【テラスハウスレビュー】イケメンIT会社員・聡太の「自意識過剰なデートの誘い方」に戦慄


 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「長野・軽井沢編」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、10月の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

聡太、また誕生日パーティーで主役に(第38話)


 IT系会社員・聡太は、バツイチ子持ちであることが、なぜか自慢の様子。これまで、得意のセリフ「俺、〇〇の歳には子ども生まれてる」を何度か披露し、専門学生・まやの誕生日パーティーでも同じネタで、主役の座を奪うなどしてきた。

今回開かれたプロスケーター・海斗の誕生日パーティーでも、聡太は新メンバーに向かって、バツイチ子持ちであることをサラリと告白。「え?」「初めて聞いた!」と期待通りのリアクションをもらうと、決め台詞「俺、海斗の歳には子どもが生まれてる」を披露した。海斗を指差しながら、なぜか得意げ。

自分以外の誰かが主役の席でも会話の中心になっちゃう罪な男、それが聡太である。

聡太、悩み相談をされるもナゼか自慢話を披露(39話)


 大学4年生の優衣ちゃんは、まだ就職が決まらない焦りを聡太に打ち明ける。それを受けた聡太の返しが素晴らしかった。

「俺は(子どもができて)やらなきゃいけない状況になったから仕事し始めたし、仕事をしてるうちに知り合った人から誘われて転職をしてきた」
「俺は今の会社が結構大きい会社だから。普通、大学も行ってないのになかなかは入れないとは思うんだけど、誘ってもらって入れた。履歴書の志望動機は『誘われた』って書いた。自己PRは『顔がいいのが取り柄です』って書いて、ニコニコしてたら受かった」
「だから焦らなくていい」

まったく参考にならない。人の参考になる経験は特にない異端児すぎる男、それが聡太である。

新メンバーのモデル・利沙子とランチに出かけた聡太。利沙子が聡太の過去について軽く質問すると、聡太は元ジュノンボーイとしての活動→デキ婚→芸能界引退→地元での工場勤務(利沙子の「似合わな~い」にご満悦)→離婚→転職→再転職について、なぜか武勇伝ふうに説明してみせた。

「生き急いでる感あるよね」と得意げに言うが、利沙子は冷静に「仕事が続かないの?」と一言。すると聡太は「そういうことじゃない。お誘いを受けたり、『一緒にやらない?』っていうのでしか俺、転職してないから。すごく順当に」と、すぐさま否定した。

聡太の性格をこの会話で悟ってしまった利沙子は、続く聡太の自分語りを「ふーん」「へ~すご~い(棒読み)」でやり過ごした。過去全てが武勇伝の男、それが聡太である。

聡太の家庭内ストーカーが明らかに(40話)


 女子メンバー3人がそろってのトーク。「男子メンバーで、誰が絶対(好きになりそうに)ない?」との話題になると、3人とも聡太の名前を挙げた。自分の話しかしない、運転中に人が荒くなるなどが理由のよう。「でも良いところもあるよね?」とフォローを入れる優衣ちゃんに、まや&利沙子は「顔」と即答した。39話で聡太は履歴書に「顔が良いのが取り柄と書いた」と話していたが、その自己分析は間違っていないようだ。

さらに、聡太が利沙子に“家庭内ストーカー”しているという事実も、この女子トークで明らかに。まやは「利沙ちゃん本当、(聡太から)ストーカーされてるよ」、優衣ちゃんも「シュシュシュッ! って、全部ずっとついていくよね」と心配し、当の利沙子も「どうしたいの? って思ってる。だって、あんなついてくる!?」と困惑していた。この“ストーカー”の様子が放送されないということは、聡太はカメラがいないときを狙って利沙子を追っているのかもしれない。

一方、男子メンバー3人は居酒屋に。聡太は、女子たちから利沙子のストーカー呼ばわりされているとは知らず、「利沙子は年齢だと恋愛対象ではある、それくらいの温度。まあ一緒に出掛けるのはタイミングが合えば全然」と話していた。

いつでも追われる自分でいたいから、追う姿は映像に残さない、それが聡太である。

喜劇王・聡太先生が誕生(40話)


 チェックシャツにオーバーオールという謎のコーディネートで帰宅した聡太。その服装にツッコミをいれたくなる中、聡太本人は突然「メガネが壊れた」アピールをし出した。その後、陰でストーキングするほど気になっている利沙子と2人きりになると、「良かったら全然、俺のメガネ選ぶデートに誘っても、全然。俺に似合うメガネを選ぶ会を」と言い出す。どうやらデートに誘いたいが、「いつでも追われる俺!」という自意識が邪魔をする様子。

利沙子が「どういうこと?」と困惑していると、聡太は「違う違う、俺のメガネを選ぶっていう? そういうデートはすぐ作れるんで、直近で。直近でデートを作るとしたら俺のメガネを……みたいな会はある、全然。一応そこの席は空いてるんで。タイミングが合えば」と上から目線で続け、利沙子をドン引きさせた。スタジオの山ちゃん(山里亮太)にも「聡太先生!」「天才」「喜劇王の誕生」「嫉妬に狂いそう」と言わしめる名シーンとなった。

聡太先生は、人が大人になっていくにしたがって崩れていく自信や自意識の過剰さが、中学生レベルのまま純粋に保たれている天然記念物的存在のようだ。そういう“若い感性”を持っているからこそ、「ふつうは高卒で入れない結構大きいIT企業(聡太いわく)」に求められたのかもしれない。

気付けば11月の名シーンは全て聡太関連になっていた。来月も聡太先生の魅力に1つでも多く気付きたい。

あなたにおすすめ

ランキング

もっとよむ

注目ニュース

もっとよむ

あなたにおすすめ