冷え性で一番怖いのは内臓の冷え。ショウガよりいい「ヒハツ」とは

女子SPA!

2018/12/1 08:45



冬になると、多くの女性が悩まされる「冷え性」。手や足腰の冷えばかりが注目されますが、一番怖いのは、実は「内臓の冷え」なんです。

そもそも内臓が冷えていると、いくら手足を温めても冷えが改善されない場合が少なくありません。これまで、6万人の冷えを診てきた、全国冷え症研究所の山口勝利所長は「冷えを治すには、まず内臓から」と言います。

◆1.その冷え性、内臓が冷えているのかも

内臓が冷えると、免疫力が落ち、がんなどの病気のリスクが増したり、肩こり、腰痛、生理痛などの痛みが強くなったり、代謝が悪くなって太りやすくなったり、シミやシワなどができやすくなったりと、健康面、美容面で悪影響が出てしまいます。

自分は冷え性じゃないから大丈夫と思っている人も要注意。手足に冷えを感じなくても、内臓が冷えている「隠れ冷え」の人も増えており、書籍『死ぬまで元気でいたければ とにかく内臓を温めなさい』(著:山口勝利 監修:井上宏一/アスコム)によると、日本人の約8割の内臓は冷えているのだとか。そこで、「内臓の冷え」に対する改善策を同書より紹介します。

◆2.冷え性には、究極の内臓温め食材「ヒハツ」

では、内臓を温めるにはどうすればよいのか? 6万人の冷えを診てきた同書の著者・山口勝利先生(理学博士、柔道整復師、鍼灸師)は、冷え防止食材としてよく言われるしょうがもいいけど、内臓を温めるなら「ロングペッパー」とも呼ばれるコショウの一種「ヒハツ」を摂ることが第一歩だといいます。

「ヒハツには、食べるだけで内臓温度を温める効果があり、さらには毛細血管を強くするピペリンという成分が含まれています。内臓温度は、体の中でつくられた熱エネルギーが血液と一緒に全身にくまなくいきわたることで、一定に保たれています。つまりヒハツには、体の中で熱をつくり、それを体のすみずみまで届けるダブルの作用があるのです」(山口先生)

味は、ピリッとした辛さとシナモンのような香が特徴で、一振りするだけで、料理がエスニック風にはやがわり。お肉料理や中華料理、みそ汁にもよくあいます。コショウの代わりにパパッと振りかけて使うだけ。

実際、同書のモニター調査では、60代女性と50代男性が1日1gのヒハツを2週間食べ続けた結果、それぞれプラス0.4℃、プラス0.9℃内臓温度が上がりました。

ヒハツは、まさに究極の「温め食材」。ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてください。

◆3.血流を改善し、内臓を温める「ほかほかストレッチ」

そんなヒハツの効果をより高めるのが、インナーマッスルを鍛える「ほかほかストレッチ」。山口勝利先生が考案した3種類のストレッチを1分ずつ、所要時間はわずか1日3分です。

●ストレッチ1:インナーマッスルを左右から刺激する「ヘリコプターストレッチ」

① 足を肩幅に開き、背筋を伸ばして立ち、両腕を伸ばしたまま肩の高さまで前に上げる。

② 両腕を伸ばしたまま、上体を右にひねる。ひねりきったところで5秒キープする。目線を右手から離さないようにしながらひねると、限界までひねることができる。①の姿勢に戻る。

③ ②と同じように上体を左にひねりきり、5秒キープ。①の姿勢に戻る。①~③を5回繰り返す。

●ストレッチ2:前後から刺激する「足上げガッツポーズストレッチ」

①足を肩幅に開き、背筋を伸ばして立ち、右ひじを曲げて前に上げる。

②右ひじの先端と右足のひざ頭がふれるまで、右ひじを下げ、同時に右ひざを上げる。約30秒間リズムよく20回繰り返す。できなければひじとひざはふれなくてもOK。

③左も同じように20回行う。

●ストレッチ3:お腹から血流をよくする「おじぎストレッチ」

①足を肩幅に開き、背筋を伸ばして立ち、両手をそれぞれのももに置く。

②両手を太ももの上をすべらせながら、上体を3秒くらいかけてゆっくり前に限界まで倒していく。20回行う。

おすすめのストレッチタイミングは、ヒハツを使った料理を食べたあとで、胃が少し落ち着いたころ。運動で血流がよくなり、ヒハツの効果が体中に素早く回ります。

◆4.冷え性さんは要注意、内臓を冷やすNG習慣

これまでよいとされてきた生活習慣の中にも、内臓温度を下げてしまうものが。その中でも、代表的なものをここで紹介します。

・生野菜中心の食生活

生野菜は体を冷やす食材の代表格。特に、トマト、レタス、きゅうりなどの夏野菜や南国の食材は、摂りすぎると内臓温度をどんどん下げます。

・毎朝必ずヨーグルトを食べる

腸内環境を整えるヨーグルトですが、その原料は体を冷やすといわれている牛乳。朝は1日のうちで一番体温が低い時間帯です。どうしても朝に食べるなら、体を温める食べ物や飲み物と一緒に。

・冬の足元はブーツで温める

足首と足の指を長時間固定してしまうブーツは、全身の血流の悪化につながり、内臓温度を下げてしまいます。

内臓の冷えが何より恐いのは、それを実感しにくいことです。だからこそ知らぬ間にどんどん深刻になっていき、借金のように積み重なっていく。そんな恐ろしい「冷え負債」は、ヒハツとほかほかストレッチ、生活習慣でさよならしましょう!

【山口勝利先生】

全国冷え性研究所所長。理学博士、柔道整復師、鍼灸師。著書に『冷え症を治してキレイにやせる』『死ぬまで元気でいたければ とにかく内臓を温めなさい』など

【監修:井上宏一医師】

南砂町おだやかクリニック院長。順天堂大学卒業、国際親善病院小児科、社会保険蒲田総合病院内科医長などを経て現職

<文/女子SPA!編集部>

【女子SPA!編集部】

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