1カ月の食費はいくら?プロが教える節約術10選

All About

2018/11/15 18:15

1人暮らしでも2人以上の世帯でも、周りの食費と比べて自分は高いのか安いのかは気になるところだと思います。平均的な食費を知ったうえで、上手に簡単に食費を節約する方法をご紹介します。

「うちは節約できてる?」気になる食費の平均

「節約したい費目は?」と質問すると、必ずと言っていいほど上位に挙がるのが「食費の節約」です。しかしよく聞いてみると「自分の家の食費は高い(だから節約したい)」と考えているのではなく、「食費なら、なんとなく節約できそう」と思っている場合が多いよう。また、「他の家庭の食費の平均と比べて、うちの食費は高いのか、節約できているのか」も気になる方が多いようです。

総務省統計局のデータ(2015年)からすると、食費の平均は以下の通り。

・1人暮らしの食費平均:月平均4万202円(外食1万1860円、酒類1917円を含む)
・2人以上の世帯(平均3.02人の世帯人数)の食費平均:月平均7万1844円(外食1万1986円、酒類3141円を含む)

この統計でいう「食費の平均」は外食と酒類が含まれていますが、外食と言っても、「家で作るのが面倒だから外で食べる」という外食なのか、交際費としての外食なのかによって、性質が変わってきます。

食費節約の準備:食費を正しく把握・管理する

食費を管理・節約しようと思うなら、いったん食費を性質ごとにわけて考える必要があります。

・主食(お米など)
・その他のご飯になる食材
・嗜好品としてのお菓子やお酒
・外食(作るのが面倒だったからという理由の外食)
・外食(お付き合いや家族の祝い事など避けられない外食)

一見、面倒なように見えるかもしれませんが、大きくこの5項目に分ければ、実際に食費が多くかかっている部分が浮かび上がってきて、どこを節約するべきなのか判断できます。

ただ闇雲に「食費を節約する」というだけでは、もやしばかり食べるなど、極端に偏った食材を買うようになったりすることも。お金を節約できても、その結果、健康に良くない生活を送るようになってはよくありません。

現時点での食費を正確に把握できたら、次は、食費の節約方法について考えてみたいと思います。

1:買ったものはすべて食べる

当たり前のように思えるかもしれませんが、日本の一般家庭での食品ロスはかなり高くなっています。半額シールが貼ってあるからと買って、賞味期限が切れて捨てるようなことをしては結果的に無駄遣いとなります。

2:残したものも翌日などに食べる

残したものを捨ててしまっている家庭も実際には多くあります。そのまま翌日に出すのが気が引けるようであれば、リメイクするのも手です。

3:可食部分はすべて食べる

主に野菜の話になりますが、食べられる部分は捨てずに食べるというのも食費節約の基本となります。ブロッコリーの軸や大根の皮なども、お金を払って買ったもの。これらもちょっと手を加えることで、立派な一料理として食べることができます。

4:調味料など在庫を持ちすぎない

食費節約をしているという人に多くみられるのですが、セールなどで調味料や缶詰が安く売っていると「いずれ使うから」という理由でたくさん買ってしまってはいないでしょうか。在庫を抱えすぎて今家にいくつあるのかが分からず、また買ってしまう。そして賞味期限が切れてしまうという人も多くいるのです。在庫は最低限、自分で把握できる量までとします。

5:食べきれない分はその日のうちに冷凍する

割安だからと肉の大パックを買ったり、野菜ををまるごと買ったりした場合、後日ではなくその日のうちに冷凍する習慣をつけましょう。後でと思っていると、面倒になってしまい、そのまま賞味期限が切れてしまうということもあります。

6:賞味期限が長い食材も利用する

缶詰・冷凍食品・乾物など、賞味期限が長い食材も積極的に利用すると節約につながります。賞味期限切れまでの期間が長くなりますし、少量ずつ使うこともできるので無駄にしてしまう可能性が低くなります。

7:管理できるなら賞味期限の残りが少ないものを利用する

これはあくまでも「食べきることができるなら」という前提付きですが、閉店間際のスーパーで半額シールが貼られた食品も、食費節約になるので利用するといいでしょう。インターネットが普及してきた現在では、食品ロスを減らすためとして、オンラインスーパーでも賞味期限の残りが少なくなってきた食材を半額以下の値段で購入できるサービスも出てきています。

8:割安な業務用食材を利用する

業務用は1つのパッケージが多くなっていますが、お値段は割安です。肉野菜鮮魚などから、冷凍野菜、調味料まで幅広くあります。生鮮食品は冷凍する手間もかかりますが、それができれば大きく食費の節約をすることが可能です。

9:外食するならクーポン利用

最近ではファストフードからおしゃれなレストランまで、インターネット上で割引クーポンを発行しているところが多くあります。同じものを食べてクーポンを見せるか見せないかで料金が変わってくるのであれば、クーポンを見せて節約したいところです。

10:「捨ててしまった簿」をつける

食費の管理は、「食費節約の準備」でお伝えした5項目に分けて管理すれば、細かく1品ずつ家計簿をつけなくても大丈夫です。ただし、買った食材で賞味期限切れして捨ててしまったものがあれば、それだけを記録に残す「捨ててしまった簿」をつけてみてください。

すると、自分の買い物の傾向が見えてくるので、今後買い物をするときに、無駄な買い物をする手が止まるようになります。納豆、豆腐、もやし、この3品を賞味期限切れさせてしまう人が多くいるので、参考にしてみてください。

食費節約のまとめ

ご紹介したように食費の節約はまずは食費の内訳を把握すること。そして基本となる食材の買い方を見直すことによって無理なく簡単にできるようになります。「食費節約=食べる量を減らすこと」「食費節約=栄養価が低い安い食材ばかり食べること」などとは考えずに、食材を管理できれば、簡単に節約することができるようになります。
(文:矢野 きくの(マネーガイド))

あなたにおすすめ

ランキング

もっとよむ

注目ニュース

もっとよむ

あなたにおすすめ