大塚愛、夫の不倫相手を歌詞に? 怖~い“怨念ソング”6人の場合

日刊SPA!

2018/11/30 15:54



11月21日に離婚を発表した、シンガーソングライターの大塚愛(36)とRIP SLYMEのSU(45)。きっかけは、昨年4月に報じられたSUとモデルの江夏詩織(23)との不倫だ。「CHECK THIS OUT」(SUが作詞)には、<俺のしおり通り>とのフレーズも登場するほどの親密ぶりだった。

だが、江夏がSU不在時に自宅にやってきては、何度もインターホンを鳴らす迷惑行為に及んだため、警察沙汰に。その結果、RIP SLYMEの活動休止と離婚に至ったのだ。

そんななか、大塚の「あっかんべ」という曲が注目されている。<嫌がらせしてくるようなあの子はいらない>、<真夜中のインターホン お化けじゃあるまいし>という江夏を思わせる歌詞に、お別れの<じゃあね>。曲の中で反撃してみせたわけだ。

このように、恋愛のいざこざから生まれた“怨念ソング”は意外にも多い。いくつか紹介しよう。

◆①ビヨンセ『LEMONADE』

夫でラッパーのジェイZ(48)の浮気グセに悩まされてきたビヨンセ(37)が、ついに怒りを爆発させた映像が衝撃を与えた。燃え盛る炎をバックに、冷ややかな笑みを浮かべながらバットを振り回す姿を目の当たりにしては、さすがのジェイZも「いつも女遊びをしてしまう俺を許してくれ」とラップで平謝りするしかなかったようだ。

◆②aiko 『透明ドロップ』

2014年のアルバム『泡のような恋だった』からの1曲。ファンの間では、星野源(37)との別れを歌ったのではないかと言われている。

終わった恋を切々と振り返っているだけに思えるのだが、曲のラストにとんでもない仕掛けがあるのだ。

歌詞カードには記載されていない、<仕事だって嘘ついたね あの時手を繋いだよね>と語るaikoの声。

同時期に星野と二階堂ふみ(24)の交際が報じられていたことを思うと、背筋も凍る。

◆③テイラー・スウィフト『Out Of The Woods』

元カレ、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ(24)との交際についての曲。些細な問題が起きるたびに別れと復縁を繰り返す関係を、“森から抜け出せない”状態にたとえているのだ。

注目すべきは、歌詞の内容ではなく、響き方だろう。まるで念仏でも唱えるように、<Are we out of the woods yet?>(問題は解決したのかしら?)と繰り返すテイラー。ねっとりとした心情をサウンドで表現してみせるあたり、ソングライターの感性が光る。

◆④槇原敬之『SPY』

恋人が浮気しているのではないかと後をつけて証拠を集めるほど、自らの情けなさへと回収される。そんな“病的”なまでのユーモアを存分に味わえる1曲だ。自身の実体験から生まれたという。

<超能力者のように彼女をだましてやれ 「今日あの娘と会ってたろ」驚く顔が見たい>と企てた歌詞の主人公は、<嘘も見抜けない程 恋に落ちた役立たずのスパイ>でしかなかった。

怒りを相手にぶつける前に無残にも自滅していく様が、平易な言葉で的確に語られていく。名曲だ。

◆⑤スガシカオ『甘い果実』

ネガティブな妄想は、必要以上に感性を研ぎ澄ます。「甘い果実」の冒頭の描写は見事だ。

<受話器のむこうで 音がしているけど その部屋に誰か 他にいるんじゃないのかい テレビの音って 君はいっているけど 何かが動いた音に聞こえたんだ>

まだ何もクリアになっていないのに、一気に終末へと向かうほどの負のエネルギー。何に対する焦りなのかも分からない心理も怨念の温床なのだろう。

◆⑥ジェニー・ルイス『She’s Not Me』

最後は、一風変わった曲。「浮気をした」と打ち明け、自分から関係を壊しておきながら、「私とは違って簡単な女に逃げた」元カレを非難する歌詞だ。

しかし、怒りをぶつけるでも、悲しみに暮れるでもない。ただ、その女は「私ではないのよ」と強調するのみ。子供までできた元カレの新たな恋愛、その風景に欠けているもの、それが「私」だという曲なのだ。

さて、これは強がりなのか、諦めなのか、冷ややかな反撃なのか、はたまた行き場のない悲しみなのか。聴く人によって、分かれるところだろう。

というわけで、今回の離婚で図らずもソングライターとして再び注目された大塚愛。この経験から良い曲を書いて、怪我の功名となれば、せめてもの救いと言えるだろうか。

<文/音楽批評・石黒隆之>

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