メイウェザー招聘は無謀すぎ! 那須川天心が勝つ以外に「RIZIN」生き残りの道はない……

日刊サイゾー

2018/11/7 22:30


 ボクシング5階級制覇のレジェンド、フロイド・メイウェザー(41)が、12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント『RIZIN.14』に参戦することを発表。日本格闘技界の期待の星、那須川天心(20)と対戦する。

「RIZINとしては、那須川を真のスターに育て上げるとともに、RIZINを世界が注目する格闘技イベントに押し上げたいと目論んでいるのでしょう。そのためには、世界で最も有名なファイターであるメイウェザーを招聘するのは確かに有効な手段です。しかし、100億円以上ともいわれるファイトマネーを支払えるのか心配ですね」(格闘技関係者)

メイウェザーのファイトマネーは、べらぼうに高いことで有名。最近の試合では300億円近くが動いたといもいわれている。

「RIZINの榊原信行実行委員長は会見で、PRIDEをUFCに売却した残金をファイトマネーに充てると話していたが、それだけではもちろん全額を賄えるわけがない。全世界にPPVを販売するとしても、メイウェザーの対戦相手が極東の若手キックボクサーとなれば、そこまで売れるはずもない。RIZINとしては、相当な負債を抱えることを覚悟してのマッチメイクですよ」(同)

そもそも日本国内でもRIZINの注目度はいまひとつだ。テレビ局関係者はこう話す。

「さいたまスーパーアリーナでRIZINを開催しても、常に満席とはいかない状態ですからね。客席には招待されたマスコミ周辺の関係者も多いようだし、そもそも興行としても決して儲かっているわけではない。そんな状態だから、メイウェザーのファイトマネーを確保することすら難しいのではないかとも言われています。大々的に発表したはいいけど、結局お金が払えずにメイウェザーは出場しませんでした……なんていうシナリオも十分ありうるでしょう」

とはいえ、RIZINとしてはイベントの価値を高める最大のチャンスでもある。もし、那須川天心がメイウェザーに勝とうものなら、RIZINは一躍世界の格闘技界のトップイベントとなるのだ。

「ただ、仮にRIZINが無茶な借金をしてメイウェザーを呼んで、那須川が負けたならば、RIZINの格を上げることもできず、莫大な借金が残るだけという展開にもなりかねない。そうなったら、今後RIZINは大物外国人を招聘できなくなり、興行としても尻すぼみになっていくはず。RIZINとしては、相当危険な賭けに出たわけです」(同)

話を聞けば聞くほど、やらないほうがいいのでは……と思えてくるメイウェザーと那須川の試合。いずれにしろ、今年の大みそかが日本の格闘技界のターニングポイントとなりそうだ。

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