会場は京都! 『Fitbit Charge 3』お披露目と開発事例の発表が行われたFitbitの開発者&ユーザーカンファレンスレポート

ガジェット通信

2018/11/13 17:00



フィットビット・ジャパンは11月6日、アプリ開発者とユーザーを集めたカンファレンス『Fitbit Developers and Users Conference 2018 Autumn in Kyoto』を開催。関西で初の開催となる今回のカンファレンスでは、この日発売になったリストバンド型活動量計『Fitbit Charge 3』がお披露目されたほか、スマートウォッチ『Fitbit Versa』向けのクロックフェイスやアプリの開発事例が発表されました。

『Fitbit Charge 3』をお披露目







『Fitbit Charge 3』は、全世界で3500万台を販売したリストバンド型活動量計の新製品。40%大型化した有機ELのタッチディスプレイを搭載。クロックフェイスからスワイプ操作で直接ダッシュボードへ遷移でき、側面のボタン操作と組み合わせて直感的な操作が可能になりました。





50m防水に対応。着用したまま水泳をして、ラップと距離、ペースを計測できます。水泳を含む15種類のエクササイズが記録可能。



スマートウォッチ『Fitbit Ionic』『Fitbit Versa』向けに提供された生理周期など女性の健康状態をトラッキングする機能は、活動量計で初めて『Fitbit Charge 3』にも提供されます。



心拍計では、安静時心拍数の計測精度が向上。睡眠はレム睡眠、深い睡眠、浅い睡眠などの睡眠ステージをトラッキングします。スマートフォンの通知機能では、Androidユーザー向けにクイック応答の機能が近日公開されるとのこと。



ユーザーの心拍数が通常より高めだった場合、内蔵アプリの『リラックス』を試してみるよう促すなど、パーソナライズ化されたインサイトを提供する機能は、スマートフォンの『Fitbit』アプリで近日公開を予定しています。内蔵アプリはこの他アラーム、タイマー、天気予報、カレンダーなどがあり、新しいアプリの追加も予定。



グラファイトのアルミケーシングのブラック、ローズゴールドのアルミケーシングのブルーグレーの2色をラインアップして、価格は2万1470円(税込み)。NFCによる決済機能『FitbitPay』に対応し(日本未対応)、グラファイトのアルミケーシングと白いシリコンスポーツバンド、もしくはローズゴールドのアルミケーシングとラベンダーのウーブンバンドをラインアップした『Fitbit Charge 3 スペシャルエディション』は2万3630円(税込み)。





会場のタッチ&トライコーナーでは『Fitbit Charge 3』の全モデルが試せたほか、その場で購入できる販売コーナーもにぎわいを見せていました。







フィットビット・ジャパン カントリーゼネラルマネージャーの千川原智康氏は、発売当日の午前中に量販店のランキング上位を占めるなど、『Fitbit Charge 3』販売の滑り出しが好調であることを発表。さらに関西地域のトピックとして、コナミスポーツクラブが販路に加わり、エグザス梅田 X-STUDIO、大阪ステーションシティ、心斎橋から順次販売を開始すること、クボタ健康保険組合でFitbitデバイスの導入が決定したことを発表しました。

クロックフェイスとアプリの開発事例を発表





開発事例の発表では、まずプロダクトデザイナーの三橋正典氏が登壇。クロックフェイスの開発について発表しました。UXやUIの開発が本業で、HTMLとCSS、JavaScriptを触ったことがある程度の経験だったという同氏。『Fitbit Versa』を購入してクロックフェイスの開発に挑戦し、『note』に公開した記事が話題を呼びました。

Clock faceをデザインしてたらテンションが上がった話|3284|note

https://note.mu/3284/n/n1a8edd80efba





デザインツール『Figma』を使ってデザインパターンを制作し、開発ツールは『Fitbit Studio』とFitbit OSのシミュレーターを使用。プロジェクトを作成してデザインした画像を読み込み、テンプレートを編集して動作するクロックフェイスをビルドするまでを実演しました。1人でデザインから実装までを完結できる体験はエキサイティングだと語る同氏は、「一緒に楽しんで開発しましょう」と呼びかけて発表を締めくくりました。



事例発表の2人目は、6月に東京で開催されたカンファレンスにも登壇した、アレグロスマート代表取締役社長CEOの田渕鳴利氏。同社は『Fitbit Versa』で計測した心拍数のリアルタイムの計測値を自社製AIのAPIに渡し、計測値から計算したストレス値をキャラクターの表情付きで『Fitbit Versa』に表示するアプリを開発しています。





今回は、『Fitbit Versa』を使った熱中症の予測システムを事例として発表。脱水症状がある際には心拍数が上昇することから、『Fitbit Versa』で計測する安静時心拍数、1分間に歩いた歩数をベースに、気温・湿度・輻射熱から算出する暑さ指数WBGT(湿球黒球温度)と照合して熱中症のリスクを算出、『Fitbit Versa』のアプリにキャラクターの表情付きで表示します。

さらに、疲労時には心臓にかかる負荷により心拍数が上昇することから、心拍数と安静時心拍数で算出できる“運動強度”と睡眠時間をFitbit製品で計測して疲労度を予測するシステムを発表しました。ユーザーは「疲れた」「疲れていない」という実際の疲労度を入力することでAIが学習し、予測の精度を高める仕組み。今後はスマートホーム機器のカメラと組み合わせて、顔認識で識別したユーザーの疲労度やストレスを予測したりアドバイスをする“スマートヘルスケア”のシステムを開発することを明らかにしました。





芸妓さん、舞子さんが会場に花を添えたり、バイオリニストの寺下真理子さんによる演奏が行われるなど、華やかなムードに包まれた同カンファレンス。このために来日したFitbit副社長兼アジア太平洋地域事業部長のスティーブ・モーリー氏へのインタビューは別記事でお届けします。

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

当記事はガジェット通信の提供記事です。

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