モノを持ってもいい人・ダメな人

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2018/12/2 18:15

モノを持つには、資格があると思うのです。お金さえ出せば、モノを買うことはできますが、それだけでは、モノを持つ資格を満たすことはできません。
ものを持つには、資格があると思うのです。お金さえ出せば、ものを買うことはできますが、それだけでは、ものを持つ資格を満たすことはできません。あなたは、ものを持っていい人? それとも……?

ものがあってもシンプルライフ

「シンプルライフ」=「ものが何もない暮らし」と連想する人、多いと思います。でも、ものがなければシンプルライフとは限りません。シンプルライフとは、ものに振り回されない暮らし。どれだけたくさんのものがあっても、すべてのものに心を通わせ、大切に扱うことができれば、それこそがシンプルライフではないでしょうか。

コレクターのシンプルライフ

ものを沢山持っている人の代表が、コレクター。フィギュアやマンガ、食玩、カードなど、コレクションの対象はさまざまです。熱心なコレクターの中には、生活のすべてをコレクションのために注ぎ、生活空間の大半がコレクションで占められている、という人も少なくありません。

そのため、「コレクター=シンプルライフの真逆」って思ってる人もまた、多いみたい。でも、そんなことないんですよ! コレクターの皆さん、安心してね!

北原照久さんは、シンプルライフの達人⁉

「コレクター」という言葉で私が真っ先に思い出すのは、ブリキのおもちゃのコレクションで有名な北原照久さん。横浜に「ブリキのおもちゃ博物館」を設立し、テレビ番組などでは、おもちゃに関する該博な知識を披露されている、コレクター中のコレクターです。私は、北原さんのようなコレクションの達人こそ、シンプルライフの達人だと思っています。

真のコレクターは、ものを大切にする

コレクションの達人は、どれだけたくさんのものを収集しても、一つひとつを大切にし、きちんとそれを分類・評価して、それにふさわしい方法で収納することができます。膨大なコレクションを持っていても、決して蒐集品を粗末には扱いません。

だから、どんなにたくさんのものを持っていても大丈夫。真のコレクターとは、対象となるものときちんと向き合え、付き合える人です。こういう人は、ものに支配され、振り回されることがありません。

暮らしを豊かにしないコレクション

反対に、「コレクション」というほどの量を持っているわけでもないのに、自分が持っているものの数や種類が判然としない人もいます。そんな人は、同じものを2つも3つも買ってしまっていたり、またそれを粗末に扱ったために傷んでしまっていたり、さらにはそれに気づきもしなかったり。

こういうものの持ち方をしていると、家の中が片付かないばかりか、ものの値打ちがどんどん減っていきます。ストレスはたまり、お金はたまりません。

コレクターは文化を守る人

もし、あなたが北原さんのようなものの持ち方ができているなら、今のお住まいがどんなに狭くても、コレクション道に邁進してください! ものの生命のサイクルが短くなっている今のような時代には、逆にあなたのような人が必要なのです。あなたが人類の文化的遺産を集積し、広く世界に役立ててくれる日がきっと来るでしょう!

そして、せっかく持っているものを、きちんと把握したり、整理したりすることが苦手なあなたは、この際「コレクション」することはあきらめましょう。そして、きちんとものを管理できるほかの人にまかせましょう。その方がきっと、豊かな暮らしになりますよ。
(文:金子 由紀子(シンプルライフガイド))

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