「―ブンブブーン」5年目突入!プロデュ―サーに聞いた番組の裏側&KinKi Kidsのこと

ザテレビジョン

2018/11/10 11:50

「KinKiKidsのブンブブーン」(フジテレビ)が、10/26で放送5年目に突入した。そこで、KinKiの2人と共に番組を作ってきた加藤智章プロデューサーに、今だからこそ聞きたい思い出のあの回や、気になるこの回の裏側、さらにはKinKiの2人の魅力まで、じっくり話を聞いた。「ずっと粘り強くやっていくタイプの(堂本)光一さんと、しなやかにその場に対応していくことを楽しむ(堂本)剛さん。お2人はそれぞれでも物事を成立させることができる人たちです。そんな2人が同じ空間にいるからこそ生まれてくるものや、生じるズレが面白いんでしょうね。僕は、どちらの性格も好きです」と話す加藤P。1問1答形式で、たくさん答えていただきました!

■ 1回の収録時間はどれくらい?

約2時間くらい

「1日にだいたい2組、企画内容にもよりますが、移動時間を含めて1回2時間くらいの収録です。“撮れた”と思うのは、他の番組であまり見ない瞬間が起きたとき。2018年9月8、15日放送では、KinKiとゲストの森山直太朗さんのいい歳をした3人が、タレをまるで宝物を見つけたかのように盛り上がる姿がとても良くて、面白かったです」

■ KinKi Kidsとの打ち合わせ時間はどのくらい?

10分くらい

「基本当日、2組分で10分ほど。事前に台本などはお渡しして、お二人からリターンもあります。当日は、ゲストと話したことや流れを伝えるくらい。朝早いときには『聞いてるのかな~?』って感じる日もありますが(笑)、ちゃんと聞いているのでさすがです。その段階で僕らにはあまり言いませんが、その回ごとのお互いの役割とそのさじ加減があうん呼吸で2人に絶対にあるんです。『どっちがどう引っ張るか』を気にされていますね。それでも10分未満なので多くは語らないです」

■ 他のバラエティーと違うと感じることは?

スタッフの“老舗感”

「他の番組と違うのは“スタッフの老舗感”。今のフジテレビでは少ないパターンだと思います。「LOVE LOVE あいしてる」(1996年ほか)からずっと一緒にやっている人もいて、フジテレビの“チームKinKi Kids”、いわば家族のような人たちで作っているので、2人も安心して任せてくれているのを感じます。なので2人の得意・不得意や好き嫌いも分かっているつもりなのですが、ごくまれに食べ物の好き嫌い情報が更新されていることが発覚します」

■ 朝早いロケは2人とも本当にテンションが低い?

低いです

収録開始時間が朝早い企画ではオープニングトークで『朝早い…』とぼやきがちなKinKi。「あれはもうただの儀式のように愚痴るっていう(笑)。カメラが回っているときでもそうでないときでも『今週も朝早いな~』って言われたら、『そうですね~』って(笑)。無理にテンションを上げてもらおうともしません。昼のロケだからといってテンションが高いわけでもないですから(笑)、いつも自然体でいていただければいいかなと思います」

■ 9月29放送で登場したTシャツの柄はなぜ“オタ&女装”の写真?

表情が柔らかくていい写真だと思ったので

2018年9月29日放送のクイズ企画で剛に送られた特製Tシャツの写真セレクトについて演出の浜崎綾氏は「2人にとって少し恥ずかしい写真がないかとスタッフで話して探していたところ、オフショットの中にあの写真がありました。格好が面白いだけでなく、スタッフのカメラだったので表情が柔らかくていい写真だと思ったので採用しました」

■ 当初の正装からカジュアルスタイルに。なぜ?

「服は楽な方がいい!」言われました(笑)

KinKiの2人の衣装について、浜崎氏は「最初は“レトロな車にカジュアルスーツ”という英国紳士をイメージしていて、視聴者の皆さんに『私もこんな風におもてなしされた~い♪』と思ってもらえる番組にしようというところから始まりました。ただ、次第にスポーツ要素やバラエティー要素が強くなり、英国紳士である必要がなくなったので(笑)、今のスタイルに変化してきました。2人にも『服は楽な方がいい!』と言われました(笑)」

■ 2人の番組オリジナルキャラクターはどれくらいでできるの?

約2週間ぐらい

毎回2人の様相に合わせて細かく変わる番組オリジナルキャラクター。「ロケが終わって放送までの2週間以内に作っていただいています。かわいいですよね。細かく見てくれている人だけが気付く、こだわりを演出チームがやってくれている…愛情ですよね。」

■ 準備やリサーチなどで苦労した企画は?

