親子で読みたい!2018年アンデルセン賞作家、角野栄子さんのおすすめ児童書

国際アンデルセン賞
児童文学のノーベル賞ともいわれる、『国際アンデルセン賞』。今年は、日本人作家の角野栄子さんが受賞しましたね。角野栄子さんの作品といえばスタジオジブリでおなじみ『魔女の宅急便』が有名ですが、他にも国際的に高い評価を受けた素晴らしい児童文学を世に出しています。

そこで今回は、子供に読んでほしい編集部おすすめの角野作品を紹介します。

国際アンデルセン賞とは?


『国際アンデルセン賞』とは1953年にスイスに本部をおく国際児童図書評議会に(IBBY)よって創設された、国際的な子どもの本の賞。その選考水準の高さから、“小さなノーベル賞”とも呼ばれ、現在では60カ国以上が加盟。

過去には『ふしぎなポケット』の作者として知られる、まど・みちおさん(1994年)や、『精霊の守り人』の原作者としても知られている、上橋菜穂子さん(2014年)も受賞しています。

子どもに読んでほしい角野栄子作品


今年、日本人としては3人目の受賞者となった角野栄子さん。その代表作をご紹介しましょう。
『魔女の宅急便』シリーズ(福音館文庫)
出典:Amazon

角野栄子さんの代表作といえば、誰もが知っているジブリの映画の原作にもなった『魔女の宅急便』。ひとり立ちした魔女の子キキの成長を爽やかに描いた物語です。ジブリ映画ではキキが新しい町で奮闘するというストーリーでしたが、原作ではその先の物語も描かれていることをご存知でしたか?

魔女の宅急便シリーズは、8冊の単行本が出版されおり、物語終盤ではなんとママになったキキに会うことができますよ。トンボとの恋の行方も気になりますよね。
『トンネルの森1945』(株式会社KADOKAWA メディアファクトリー)
出典:Amazon

太平洋戦争の中、幼くして母を亡くしたイコは父の再婚相手と生まれたばかりの弟と3人で千葉の小さな村に疎開。家のそばにある、暗く大きな森の中で脱走兵が自殺した噂を耳にして…。

角野栄子さんが自らの戦争体験をもとに描き下した傑作ファンタジー。読みやすい文章で描かれつつも、子供の目線から見た戦争の様子が読者に伝わってきます。戦争を次の世代に伝える意味でも、ぜひ子供に読んでもらいたい一冊です。
『小さなおばけ』シリーズ
出典:Amazon

1979年に第1巻『スパゲッティがたべたいよう』から始まったロングセラーの『小さなおばけ』シリーズです。

くいしんぼうのアッチ、とこやさんにすんでいるコッチ、歌が大好きなソッチという3人の小さなおばけがくりひろげる楽しいお話で、心惹かれるキャラクターと予想できない展開で気づいたら最後まで読んでしまいます。

2017年に発売された最新刊『おばけのアッチとどきどきドッチ』はアッチのレストランに、ドッチがやってきてメチャクチャなお手伝いをするというお話です。

角野栄子さんの作品は子どもに愛されているだけでなく、大人が読んでも考えさせられるお話も多いですよ。ぜひ手にとって親子で読んでみてはいかがでしょうか。

TOP PHOTO/Evgeny Atamanenko/Shutterstock参照/JBBY「IBBYってなに?」毎日新聞「国際アンデルセン賞 角野さん「認めてもらえ大きな喜び」」ポプラ社「角野栄子の小さなおばけシリーズ」BookBang「“おばけのアッチ”の生みの親 角野栄子インタビュー 「小さなおばけシリーズ」の誕生秘話を語る」国立国会図書館国際子ども図書館「国際アンデルセン賞を受賞した日本の作家と画家」

当記事はならいごとキッズの提供記事です。

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