どうして新しいiPad Proは激速いの?

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Apple

いずれ、Macにも…?

かつてないほどパワフルに育った「iPad Pro」。それにしても、どうしてApple(アップル)プロダクトは毎年性能が向上するの…? というわけで、ワールドワイドマーケティング担当上級副社長を務めるフィル・シラー氏とAnandTechのAnand Shimpi氏が、その秘密を明かしてくれました。

プロセス強化×キャッシュ増強×8コアフル稼働でPC越えだー!


まず、iPad Proには「A12X Bionic」プロセッサが搭載されています。

A12シリーズのプロセッサは、スマートフォン業界でもいち早く「7nmプロセス」を導入。プロセスとはチップの内部の回路の細かさを意味しており、プロセスが細かいほど高クロックでの動作や省電力性能が向上します。7nmを取り入れたモバイルプロセッサはA12の他にはHUAWEI(ファーウェイ)の「Kirin 980」しかなく、Appleのテクノロジー分野に対する力の入れようがわかりますね。

またベンチマークスコアの詳細を見ると、A12X BionicはA12 Bionicに対してメモリ関連のスコアで好成績を残していることがわかります。Appleはチップの詳細な仕様を公開することはありませんが、キャッシュサイズ、メモリバンド幅の増強はしていそうです。

で、この7nm&キャッシュモリモリのコアが、パフォーマンス(高性能)コアとして4つ、そして省電力なコアが4つ搭載されており、高負荷時には8コアすべてを動作させてパワーを絞り出すのです。(全コア駆動自体はQualcommのチップもできますけど。)

その結果、iPad Proはより大きくてファンを搭載したマシン…つまりPCと同等の性能を実現しているというわけ。これだけの性能を5.9mmという薄さに収めたiPad Proは、まさにオーパーツ…は言いすぎかもしれませんが、時代の最先端をいくマシンであることは間違いありません。

なお、AシリーズプロセッサがMacにも搭載されるのかなど将来の計画については、2人は語りませんでした。でもMacBook Proに迫るほどの性能を実現したAシリーズプロセッサなら、その可能性は十分にありそうです。

Source: Ars Technica via MacRumors

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