「ドロ刑」中島健人と遠藤憲一2人だけの世界。イチャイチャしながら捕まえてほしいと願う大泥棒か4話

エキレビ!

2018/11/10 09:45

11月3日に『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』(日本テレビ系)の第4話が放送された。


このドラマを観ていると、斑目勉(中島健人)と煙鴉(遠藤憲一)による“2人だけの世界”へ迷い込んだかのような錯覚に陥る。刑事と泥棒のイチャイチャにフォーカスし、凝視することこそが正しい楽しみ方だ。

低評価に落ち込む中島健人。励ます遠藤憲一
都内で開催される一大コミフェスを狙い全国のスリ集団が集結するという情報が寄せられ、斑目は左門陽作(板尾創路)とコンビを組むことになった。左門はモサ(スリ専門の刑事)のベテランだ。左門とのバディは、自分の能力が買われたことによる“異例の大抜擢”。斑目はそう信じて疑わなかった。
「抜擢? 聞き間違いじゃないの。抜擢じゃない。罰ゲームだ」(左門)
必要書類を出し忘れたがために、斑目を押し付けられた左門。斑目は13係でお荷物扱いされていた。

斑目と左門の目の前に、史上最高のスリ“機械屋銀次”こと大文銀次(杉本哲太)が現れた。銀次は、斑目と左門の目の前で一瞬の神業でスリをしてみせる。慌てて確保する斑目だが、一枚上をいく銀次にあしらわれ、逮捕は失敗した。銀次と左門は旧知の仲だった。
「なんで、こんなガキを相棒に? 才能無いぜ。30年前のお前よりひどい」(銀次)
斑目は泥棒から「才能が無い」とダメを出され続けている。初回からずっとだ。

13係の同僚・皇子山隆俊(中村倫也)は煙鴉を追っている。フリーの犯罪ジャーナリスト・西野巧を自称する煙鴉に皇子山が迫った。

皇子山 ズバリ聞きます。あなたが煙鴉本人ですね?
斑目 皇子山さん、まさか……知らなかったのぉ!? この人、煙鴉。本人、本人! バリバリ、大泥棒! 正真正銘の極悪人!! えっ、今さら何言ってんの? こないだから調べてたのってそのこと? 全然ダメじゃん。そんなの誰でも知ってるって!
皇子山 あいつがああいう風に言うってことは……間違いなのか? クソー! また一から調べ直しだ。

斑目と同じ判断ということは、見誤っているということ。斑目は信用されていない。

「俺にいいところはないんですか?」と、さすがに斑目も低評価に落ち込んだ。そんな彼の能力を買うのは、やはり煙鴉だ。
「お前のいいところはさ、そういう弱いところだよ。だけどそこに油断してると、ここ一番で驚くほど大胆になる。そこがお前の強みだな」(煙鴉)
煙鴉のバックアップも、初回からずっとである。

遠藤憲一の言う通り、大胆になる中島健人
コミフェス当日、会場へ向かう電車内で銀次のスリを確認した左門と斑目は銀次を確保する。被害者の老人の懐には財布が収まったままだったが、財布の中の7万円はなくなっていた。財布の中身だけ抜き取る高等技術「中抜き」が行われたのだ。
「お前の負けだ、左門。仮に俺のポケットに7万円入ってたとする。でも、それがその人の札だと証明できるか?」(銀次)

斑目は銀次を呼び止めた。
斑目 銀次さん。あなたのポケットのお札を見せてください。被害者にはお孫さんがいらっしゃるようです。そのお孫さんが、うっかりお札に落書きしちゃったそうなんです。落書きするもんですよね、子どもって。見せてもらえますか。
銀次 ……盗ったよ、俺が。

本当はお札に落書きなんかなかった。本当は斑目のハッタリだった。斑目はカマをかけていた。ここ一番の大胆で斑目が大金星を挙げた! いや……
「あいつがお前に乗っかってやったんだよ」(煙鴉)
斑目の言ってることがハッタリだと、本当は銀次は知っていた。初回ほどではないにしろ、視聴者の意表を突く展開を必ず配すのがこのドラマ。孫がお札に絵を描いてたでは終わらせない。カラクリだらけだ。主題歌は「カラクリだらけのテンダネス」だし。

中島健人と遠藤憲一のイチャイチャに切なくなる
斑目の活躍を認めた左門は、労をねぎらおうと彼を飲みに誘った。
「すいません、それはいいです。今晩は友だちと飲むんで」(斑目)

友だちとは煙鴉のことである。いつものバーで落ち合った2人。斑目は煙鴉に体を密着した。
「俺も盗みましたよ、銀次からスリの技術を」(煙鴉)
斑目の手には煙鴉の財布が……。
「へぇ~。やるじゃん、おまえ(笑)」(煙鴉)
違う。本当は煙鴉の財布じゃない。

斑目 これ、僕のです。前に見てすげえカッコいい財布だなと思っておそろにしたんです、ケムさんと! フフフッ
煙鴉 「フフフッ」じゃねえよ、おめえ(笑)。

おそろの財布って、何それ。あからさまなイチャイチャ!

煙鴉を引っ掛けるほど策士になっている斑目。成長している。ここで初回を振り返りたい。斑目に献身的な理由を問われた煙鴉の答えは「お前が俺を見つけた」だった。見つけられた煙鴉はうれしかった。
煙鴉は斑目に捕まえてほしいと思っている? でも、並の刑事じゃ無理だ。煙鴉を逮捕するには高い能力が必要だ。そして今、斑目の才能を伸ばしているのは煙鴉自身である。

やはり、このドラマは伝説の大泥棒(師匠)VS新米刑事(弟子)の対決へ突き進むしかない気がする。自分を捕まえるにふさわしい刑事へと斑目を育てる煙鴉。仲良くなりすぎた“友だち”煙鴉を捕まえようとする斑目。
弟子にとっては師匠超えこそ最高の恩返しだが、あまりにイチャイチャしてる今だけに、先を思うと一気に切なくなってくる。
(寺西ジャジューカ)

『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』
原作:福田秀「ドロ刑」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
脚本:林宏司
主題歌:Sexy Zone e「カラクリだらけのテンダネス」(ポニーキャニオン)
音楽:木村秀彬
演出:大谷太郎、中島悟、高橋朋広
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:能勢荘志、次屋尚、関川友理
制作協力:The icon
製作著作:日本テレビ
※各話、放送後にHuluにて配信中

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