覚醒剤事件から復帰後初ツアーを開催中のASKAにファンがキツイ一言「もっと痩せて出直してきてほしい」

wezzy

2018/12/2 06:05


 この11月、ASKAがコンサートツアー「ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE-」をスタートさせた。全国9都市で11公演が行われる同ツアーは、ASKAにとって約5年ぶりのステージだ。

2014年、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたASKAは、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。執行猶予が明けたのは、2018年10月。その後、音楽活動を本格的に再開し、10月にはベストアルバム『Made in ASKA』『We are the Fellows』を同時リリースしている。

ツアー初日となる11月5日の東京国際フォーラム ホールAでのステージには、朝の情報バラエティ番組『ビビット』(TBS系)のカメラが入り、テリー伊藤による独占インタビューが行われた。今回のツアー、そして『ビビット』でのインタビューについて、ファンはどんな気持ちを抱いているのだろうか?
「ファンとの大切なやり取りが……」
IKKOのモノマネで不信感を抱いたSさん(40)

ツアー初日を受けた報道では、初めの3曲を歌い終えたASKAが「おまたせ~」「お約束の大ボケ~」「まぼろし~」とIKKOのモノマネをしたことが話題となった。実はこの発言が、ファン的にはひんしゅくものだったと話すのは、40歳の女性Sさん(ファン歴26年)だ。

「ASKAはコンサートのとき、必ず2~3曲歌った後に『待たせたね~』ってあおるのがお決まりだったんですよ。ファンはそれを聞くと一気に盛り上がって『キャー!』ってなるんです。ファンにとっては大切なやり取りなのに、今回はあの言い方……。

あの事件で、ファンはすごく傷ついたんですよ。ASKAのファンは、みんなASKAのことをひとりの男性として熱狂していた女性がほとんど。それをあんな形で裏切っておいて、『ファンのこと傷つけて、悪かったと反省しているのかな?』って不信感でいっぱいになりました」

そもそもASKAがノリノリでIKKOのモノマネをする姿自体、見たくなかったとSさんは話す。

「いまさらIKKOのモノマネをするセンスにもドン引きですよね。本人は『控室でウケたからやった』とか喜んでましたけど、あんなこと絶対昔だったらしなかった。単なるサムいおじさんに成り下がって、ファンとしてはこれ以上堕ちていかないでという気持ちです」(同)
「ひとりの大人なら、まず謝罪だろ」
事件に対して誠実に向き合う姿が見たかったCさん(45歳)

「一番不満だったのは、謝罪の言葉がなかったことです」と話すのは、45歳の女性Cさん(ファン歴27年)だ。

「今回のコンサートは、再スタートのための大事なステージだったはず。それなのに、『ありがとう』の言葉はあっても、謝罪の言葉はありませんでした。ひとりの一人前の大人なら、第一声はまず謝罪だろ、と。『迷惑をかけて申し訳なかった』とファンに一言謝ってほしかった。

テリー伊藤さんのインタビューでは、覚醒剤について、『出会ってしまった』『最初は覚せい剤だって知らなかった』みたいな言い方をしていましたよね。販売枚数が伸びない、ライブの動員数が伸びないといったことからの“逃げ”だったのではなどともいわれているけれど、そうではない、と……。言い訳がましいですよね」

Cさんは、さらに辛辣な言葉を続ける。

「だいたい、あんなシャープじゃないビジュアルで表舞台に出てくるなんて、ファンを馬鹿にしてますよ。老けるのは仕方ないし、もともと筋肉質でムチムチになりやすい人だというのはわかってるんです。でも、以前はシュッとした見られるビジュアルをキープしていて、50歳手前でもものすごくカッコよかったのに……。

ASKAのこと、本当に大好きだったんです。あんなに好きだった人だからこそ、社会人として自分の起こした事件に誠実に向き合ってほしかった。あんな回答をされては、苦しかったんだろうなという同情や、クリエイターだからしょうがないなんて気持ちは、一切湧きませんでしたね」(同)

「ファンが求めているのはオケではなく、バンド形式のステージ」
チャゲアスでのライブが見たかったHさん(37歳)

復帰第一弾のツアーがオーケストラバックだということに不満を持つファンもいる。37歳の女性Hさん(ファン歴23年)だ。

「オーケストラバックのツアーは、以前も開催されてはいるんです。ASKA自身、過去に現地の交響楽団と共演するアジアツアーを回ったりもしていますし、CHAGE and ASKAとしてもアンプラグドツアーをしたこともあります。

でも、復帰ツアーがオーケストラバックというのはちょっと……。ASKAのファンは、CHAGE and ASKAでファンになり、バンド形式のライブを楽しんできた人たち。だから、ファンが求めているのはやっぱりバンド形式のライブなんですよ」

『ビビット』の報道では、涙を流すファンの姿もとらえられていた。しかしHさんは「その気持ちもわからないではないけど、ASKAに対しては『すごい』とも『このツアーに行きたい』とも思わない」と、あくまでドライだ。

「オーケストラバックのステージって、ファンも一緒にのるというより、どうしてもファンは歌を“拝聴するだけ”の立場になってしまうじゃないですか。このタイミングだとそれが、自己満足っぽく感じられてしまうんですよね。『YAH YAH YAH』『SAY YES』みたいなヒット曲をやるなら、ヘンにカッコつけずに、ファンも慣れ親しんだライブ形式で演奏して、バーンと盛り上げてくれるほうが、ファンだって絶対うれしいはずですよ」(同)

2019年2月からは、発売中のベストアルバム『Made in ASKA』を引っ提げてのライブツアー「ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ - 」が、全国14カ所で開催される(追加公演も開催予定)。Hさんは、「こちらには行ってみたい」と語る。

「興味本位で観ておきたいとかじゃないんです。あんな事件があった以上、昔みたいに純粋にはしゃぐことはできないですし、常に『悲しいな』と思いながら聴いているとは思います。けれど、やっぱり昔からのファンとして、ちゃんと1回は生で聴いておきたいって気持ちはあります。

だって、薬物犯罪は繰り返す人も多いと聞きますし、実際2016年に再逮捕もされちゃいましたよね(こちらは嫌疑不十分で不起訴)。今後、ASKAの身にまた何かあったり、そうじゃなくても本人が『活動しない』なんて宣言しちゃったら、もう肉眼では一生彼を観られなくなってしまうんですよ。どういう形であれ、ASKAが活動していて自分が生きているうちに、一度はステージを目に焼き付けておきたいなとは思うんです。なにより……昔の曲はやっぱり、本当にイイんです。すごいんですよ。ASKAは、才能がある人なんですから」(同)

彼女たちの言葉のはしばしから感じられたのは、“愛した男”に裏切られた苦しみ、人間としてこれ以上堕ちてほしくないという切実な願い、そしてその才能をどこかで信じ続ける気持ち。彼女たちが再びASKAを愛する日は、やって来るのだろうか。

(文/左 団扇)

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