忌野清志郎・椎名林檎ほか音楽史に残るカバー名演特集

ザテレビジョン

2018/12/2 07:30

12月2日(日)放送の「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00-9:55、BS12 トゥエルビ)は、「年忘れ!後世に歌い継ぎたい日本のうた」。マキタスポーツ&スージー鈴木が、1980年代の楽曲を中心に、見事なカバーナンバーを集めて紹介する。

11月放送の「秋の名曲大感謝祭」でマキタスポーツは、秋の名曲として、ちあきなおみ「黄昏のビギン」を紹介。この曲、元々は1959年に水原弘「黒い落葉」のカップリングとして発表されたもの。

それを、1991年にちあきなおみがカバー。「なんだこの曲は!」と評判になり、CMソングなどにも採用され、その後、さだまさし、中森明菜、岩崎宏美、鈴木雅之、薬師丸ひろ子、井上陽水、柴咲コウといった名だたるアーティストがカバー。今ではスタンダードナンバーとなっている。

マキタスポーツは、「ちあきなおみさんがやったように、埋もれていた名曲を、世界観を壊さずアップデートして復活させるということを今のアーティストにもやってみてほしい。新解釈でもって次の新しいアーティストに伝えてほしい」と投げかけていた。

これを受けてのカバー曲特集には、「古典をどうやるか、昔からある歌を自分の解釈で歌うということをおろそかにしちゃいけない」という思いがある。そして「定番の曲でも、こういう解釈があるんだという例を紹介したい」という意図を含んだ企画だ。

スージー鈴木は、忌野清志郎によるカバー曲をセレクトし、ライブアルバムから紹介。「初めのMCを聞いてほしい」と、清志郎による“解釈”に着目する。

また、椎名林檎によるカバー曲は、フルコーラスを流すことを希望し、「日本カバー史を代表するカバー」と断言。さらに演奏も務めるプロデューサーの仕事にも言及する。

片やマキタスポーツは、アイドルによるカバーソングを選曲。自身がプロデュースサイドから見聞きした、カバーに込められた企画意図を紹介しつつ、「並行輸入カバー」「本家洋楽無視型カバー」とのフレーズでもって解説する。

他に、大物アーティストの「セルフカバー」を紹介し、「変態していくのが魅力。インストール体質で 常にバージョンアップしていく」とそのアーティストについての持論を展開する。

2人はその他、「ニューウェーブカバー」「リメイクカバー」「ナベプロカバー」「掘り起こしカパー」「全く違う宇宙を作るカバー」など、さまざまにネーミングをしてカバーの態様を解き明かしていく。

「アーティストの心体性やセンス、資格、ポリシーも問われるのがカバー」という見地から、ボーカル、アレンジの妙、プロデュースワーク、タイミングを解析するマキタ&スージー。2人がピックアップした「カバーとは、かくあるべき」の事例に、大いにうならされる。

今回のカセットガールは、「古き良き時代から来ました。まじめなアイドル、まじめにアイドル。」がキャッチフレーズのアイドル・寺嶋由芙。ほとんどの楽曲が知らない曲だった彼女も最後には「とても勉強させていただきました。カバーもいろいろやりたいなと思いました」と語っていた。

「ザ・カセットテープ・ミュージック」12月9日(日)は、「第二回 輝く!日本カセットテープ大賞」を放送。昨年好評を博した「カセ大」を今年も開催することが決まっている。(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/171320/

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