小栗旬が文豪・太宰治に!「人間失格」の誕生秘話と“究極の恋”を描く

ザテレビジョン

2018/12/3 21:13

とっぴな言動と奔放な私生活で、文壇から煙たがれていたものの、ベストセラー作品を連発した天才作家・太宰治。

そんな太宰が愛人と共に入水自殺する直前に発表し、遺作となった「人間失格」が、事実を基にしたフィクションとしては初めて映画化されることが判明し、小栗旬が主演を務めることが分かった。

本作は、日本文学史上最高の傑作にして、累計1200万部以上を売り上げ、現在もなお単一書籍として歴代ベストセラーランキングのトップを争う“世界で最も売れている日本の小説”。

その傑作の誕生秘話を、太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実を基にしたフィクションとして描かれる。

正妻と2人の愛人と並行して関係を持ちながら、自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と入水自殺した太宰。

この文学界のスターのスキャンダルは、当時、世間の注目を浴びたが、その裏に隠された彼の“本当の人生”と、彼を巡る“3人の女との恋と愛”の物語は、誰にも知られていない。

彼が何と戦い、誰を愛していたのか? その真実が描かれる。

酒と恋に溺れるダメ男でありながら、人気と才能で女を引きつけてやまない魅力を放つ天才作家・太宰治を演じるのは、幾多の個性的なキャラクターを見事に演じ分け、その存在感と確かな演技力で不動の地位を築く小栗。

松竹の池田史嗣プロデューサーは「(小栗に)求めたのは“演じる”だけでなく、ご自身を投影して役を“生きて”もらうこと。小栗さんは万全の役作りと大幅な減量を経て今、どうしようもなく純粋で、色気があって、残酷なまでに魅力的な男として生きてくれてます」と語る。

監督は、2020年東京オリンピック委員会理事の他、日本を代表するトップクリエーターであり、世界屈指の写真家である蜷川実花。

映画監督としては「さくらん」「へルタースケルター」、そして2019年には「Dinerダイナー」の公開が控えている。

監督4作目となる本作では、膨大なリサーチを経て、太宰治の恋と生涯をサスペンスフルに、エロティックに、蜷川監督ならではの新解釈と圧倒的なビジュアルで描き出す。

ちなみに、蜷川監督と小栗がタッグを組むのは初めて。池田Pは「(蜷川監督は)時にお父様である故・蜷川幸雄さんが憑依したのではないか、と感じることがあります。とんでもない映画ができそうな気がしています」と自信を語っている。

撮影中の本作は、12月中旬にクランクアップし、公開は2019年の予定となっている。

■ 蜷川監督「魂を賭けた芝居に毎日震えている」

太宰治本人の物語を作りたい。そう思いついたときからこの役をできるのは絶対に小栗旬しかいないと思っていました。

スターである彼にしか見ることのできない景色、トップを走り続けているからこそ抱える孤独、誰もまだ見たことのない小栗旬。連日の撮影で鳥肌が立つことが何度もありました。

魂を賭けた芝居に毎日震えています。これをやるための今までの人生だね、と2人で話しています。

■ 小栗旬「最高の孤独とはどこに存在しているのか」

お話を頂いたのはずいぶん前のことだったと認識しております。悩みました。この文豪を自分を通して産み出すことができるのだろうか。

自分がこの人生を生きることはできるのだろうか。しかし、監督から僕でなければ、というお言葉を頂き、脚本に魅了され、決断いたしました。

今はただただ、最高の孤独とは一体どこに存在しているのか。手に入るものなのか。そんなことを日々感じながら、一歩一歩、太宰に寄り添いながら過ごしております。

私という人間から見えてくる太宰治という凄絶(せいぜつ)な人生を駆け抜けた一人の文豪の足跡が皆様の心に刻まれることを祈り、作り上げていければと思っております。お楽しみに。(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/171408/

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