蒼井優や広末涼子が「SNSをやらない理由」に賞賛、炎上で疲弊した石田ゆり子と対極

wezzy

2018/12/1 23:05


 11月25日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に俳優の池松壮亮(28)と太賀(25)、蒼井優(33)が出演。好きなテレビ番組や演技の道に進んだきっかけなどに花が咲いたが、この日繰り広げられたトークの中でもSNSについての池松と蒼井の発言が注目を集めている。

子役からこの世界で活躍してきた池松壮亮は、「ひと時代前よりもこういう場で話さないといけないことが増えた」と、映画のプロモーションなどで俳優もトーク番組に出演しプライベートについて話す機会が増えたことに触れ、SNSをやっているか2人に問いかけた。全員やっていないと答えると、池松はさらに「ない方が絶対にいい」と“俳優にとってSNSは不要”派であることを公言した。

池松壮亮は、「自分の言葉を使わなくていいから俳優やってる」からだといい、蒼井優も賛同した。蒼井優は、「まず個人的に発信したいことがない」と言い、自身が子供の頃に憧れたスクリーンの向こうの世界に思いを馳せる。「自分が映画を観始めたときに画面にいた人のプライベートって見えなかった」「SNSをやらないことで自分で自分のハードルを下げてる気がする。役者としての自分を守ってると思う」と、自身の見解を語った。

様々な役に染まることが役者の仕事だと考えれば、プライベートを発信し、何かの“色”がついてしまうことは仕事上デメリットの方が大きい、という見方も確かにできるだろう。こうした池松や蒼井の発言についてネット上では「納得できる」「本物の役者」など賞賛の声が見られた。

同じく俳優の広末涼子(38)も、彼らと同様の見解を示している。過去記事参照の通り、今年7月に、1997~1998年頃の広末涼子を写した写真集『NoMake』(集英社)のデジタル配信が始まったことを受け「週刊プレイボーイ」(同)No.30において広末と『NoMake』の撮影を行った熊谷貫氏の対談が掲載されているが、ここで広末も「マイナスの気持ちを人前で出すのがいやっていう考え方」「ブログやツイッターもやらないし、基本的にプライベートなことはあんまり出していない」と、マイナスな自分の気持ちを発信しないためにプライベートはさらけ出していないことを語っていた。

広末涼子と蒼井優は時代こそ多少は違うものの、デジタルネイティブ世代ではなく、マスメディアが意図的にデザインする華やかな芸能界を見て憧れた世代だ。広末涼子は、「私が憧れてきたこの世界や女優という職業の“スペシャル感”を壊したくないから。2000年前後から、ブログとかで芸能人がどんどんプライベートをオープンにするようになっていると思うんですけど、私はもうちょっとテレビとかスクリーンの向こう側の存在でいたいんですよね。それに、女優の仕事を考えると、リアルな生活感を出しすぎるのってよくないじゃないですか。『あの人、3人子供がいるんだよ』っていう情報が前に出すぎると、恋愛ドラマはちょっと……(苦笑)」とも語っている。蒼井と同じように、“役者はプライベートを見せない方がプラスになる”と考えているようだ。

一方で、俳優に限らず芸能人全体を見れば、SNSの情報発信も仕事の一つと捉える芸能人もいるだろう。そうした情報発信をうまくできれば、仕事の幅も広がる可能性がある。だが意図せず起こる“炎上騒動”で消耗してしまいかねないというリスクもある。

真木よう子(36)は昨年、頻繁にTwitterを更新しており、ファンにも気軽にリプライを返すなどの気さくな対応で話題を集めていたが、次第に、当時放送中だった主演ドラマ「セシルのもくろみ」(フジテレビ系)について「全話2桁取れたら脱ぐ」と公言するなどして周囲を困惑させた。最終的には、クラウドファンディングを活用してコミックマーケットへの出店を行うことを発表し、“制作費を募る行為はイベント趣旨と異なる”と大炎上。アカウント閉鎖に至った。

石田ゆり子(49)はインスタグラムを積極的に更新していたが、写真とともにアップする文章について反論コメントが多く集まるように。今年5月には、洋服屋の店員の接客について「さきほど、ちょっと服を見たくてとあるお店に入ったのですが…あの、わたしいつも思うんですが 当時があるときは呼びますから どうかどうか 放っておいてください…ゆっくり見たいんです 黙って見たいんです 自分と対話しながら見たいんです それだけ言いたくなりました」と投稿しただけで炎上。また、石田は飼っているペットのゴールデンレトリバーを、夏の間だけ避暑地のドッグトレーナーに預けているが、8月に「会いたいです。雪」と、ペットの名前とともにこうした短文を投稿しただけでも「人に預けるぐらいならペットなど飼うべきではない」といったコメントが殺到した。

容姿についてとやかく言われるという弊害もある。神田うの(43)は、フィットネストレーナーとして大活躍するAYAのトレーニングを初めて受けた。AYAはその報告とともにUNOとのツーショットを投稿。するとコメント欄に「うの、目のところおかしいね?」「これ誰ってくらい顔が…」「魔女みたい。整形……残念な結果」等々の言葉が並び、それを目にしたであろうUNOがコメント欄に直接降臨するという事態に発展した。

石田のように、何か発言すれば重箱の隅をつつかれるようにツッコミを入れられる危険性、そしてUNOのように自分の姿が映った写真をアップすれば、容姿についてこき下ろされる危険性、真木のように少し下調べが足りないまま発信すればフルボッコにされる危険性が、SNSにはある。

だが一方で、先に述べたように自分という存在をアピールするためのツールとしてSNSをフル活用している芸能人もいることはいる。ほどよく自分の仕事とプライベートを発信している山田優(34)や後藤真希(33)などは良い例で、SNS上での宣伝仕事は彼女らの通常業務の一環となっている。また炎上ママタレとして長らく君臨してきた辻希美(31)はブログやインスタがなければここまでの爪痕を残すことはできなかったはずだ。

また、時に炎上はすれど、一般ユーザーの温かいコメントにタレント側が癒される側面ももちろんなくはない。たとえば石田ゆり子は動物たちと過ごすプライベートやインテリアの趣味などを見せて、近い世界観のファンと楽しみを共有する喜びに目覚めたから、あれだけ炎上しても完全に削除はしないのではないか。また日本テレビの水卜麻美アナウンサーは、インスタを開設してから「コメントが優しくて泣きそうになる」と話していた。ただ、インスタのコメント欄にはスパムも多く、写真と無関係な容姿絶賛コメントや「細ーい、私も頑張らなきゃ!このスパッツで」コメントが相次ぐ芸能人アカウントも少なくないので、本当に一般ユーザーとコミュニケーションが取れるツールかというとそれも正直疑問だが。

ともあれ、炎上とは無縁のイメージだった石田ゆり子のインスタがあれほど炎上したことを考えれば、どんな内容であれ、誰であれ、炎上するリスクを孕んでいるのがSNSなのだろう。使うと決めたからには、炎上騒ぎすら味方につけようとする図々しさと度胸が必要かもしれない。

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