返り咲きの首位獲得(通算3週目)を果たした。この曲のヒットに加え、アルバムのデジタル・ダウンロードが付属された公式ウェブサイトでの新商品発売も、売上に貢献している。

2位にダウンしたアリアナ・グランデの「サンキュー、ネクスト」だが、次週は再び1位に返り咲くと予想されている。というのも、11月30日に公開されたミュージック・ビデオの再生回数が、凄まじい記録を打ち出しているからだ。公開24時間の最多再生回数を記録していたBTS (防弾少年団)の「IDOL」(4,590万回)を上回る5,000万回を突破し、2日間で8,000万回、1週間経たずして1億回を突破する勢いをみせている。

「サンキュー、ネクスト」が次週トップに復帰することは間違いなさそうで、今後も上位をキープするだろう。なお、今週も「シッコ・モード」を上回る週間4,250万視聴を記録し、ストリーミング・チャートでは4週連続の首位をキープした。もう1つの新曲「ブリージン」も、各ポイントを上昇させ13位を維持している。

ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートで11週連続のNo.1をマークした、マシュメロ&バスティルの「ハピアー」は、今週も3位をキープしているが、4位にランクインしているホールジーの「ウィズアウト・ミー」にその座を奪われる可能性が高い。12月2日に米ABCに放送された【ヴィクトリアズ・シークレット・ファッション・ショー2018】に出演し、この曲をパフォーマンスしたホールジー。反響も大きく、首位をキープしたセールス・チャートのみならず、ストリーミングやエアプレイも伸びている。実現すれば、自身のシングルとしては初のTOP3入りとなる。

こちらも記録更新となった、パニック!アット・ザ・ディスコの「ハイ・ホープス」は、先週の6位から5位に浮上し、自身初のTOP5入りを果たした。エアプレイ・チャートでは先週に続き2週目の1位をキープし、オルタナティブ・ソング・チャートでは4週目、ロック・ソング・チャートでは5週目の首位に輝いた。ミュージック・ビデオの再生回数は6,600万回を突破し、ストリーミングも好調。まだ最高位更新が期待できる。マルーン5やイマジン・ドラゴンズにように、ジャンルをクロスオーバーしたバンドではなく、純粋なロック・バンドとしてのTOP5ヒットはここ最近では珍しい。

そのマルーン5の「ガールズ・ライク・ユーfeat.カーディ・B」は、今週9位までダウンしたが、TOP10入りは26週目に到達し、歴代12曲目のロング・ヒットとなった。なお、今年通算11週のNo.1をキープしたドレイクの「ゴッズ・プラン」も、同26週を記録している。昨年の年間チャートを制したエド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」は、それらを上回る33週の記録を達成した。

TOP10以下では、43位にワム!の「ラスト・クリスマス」、39位にナット・キング・コールの「ザ・クリスマス・ソング」、33位にボビー・ヘルムズの「ジングル・ベル・ロック」、21位にアンディ・ウィリアムスの「モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ザ・イヤー」がリエントリーを果たすなど、クリスマス・ソングが続々とランクイン。中でも、先週29位に再デビューしたマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」は、一気に順位を上げ14位までランクアップしている。週間2,200万視聴を記録した同曲は、今週< Streaming Gainer>にも輝いていて、クリスマス本番までに各ポイントが上昇し続ければ、最高位となる9位を上回る記録更新も期待できるかもしれない。

Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、12月7日以降掲載予定となります。

◎【Hot100】トップ10
1位「シッコ・モード」トラヴィス・スコット
2位「サンキュー、ネクスト」アリアナ・グランデ
3位「ハピアー」マシュメロ&バスティル
4位「ウィズアウト・ミー」ホールジー
5位「ハイ・ホープス」パニック!アット・ザ・ディスコ
6位「モー・バンバ」シェック・ウェス
7位「ZEZE」コダック・ブラックfeat.オフセット&トラヴィス・スコット
8位「ドリップ・トゥー・ハード」リル・ベイビー&ガンナ
9位「ガールズ・ライク・ユー」マルーン5 feat.カーディ・B
10位「ルーシッド・ドリームズ」ジュース・ワールド

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