30女の汚化粧スペースは「高級ゴミの山」!? “理想が迷子”な汚女子に片付け方を伝授!


 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!


【煩悩003-13】理想の見えない「メイクスペース」が、”女優仕様”に変身!(Eさん・32歳)


 ひきつづき、第3回目のクライアント・東京都世田谷区の2DKに住むEさん(32歳)のお部屋です。

前回は、洋服をたたまなくてすむクローゼットを作りました。今回は、女優気分になれる「メイクスペース」に変えていきます!

写真は、Eさんが毎朝メイクをするコーナー。官能的な香りを放つナルシソ・ロドリゲスの香水瓶と、ピンナップグラビアが素敵です。この手彫りのローチェストは、彼女が選んだお気に入りの家具だそう。

よく見れば良いモノばかりなのに、埋もれてしまっています。

片付けのファーストステップは「理想の暮らし」をリアルに考えること。次に「不満に思うこと」「苦手なこと」なども追求していきます。そして「この場所で何をするか」を考えることも重要です。

Eさんの願う「理想の暮らし」とはどんなものでしょうか。片付けながら考えていきましょう。

天井ライトだけでは明るさが足りなかったので、IKEAのHEMMAテーブルランプベース(500円/税込)を用意しました。フローリングに座ってメイクをするのにお尻が痛かったので、IKEAのアルムティエルン バスマット(999円/税込)も敷きました。フワフワの座り心地だし、洗濯も簡単です。

右側には、ゴミ箱をスタンバイ。これで、紙ゴミの山ともサヨナラできます。左側には電源スイッチがあったので、ドライヤーも使えるようになりました。メイクタイムの行動を考えて、モノの配置をレイアウトしました。

片付けたら「理想の暮らし」が見えてきた!


 天板が無いため、手彫りの凹面に化粧粉が詰まっていた”汚ローチェスト”も、IKEAのKALLAXガラス製棚板・2枚(1,000円/税込)で解決できました。

不満点が解消したら、次は「継続できるマインド」を整えます。

美しく蘇ったローチェストに、お好みのミラー(※)を置いてドレスアップはいかが? 毎日使うスキンケアアイテムやコットンは、深さのある容器(筆者私物)に入れて手元にスタンバイです。こんな雰囲気なら、メイクタイムのテンションも上がるはず。※=写真はIKEAのEKNEミラー(1,999円/税込/筆者私物)

Eさんの理想は、「色気のあるメイクスペース」でした。自分好みのインテリアなら、キレイをキープしたい意欲が増します。

とはいえ、せっかく手放したのに「モノを買い溜める」では本末転倒なので、くれぐれも慎重に、必要範囲のモノまでと考えてください。

天板の上の「スッキリ」をキープするためには、出しっぱなしを避けることです。

続いて、引き出し収納のポイントも説明していきます。

ローチェストには、深めの引き出しが2つありました。引き出しの中も、グループ分け収納に仕切り「モノの住所」を作ります。

左側には、Eさん私物の空き箱を使って、使用頻度の低いアイテムを収納しました。ヘアケアアイテム、コンタクト用品、スポンジやコットンのストックなどです。

【テクニック】「透明な箱」を上に重ねる!


 右側の引き出しには、ダイソーのシューズケース(100円/税抜)を2つ用意しました。深めの引き出しには、靴の空き箱が収まりやすいです。

空間を区切ったら、さらに小分けしていきます。ワンボックスにワングループが理想的です。

もうひとつのポイントは、深い引き出しの中に「モノを埋もれさせない」ことです。

引き出しを開けたら「上から見て、見渡せるか」を考えること。透明の小箱を上に重ねて使うなどして、深さを有効活用するのがオススメです。

【テクニック】散らばるアクセサリーの「100円収納」


 ベッドルームを整える前は、スキンケア用品やヘアケアアイテムがあちこちに散らばっていました。香水を纏う、アクセサリーを付けるなどの行為も、部屋の中で場所がバラバラです。

とりあえず、「空いている場所に置く」を繰り返していたので、散らかり続ける仕組みになっていました。「モノの住所」を用意しないと、大切なモノも行方不明になります。

よく使うアクセサリーは、フラットな空き箱やトレーに並べます。あまり使わないモノは、100円ショップのパーツボックス(100円/税抜)にペア保管を。これで、アクセサリー迷子の心配はありません。

改めて、メイクスペースのビフォーアフターをご覧ください。

片付ける前は、出しっぱなしが目立ちますね。不要な安物が溢れているわけではないのですが……。

不要なモノを排除した部屋は、意識がちらばりません。目的にまっすぐ集中できるようになりました。

シンプルライフは、「出す→戻す」が簡単になります。「部屋からあふれるモノ」も目立つようになるので、「新調する→手放す」も活性化します。お金や幸福が巡る秘訣と同じ理屈なので、開運に繋がります。

年末に向けて変わりたい方は、シンプルライフを作るための”片付け”にぜひチャレンジしてみてください。

次回は、ベッドルームのビフォーアフター総集編です。

――「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」は毎週月曜更新です。次回をお楽しみに!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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●Eさんのお部屋・バックナンバーはこちら

<リビング編>

【3-001】“多すぎる欲望”に埋もれた30女の汚部屋
【3-002】「捨てられない!」で溢れた30女リビング
【3-003】封印されし「ミニクローゼット」を断捨離
【3-004】ネットワークビジネスの「不良在庫」を断捨離!

<キッチン編>

【3-005】「腐ったザクロ」と「モノ」に溢れる汚キッチンを清掃!
【3-006】“無料”と“流行”に汚染された30女の汚台所
【3-007】30女キッチンの「吊り戸棚」を800円で整理
【3-008】レシートまみれの「キッチンカウンター」
【3-009】ゴミに埋まる「キッチンテーブル塚」
【3-010】動画で見る「汚DK」ビフォーアフター!

<ベッドルーム編>

【3-011】動線最悪の「汚ベッド」を配置換え!
【3-012】ハンガーは「40本」あればいい!?



<片付けに悩む[30代・ひとり暮らしの女性]を大募集>

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