福山&バカリ“朝ドラ”、主題歌・脚本が「ものすごくリンク」の理由


歌手・俳優の福山雅治が企画・プロデュースと主題歌を、バカリズムが脚本を担当する日本テレビ系の“朝ドラマ”『生田家の朝』(『ZIP!』内 毎週月~金曜7:50頃 ※全13回)の制作発表会見が2日、東京・麹町の同局スタジオで行われ、小田玲奈プロデューサーが、このプロジェクトの成立経緯を明かした。

発端は、日テレが開局65周年を迎えるにあたり、「『なにか面白いことをやりましょう』くらいのざっくりとしたお話を福山さんにしたことから始まりまして、『だったらドラマですかねぇ』『朝ドラマやりますか!』みたいな感じで番組が成り立ったんです」(小田氏)。その過程も、不定期放送で番組化(『ご参考までに。』)し、福山が以前から信頼しているバカリズムに脚本を依頼することが決まったが、小田氏はその座組が決まってからの参加となり、「これはもう間違いないなと思って飛び込んだ次第です」と振り返った。

福山は「業界の中で『なんか面白いことやりましょうよ』と言われるのはよくあるんですけど、編成まで動くような大掛かりなプロジェクトになるとは想像していませんでした」と、あらためて驚き。これに対し、バカリズムは「もともと福山さんとは『何か一緒にやりたいですね』という話をしてて、そういう話は本当によくあるんですけど、本当に(オファーが)来たから、『社交辞令とかない人なんだ』と思って、うれしかったですね」と、福山の行動力に感服していた。

通常、ドラマの主題歌は、ある程度ドラマのプロットができ上がった段階で依頼することが多いが、今作は脚本と同時進行で制作しているのが大きな特徴で、小田氏は「この朝ドラは、バラエティチームが中心になって考えたということもあって、わりと自由な発想で進行していきました。だから、ものすごく主題歌と脚本がリンクしているという不思議なことが起きています」とアピール。

福山が制作を手がけ、歌う主題歌「いってらっしゃい」をBGMに、ドラマのダイジェスト映像が会場に流れると、主演のユースケ・サンタマリアは「いいですね!」、バカリズムは「完全に歌詞がハマってて、すごく心地が良いですね」と感想を述べた。

そのユースケは「やったことのないことを一番にやるのが好き」だといい、撮影について「CM入らずに一発で7分間。覚悟はしてたけど、たかが7分、されど7分ですよ。やっぱ長いよね。それを短期間で撮ったわけですけど、ほとんど同じリビングが舞台で、99%(家族役の)4人しか出てきませんから、なかなかやったことのない経験」と、主題歌の制作と同様に斬新なスタイルだったことを回想。

ユースケの妻役を演じる尾野真千子は「はじめ、“朝ドラ”って言うから(NHKに)ケンカ売ってんのかな?ってすごく不安だったんですけど、バカリさんの台本見て面白いし、童話みたいなので、誰もがウフッてなる感じに想像できた」と、不安を払拭できたことを話した。

そんな2人の演技を見て、福山は「ユースケさんと尾野さんは、お芝居の経験がたくさんありますから、その経験値の確かさと、ブレなさが、(子ども役の関谷瑠紀、鳥越壮真の)お子さん2人のフレッシュさに少し揺さぶられてるのかなというのが垣間見えて、それがやっぱり面白いんですよね」と気づいたそう。「そうやって揺さぶられて、壊されて、それから戻そうとしてる感じがの2人の芝居も新鮮ですし、お子さん2人は大先輩についていこうとしてる感じが素敵ですし、その土台を支える圧倒的に面白い脚本があって、すごい幸せだなと思いました」と、しみじみ語っていた。

このドラマは、“どこにでもいるフツーの家族”の朝を舞台に、日常に起こる小さな事件や幸せを描くもの。サラリーマン・生田浩介でユースケ、その妻・早苗役で尾野、中1の娘・美菜役で関谷、小1の息子・悟役で鳥越が出演する。

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