【M-1優勝会見全文】史上最年少王者・霜降り明星インタビュー「僕らの世代を作っていきたい」

ザテレビジョン

2018/12/3 01:17

12月2日に開催された「M-1グランプリ2018」で霜降り明星が優勝。14代目チャンピオンに輝いた。今年は4640組がエントリー。激戦の決勝を勝ち抜いて見事頂点に輝いた霜降り明星の2人が放送後の会見で喜びを語った。コンビ結成5年目、平成生まれのコンビが平成最後のM-1グランプリを制した。以下、会見全文。

■ 優勝した率直な感想は?

せいや「相方は楽屋で泣いてたんですけど、莫大な結果過ぎて受け入れてないんですよ。全く泣いてないんですよ、何が起こったのか分からなくて。今もこれ全部ドッキリでしたって言われても受け入れられるくらい夢見てるみたいです。何のことか分かってないです。いつかは実感湧くんやろうなって感じです」

粗品「僕も同じくあんまり実感がないかなぁ。でも、嬉しいですね。結果発表から今まで、たまにせいやと二人きりになるタイミングがあったんですけど、その時が一番嬉しかったですね。相方ともっと噛みしめたいところですね」

■ 最終決戦で4票とった瞬間はどんなお気持ちでしたか?

せいや「優勝しておいて名前を挙げるのはおこがましいですけど、やっぱり和牛さんもジャルジャルさんももちろんすごいですし、僕らはちょっと若いからやめとこって思われるんちゃうかなって思ったんですよ。ジャルジャルさんはラストイヤー、和牛さんは何年もの積み重ねがあるじゃないですか。で、僕粗品に言ったんですよ、これは和牛さんかもなって。そう思っていたら4票入ったのでびっくりしました。まさか優勝だとは思ってなかったです」

■ 1本目をトップ通過されたときはどんな気持ちでしたか?

粗品「一位目指してやってたんですけど、ホンマに一位なるとはという感じで。めちゃくちゃ嬉しかったです。実ったというか、一生懸命二人で頑張ってネタ作ってきたのが認められた、信じてたM-1が答えてくれたっていうのが非常にうれしかったです」

■ 史上最年少での優勝となった心境は?

粗品「やっぱり嬉しいですね。お笑い界の高齢化がどうとか言われている中で、自分たちみたいな20代のコンビが優勝できたのはとても気持ちがよかったです。やっぱり年上の方を倒さないといけないなと思っていたので、最年少がどうというよりは、みなさんに勝てたのが嬉しいかなと思います」

せいや「26歳でM-1チャンピオンになれるとは夢にも思ってなかったので、びっくりしているのと、やっぱり近年ベテランの方が面白いなっていう感じになっていると思うんですよね。でも、新しい若い力も『まだ荒いけどおもろいんやぞ』っていうのを見せていけたらいいですね。僕らの世代と言われるように。霜降り明星から始まったって言われるように次の世代を作っていきたいですね」

■ お2人にとってM-1とは?

せいや「シンプルですけど、子供のころからの夢です。M-1を見て僕らの世代はみんなお笑いを志したので。チキンを食べてM-1を家で見るっていうのがクリスマスの過ごし方だったので。好きすぎて優勝しました! だからM-1は“好きすぎるやつ”ですね。一番好き」

粗品「夢であり、青春という言葉が似合う大会なのかなって思います。僕ら25、26で、40代の方も出られている中でみんながキャッキャいうて、ネタ仕上げて、ケンカして、敗退したら泣いてっていうのが詰まっていて、青春感がすごいなって思いながら挑戦させていただいて、優勝できたので、本当によかったです」

■ 今年3月、お2人ともR-1の決勝に出られました。今回のネタは、それぞれのピンネタの融合にも見えたのですが、いかがですか?

粗品「僕たちからすると先に漫才があって、うだつが上がってなくて、R-1に分岐したものが出たっていう感覚ですね。漫才があっての一人芸かなって思ってます」

せいや「母体は漫才でたまたまサブミサイルなのが、R-1で先に行ってもうたという感じで。僕らからしたら『先にM-1やろ』って気持ちでピンネタをやっていました。R-1では『せっせっせいや』っていうリズムネタをやったんですけど、本当に松本(人志)さんにはすべってたって言われて(笑)。今日やっと『松本さんこれなんですよ』っていう。嬉しかったです。R-1もありがたかったですけど、僕はピン芸人ではないので、霜降り明星の漫才をこの世の中に見てほしかったんで、やっと夢が叶いました」

■ お互いがピン芸で積み重ねたものも漫才に生きてきたんでしょうか?

せいや「各々でも笑いがとれるっていうコンビは我ながら珍しいと思うというか、自分たちでも誇りに思っているので、確かにおっしゃる通り個々での力が合わさって大きな力になったんだなって思います」

■ 去年、「絶対に決勝に行くぞ」と意気込まれていて残念ながら敗退されましたが、今年決勝に来られたのは自分たちでは何が違っていたと思いますか?

せいや「周りから『お前らめちゃくちゃまだ先あるのに何を悔しがってるんや』ってよく言われてたんですよ。でも、僕らはずっと優勝するぐらいのつもりでやってるから、去年『もう終わりかもな』って思ってたんですよ。でも、一回肩の荷が下りて、毎月単独ライブをやって、毎月ピンネタも含めたら7本ずつ新ネタをおろして、誰よりもネタ作ったなって誇りに思えるというか、具体的に7本おろしたっていうのは去年と違いましたね」

粗品「気持ちのゆとりも意識しました。去年は予選で2人とも緊張してたなっていうのがあったので。去年の準決勝落ちて、結構二人ともへこんで。色んな人に『まだ若いやん』って言われたんですけど、『もう26や』っていう気持ちでやっていたので。正直22歳の時に2人とも『辞めようか』って一回なって。周りの友達が大学4年生で社会人になる歳やのに、『俺ら何してんねん』って。うだつがあがってないときは、1年でも早く決勝に出たいと思っていたので、今年出られてよかったです」

■ 賞金の使い道は?

粗品「かあちゃんがほしいものを10個買ってあげたいです」

せいや「10個⁉」

粗品「10個言って貰って買ってあげたいのと、残ったお金はめちゃくちゃ仲良くしている後輩が借金に苦しんでいまして、建て替えてあげたいなって(笑)。約束していたので、その2つですね」

せいや「おじいちゃん、おばあちゃんっ子なんで、ホンマに豪華客船乗せてあげようかなって。(豪華客船の)ネタをやってたんですけど(笑)。年配の方好きな旅行ツアーもあると思うので、乗せてあげようって」

■ 平成生まれのチャンピオンがいなかった中で、平成最後の大会で平成生まれで初めてお2人が優勝されました。

せいや「年号変わる前に獲れてうれしいですね。平成に生まれて、平成最後に獲れるっていう、運命感じますね」

粗品「新しい風といういか、新世代っていう感じで取り扱ってほしいです(笑)」(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/171350/

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