東京 木枯らし1号吹かず 39年ぶり

日直予報士

2018/12/1 11:58

東京地方では、39年ぶりに「木枯らし1号」が吹きませんでした。この秋の深まりが、いつもの年より遅れ気味というのが、要因の一つと言えそうです。

●東京地方、木枯らし1号吹かず

この秋は、季節の進みが遅く、気温の高い日が多くなりました。気象庁は、東京の木枯らし1号について4つの条件を設けていますが、11月末日までに・・と定めていた期限が切れてしまいました。この秋は、西高東低の気圧配置となる時期が遅かったうえ、頻度も少なめでした。さらに、東京都心では、10月7日に最大風速9.8メートルを観測した後、10月半ば以降に最大風速が8メートルを超えた日はゼロ。しかも、4条件がなかなか揃いませんでした。こうしたことが重なって「発生せず」となりました。

●東京地方の木枯らし1号 5回目の「発生せず」

木枯らし1号の統計は、1951(昭和26)から資料がありますが、実は「発生せず」の年が、これまでに4回ありました。内訳は、1959(昭和34)年、1962(昭和37年)、1977(昭和52年)、それに1979(昭和54年)です。つまり、今回の木枯らし1号の「発生せず」は、39年ぶりの出来事というわけです。秋の深まりを進めるのは西高東低の冬型の気圧配置で、早い年には10月半ばにも現れていました。東京地方の木枯らし1号の最も早い記録は、1988(昭63)年が10月13日でした。

●近畿地方は11月23日に「木枯らし1号」発表

東京地方とともに、木枯らし1号の発表を行っている近畿地方では11月23日に、大阪管区気象台から「22日に近畿地方で木枯らし1号が吹きました。」と発表がありました。昨年より23日遅い木枯らし1号となりました。

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