桜田五輪担当相 再びミス連発 れんぽう?アジア大会2028年?整備プロレス?

 “言い間違い”答弁で注目を集める桜田義孝五輪担当相が再びミスを連発した。9日の閣議後の会見で、立憲民主党の蓮舫参院幹事長の名前を、最初は「れんほう議員」と正確に述べたものの、2回目は「れんぽう議員」と発言。5日の参院予算委員会でも同じ間違いをしており、質疑に立った蓮舫氏から「れんほうです」と不快感を示されたばかり。この日、手に持っていた資料には、しっかり「蓮舫(れんほう)」とふりがながふられており、もはやわざとともとれる間違いだった。

 会見で桜田氏は5日の参院予算委でのチグハグ答弁を「質問の事前通告がなかったため」とした6日の発言を撤回。「通告が全くなかったと申し上げたのは事実と若干違うので撤回する」と述べたものの、頭を下げることはなかった。

 その後の衆院文部科学委員会での所信表明でも、原稿を読み上げているだけなのに、今年開かれたジャカルタ・アジアパラ大会を「2028年」、東京五輪期間中の警備指針を「セキュリティ基本法」と数カ所間違え、その都度、野党議員から「2018!」「基本戦略!」などと突っ込まれる始末。さらには、新国立競技場について「整備プロセス」を「整備プロレス」と言い出した。

 度重なる名前間違いには身内もおかんむり。公明党の斉藤鉄夫幹事長は会見で「人の名前を正確に呼ぶのは人間の基本だ。注意してほしい」と苦言を呈した。

 桜田氏は文部科学副大臣だった2013年10月、原発事故で出た放射性物質を含むゴミ焼却灰などの処理について「住めなくなった福島に置けばいい」との趣旨の発言をし、菅義偉官房長官から口頭注意を受けた。また、16年1月には旧日本軍の慰安婦について「職業としての売春婦だった」とコメント、後に撤回したことも。失言癖は有名で、大臣就任直後から桜田氏の答弁能力を不安視する声は上がっていた。自民党の衆院議員は「もはや発言すればギャグになってしまう。何で早く謝らないのだろうか」とあきれ顔だった。

 ◆桜田 義孝(さくらだ・よしたか)1949年(昭24)12月20日生まれ、千葉県柏市出身の68歳。高校卒業後、大工をしながら明大商学部夜間部に通う。建設会社経営、柏市議、千葉県議を経て96年衆院選初当選。文科副大臣など歴任し現在7期目。二階派所属。

あなたにおすすめ