おもちゃの銃と偽の制服で警察官になりすました男が逮捕 複数女性と婚約も(インドネシア)

このほどインドネシアで、警察官になりすまして女性達を騙していた21歳の男が逮捕された。男は女性の気を引くためカスタムオーダーした警察官の制服を着て別の名を騙り、複数の女性とデートをしていたという。『Coconuts Jakarta』『Oddity Central』などが伝えている。

インドネシアのスマトラ島南部パレンバンで、偽の警察官になりすまし複数の女性を騙していた21歳の男が逮捕された。男の名はアリ・セプティアン・プラターマ(Ari Septian Pratama)だが、女性たちにはジュリアン・サプトラ(Julian Saputra)と名乗り、セレベス島南東部地区の警察署長の息子であると嘘をついていただけでなく、科学捜査専門の医師であるとも騙っていた。

アリはカスタムオーダーした警察官の制服に身を包み、本物に見えるおもちゃの拳銃を携帯し、高級車をレンタルして警察官になりすますと、公務員や看護師、学生、警察官や女医など複数の女性とデートを重ねる犯行を1か月にわたり行っていた。アリは性的関係を持つために女性らに「いずれ結婚しよう」と持ち掛けていただけでなく、デートした相手の何人かとは既に婚約までしていた。しかし、そのうちの1人がアリの素性に疑問を抱き、警察署へジュリアン・サプトラという警察官がいるか尋ねたところ、そのような人物は存在せず、警察は捜査を開始した。

11月26日、パレンバンの病院にいたアリを本物の警察官が逮捕したが、アリはこの時も偽の警察官の制服を身に着けていたという。頭に包帯が巻かれている状態での逮捕となったが、地元メディアではなぜアリが怪我をしたのかについては触れていない。その後、アリはパレンバンにある南スマトラ警察本部にて報道陣らの前で犯行を自供させられた。アリは10人以上の女性とデートしたことを認めたものの、偽の警察官であることを笠に着た行為はしておらず、誰からもお金を巻き上げたことはないと主張した。

しかしアリとデートしたという女性被害者2人が、ATMで現金を引き出すよう指示されたことを届け出ており、警察では現在もこの件を捜査している。アリは犯行の動機について、SNS系ライブ配信アプリ「BIGO LIVE(ビゴライブ)」で友人にそそのかされたことがきっかけだと語っており、その友人からは警察官の制服を購入する資金として500万ルピア(約39,400円)を受け取ったことも自供した。あいにく女性との次のデートの日は、裁判所への出廷日となったようだ。

ちなみにインドネシアでは、こうした「なりすまし警察官」は初めてのことではない。今年7月にも南ジャカルタで、偽の制服を着て警察官になりすました20歳男がドライバーらから賄賂を受け取っていたことが発覚、ジャカルタ警察に逮捕されたという。

画像は『Coconuts Jakarta 2018年11月27日付「Guy uses fake police uniform and toy gun to pick up women, gets arrested by real police」(Photo: Facebook)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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