【三菱デリカD:5】同社初の尿素SCRシステムを採用した2.2Lクリーンディーゼル+8ATを新たに搭載

clicccar

2018/11/21 13:32


三菱自動車デリカD:5がビッグマイナーチェンジを受けました。内・外装の大幅刷新だけでなく、走りの面でも手が加えられています。

2012年にクリーンディーゼルが搭載されたデリカD:5の現在は、クリーンディーゼルエンジン搭載車が90%を超えているそう。

個性的なデリカD:5は、アウトドアユーザーから絶大な支持がある一方で、タウンユースではアウトドア色が強すぎるという声、年齢を考えるともう少し落ち着いたミニバンが欲しいといったニーズがあったとしています。

内・外装の変更点については、ほかの記事でご紹介しましたので、それ以外のポイントをご報告します。

標準仕様と「URBAN GEAR(アーバンギア)」を設定するデリカD:5は、標準仕様で従来同様にアウトドア好きのファンの心をつかみ、アーバンギアで都市部を含めた多くのユーザー層の獲得を狙っています。

機能面では、「サポカー」の対象となる先進安全装備の追加がトピックスです。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報システム、アダプティブクルーズコントロール、オートマチックハイビーム、後退時車両検知システム(上級仕様)、後側方車両検知警報システム&レーンチェンジアシスト(上級仕様)を用意。

これにより、電動パーキングブレーキが新たに採用され、ACC作動時のブレーキ保持も可能になったほか、電動よりも力が要る手動パーキングブレーキの操作から解放されることになります。

2.2Lクリーンディーゼルエンジンは、三菱自動車初となる尿素SCRシステムが新たに採用され、荷室下側にアドブルーのタンクを追加。これは、日本でも2022年に採用されるRDE(Real Driving Emissions)試験にいち早く対応するもの。

同試験は、その名のとおり実際に道路を走行しながら排出ガス検査をすることで、より厳しく、リアルワールドに近い排ガス検査になるといわれています。

さらに、トランスミッションも6ATから8ATに多段化され、滑らかな走りを引き出すとともに、遮音&吸音材の最適化も含めることで、静粛性も向上し、持ち前のトルクフルな走りも磨き上げられています。なお、最大トルクも360Nmから380Nmに向上。一方で、最低地上高は従来の210mmから185mmに低くなっています。

そのほか、電動スライドドアに施錠の煩わしさから解放するクローズ&ロック機能(ワンタッチ電動スライドドア/エレクトリックテールゲート)や、ワンタッチ式のエンジンスターターシステムが採用されるなど、ライバルと遜色のない装備が付加されています。また、デリカD:5のオリジナル10.1型メモリーナビゲーションも設定。

なお、3列シートのシートアレンジや操作方法などには変更点はなく、広めのサードシートを備えるという利点も受け継がれています。

(文/写真 塚田勝弘)

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