コスパ最強の美容野菜「にんにくの芽」。風邪予防になる美人鍋の作り方

女子SPA!

2018/11/9 15:46



【ラクうま美人ごはん vol.36】

炒め物だけだと、モッタイナイ。

突然ですが、「おいしくて、美容にもよくて、リーズナブルな野菜」って、最強ですよね。そして、そんな都合の良い野菜を探していたところ、ある野菜に行きつきました。その野菜とは、「にんにくの芽」。“中国料理の炒め物”のイメージが強いと思いますが、この野菜、実は“鍋”をすごくおいしくしてくれて、風邪予防にもなるって、ご存知でしょうか?

そこで今回は、おいしい美容野菜「にんにくの芽」の魅力と、風邪予防にもなる鍋の作り方をご紹介したいと思います。

◆にんにくの芽って何?

「にんにくの芽」とは、私たちが日ごろ食べているニンニク(※)の“茎”にあたる部分。言葉通りの“芽”とは違い、“茎ニンニク”と呼ばれ、スーパーなどでも1袋100円前後で売られています。

※私たちが日頃から食べているニンニクは、葉っぱの根本にくっついている球状部分“りん茎”にあたるところ。玉ねぎやらっきょう等もおなじ部位。

この部分は、ニンニクよりも、控えめで品のある香りが特徴であり、シャキシャキとした食感と甘味が魅力的なので、炒め物の食材として使われることが多いようです。でもこの野菜、炒め物だけに使うのはもったいないくらいの栄養価なのです。

ダイエットと美容に最適! その栄養価とは?

にんにくの芽に豊富な栄養素は主に次の4つ。アンチエイジングやダイエットの他、アリシンが持つ殺菌力により、風邪予防効果まで期待できます。

●β-カロテン、ビタミンC⇒アンチエイジングに

茎部分は緑黄色野菜に分類され、抗酸化作用の強いβ-カロテンや、美肌づくりに欠かせないビタミンCが豊富に含まれる。

β-カロテン 710μg

ビタミンC 45mg

●食物繊維⇒ダイエットに

ダイエットや便秘対策にもなる食物繊維が豊富。

水溶性食物繊維 3.1g

不溶性食物繊維 0.7g

●アリシン⇒ダイエット対策&風邪予防に

にんにくやネギなどに含まれる成分で、糖質代謝に関わる「ビタミンB1」の吸収率をアップする効果を持つ。また、強い殺菌作用があるため、風邪予防にもなる。

※含有量は不明

では最後に、この「にんにくの芽」をたっぷり使った“風邪予防鍋”をご紹介しましょう。

◆必ず入れたいのは、にんにくの芽、生姜、ネギ

作り方は簡単です。いつもの鍋材料の中に、ニンニクの芽、生姜、ネギをたっぷり加えるだけ。これらの食材との相性や、風邪予防にはある程度の脂質も必要であることをふまえると、豚肉を使ったお鍋がオススメです。

にんにくの芽が持つ食感や、スープに染み出る華やかな香りは、一度体験したら病みつきになるでしょう。また、残ったスープで作る雑炊や麺は、格別です。

手軽に冬美容、冬ダイエットを叶えてくれる「にんにくの芽」。気になる人は、是非お試しください!

<文、写真/スギアカツキ>

【スギアカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。11月に『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)を刊行予定。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@akatsukinohana

あなたにおすすめ