“高見沢”シリーズ

「計3回、富士急ハイランドに行った“高見沢(俊彦)さんシリーズ”はいつ達成されるのか、そしてずっと続くのでは…とみんな心の中で思っていました。(笑)。梅雨の季節は外して、雨風を避けつつチャンスをうかがって、2年越しで完結です。あとは遠方でのロケも大変ですよね。なかなか日の光を浴びたくない2人だから(笑)。2016年の埼玉・長瀞キャンプは雨も降ったりで撤収時は真っ暗でした。でも今年のキャンプは巻きましたよ!」

■ 想像以上に面白くなった企画は?

タレ

2018年9月8日放送「おいしいタレを知る」企画が、急遽2週連続放送に変更。「打ち合わせでは5本用意してあって、盛り上がったものを放送予定だったのですが、太田一平CPが『2週にすることにしたから』と(笑)。打ち合わせの段階で『2週分やります』だったら『何言ってるんだろう』と思うと思うんですけど、現場で盛り上がって、みんなもそうすべきだと。もちろん撮影を終わらせることもできたのですが、面白さとKinKiと直太朗さんの盛り上がり、ロケ時間、放送ラインアップ…いろいろなことがうまくハマって実現しました」

■ 今後楽しみにしていてほしい企画は?

タレ

「何と『タレ企画』の第2弾が動き始めています。KinKiの2人も楽しんでくれていたので収録後すぐ、始動しました。タレは直太朗さんのプレゼン企画なので、現在、直太朗さんのスケジュールなども含めて、中身を詰めている状況です。直太朗さんも『同じふうにはできないな。すべれない…』と気合いが入っています(笑)」

■ 剛さんの“カメラマンいじり”はいつから?

ずっとです

剛がカメラマンと絡むこともしばしば。「最近放送され始めただけで、現場ではこれまでも普通に、頻繁に行われているプレーです(笑)。台本にも書いていません。辛いラーメンを食べさせられたときも、僕らスタッフは『当然くるだろうな』と思ってました(笑)。ちなみにカメラマンは、番組スタート時からずっと撮っているチーフの方なんです」

■ 今年のキャンプ、印象深いエピソードを教えてください

2人とも満足そうでした

2018年夏、3週に渡って放送したキャンプ企画。「最初に2人に伝えたときは『夏やし、行くん?』くらいのテンションでしたが(笑)、光一さんは『ご飯がすごくうまかった』と。剛さんは着替えもない中、一番に川に入って『めちゃくちゃ気持ちいい』と言っていたので良かったです。さらに剛さんは撮影が終わった後、もし自分がキャンプするとしたら必要なものをスタッフに聞いていたので、剛さんの新しい引き出しが増えればうれしいです」

■ 2人の“イチャつき”時間は実際どれくらい?

特にカットしてないんです

KinKiが時にゲストを放置して2人で楽しそうにしている“イチャつき”。「意図的にカットするようなことはしていません。2人共ゲストに気持ちよく帰ってもらうことを最優先に考えているので、配慮しながらしている印象です。どこまで最初の段階で計算しているのかは、僕らスタッフにも教えてくれないですね。ちなみに髙嶋政宏&シルビア・グラブ夫妻の回(2018年8月4日放送)での監督役=光一、助監督、照明ほか役=剛という役割を担うコントをしていて、新鮮でした。あれも2人で決めていましたね」

■ 今後どんなKinKi Kidsを見せていきたい?

大人な2人を

「来年はお2人とも40歳になるので、より大人の趣味や体験を2人にチャレンジしてもらいたいと思っています。若作りする必要も、おじさんということを隠す必要もない。そもそもお2人共隠そうと思っていないですし(笑)。

すてきな歳の重ね方をされてきていますよね。品格ある劇場で舞台の中心に立っている光一さんと、神社仏閣が好きな剛さん…お2人がステップアップされていく姿に、番組もうまくシンクロして進化していけたらなと思います」

■ 光一さんの魅力をあらためて教えてください

継続は力なり、の人

「光一さんは、1回決めたことを長く続けることにすごく特性のある方。イメージとは逆でした。舞台「―SHOCK」もそうですし、例え仕事としてでもずっと続けることが大変なときもありますが、そこへの努力を惜しまない。この先どうなっていくのかというビジョンまでしっかりと描けていて、まさに“継続は力なり”の人ですよね」

■ 剛さんの魅力をあらためて教えてください

しなやかに生きている人

「剛さんはしなやかに生きている人。自分らしさを持ちながらも、周りの形に合わせて、自分も変化することを楽しんでいる方だと思います。音楽の現場でも言ってい

る『本当はリハーサルもあまりしたくない。お客さんには、その場で初めてやってその瞬間に生まれたものを見せたい』という言葉を、僕らにも言ってくれました」(ザテレビジョン)

https://news.walkerplus.com/article/168939/

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