『あなたには渡さない』暴れる愛人たちのキャットファイトと共闘! 男の存在感薄い【ネタバレあり】

wezzy

2018/12/1 14:05


 深夜の昼ドラと評判の『あなたには渡さない』(テレビ朝日系)が、凄まじい展開を迎えている。『あなたには渡さない』は、料亭の若旦那・旬平(萩原聖人)を巡って本妻・通子(木村佳乃)と愛人・矢萩多衣(水野美紀)が繰り広げるラブサスペンス。前回は、通子が倒産した料亭「花ずみ」を再び開店させたところまでが描かれた。

通子は、元夫・旬平へくすぶる未練を感じつつも、新生「花ずみ」を盛り上げるべく共に働き出した。開店から数日経った頃、倒産前の常連だった大角六扇(横内正)が、通子に不穏な電話をかけてくる。六扇は、「花ずみ」の仲居・堀口八重(荻野目慶子)が、ライバル店へ移った前田秀治(柴俊夫)と繋がっていると通子に忠告するのだ。あろうことか、「前田の体に慣れ親しんだ女の手だった」と、男女の関係まで匂わせる。芸術家の性なのだろうか、六扇はなにやら男女の関係をすぐに見抜けるようなのだ。

しかし通子が問い詰めたところ、六扇の忠告通り八重は前田に惚れていた。さらに八重は、前田のために店のメニューを横流ししたり、店に来た予約の電話を勝手にキャンセルしていたことが発覚する。「花ずみ」の経営不振の元凶はここにあったのだ。

通子は、「あなた旦那さんがいるじゃない」と問い詰めるが、八重は「私の女の部分があの人を求めるの!」と前田への思いを打ち明ける。しかし背徳感に負けた八重は、「花ずみ」を辞めて前田とも別れると言い、通子に謝罪する。八重は店から去り、店は以前のような賑わいを取り戻すことになった。

一難が過ぎ去り、新生「花ずみ」が活況を呈するなか、突如として新キャラ・鶴代(萬田久子)が店に現れた。なんと鶴代は、先代の「花ずみ」板長の愛人という。女将を「あんな鬼みたいな女」などと罵り、いまだに深い恨みを持っているようだ。先代が亡くなったのも店がつぶれたのも、女将のせいだとくだを巻き、「あの女将に門前払いされた仕返しさ!」と通子の着物に酒を浴びせかけた。

鶴代はひとしきり暴れた後、「勘定!」と言い放ち店を出ようとする。しかしこの時、「勘定、100万はもらいなさいね」と多代が言い放った。たまたま店で食事をしていた多代と鶴代、にわかに愛人vs愛人の謎バトルが勃発した。

多代は鶴代に、「愛人の風上にも置けやしない!」と一喝。よくよく考えると迷言ではあるのだが、愛人気質の女同士ではどうやら共鳴するものがあるようだ。結果、鶴代は多衣の剣幕に負けて退散する。

鶴代の強襲のあと、多衣は、顔の広い鶴代を上手く味方につけるべきだと通子にアドバイスする。多衣は鶴代の怒りを自分に向けさせることで、「花ずみ」への恨みを消そうと考えていた。

突飛な作戦に通子は戸惑うが、多衣の「なんでも利用できることはしていかないと」という励ましに背中を押され、通子は単身、鶴代の元へ謝罪に行くことを決意する。多衣のアドバイスを実行した通子は、結果的に鶴代に気に入られたようだ。恋敵であるはずの多衣と通子のが、「花ずみ」のために奇妙な共闘関係を築くという、かなりアツい展開だ。

しかし、通子の悩みは店や愛人ばかりではない。年頃の娘・優美(井本彩花)は、両親の離婚をきっかけに通子に反抗するようになっていた。通子は優美と向き合うため、帰宅してから「お母さんに言いたいことがあるんじゃない?」と声をかける。しかし優美は借金のために離婚したという両親の嘘を見抜き、「毎朝あんたの体が苛立ってるの感じてるんだから!」と声を荒げて自室に引き返した。通子は娘の鋭い指摘にハッとしたように、「娘は気づいていた。私の体の中で白アリのように蠢く、苛立ちに……」とポエミーな独白をする。

今回のハイライトである、八重と鶴代、2人の愛人が対峙するシーンについては、「この世界ではこんなに不倫が当たり前なのか」「もう愛人か本妻しか出てこない」とツッコミの声が続出。また、今回もいちいち飛び出す各キャラの名言も相まって、「もう嫌だ、このドラマ(褒め言葉)」「先の展開が全然予想できなくなってきた」と、夢中になっている視聴者が多いようだ

第4話では、通子が傷害事件に巻き込まれてしまうという。次回は、いまのところ影が薄すぎる笠井(田中哲司)も登場し、いよいよ通子を一晩の艶事に誘う展開もありそうだ。ラストまでもうそんなに猶予はなく、さっさとやったほうがいい。それにしてもひたすら男たちの存在感が薄いドラマだ。

愛を賭けた女同士のバトルは、いったいなにを、どこまで巻き込んでいくのだろうか。

(ボンゾ)

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