今「ラノベ」を読むべき“3つの理由”とは? 人気作家が語る

TOKYO FM+

2018/11/7 20:00

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみのこれから、何する?」。11月7日(水)の放送では、ライトノベル(以下、ラノベ)作家の花黒子(ハナボクロ)さんに「今、ラノベを読むべき理由」を教えてもらいました。



最近は数多くの作品が小説化・アニメ化・映画化されているラノベ。そんななか、花黒子さんはリアリティのある主人公像を軸に社会風刺や環境問題などを取り入れた、ほかとは違う“異世界×日常もの”の作品で注目を集めています。これまでさまざまな作品を発表し、なかでも「駆除人」はコミックも合わせると累計20万部以上。投稿サイトでは1日のアクセス数が50万PV(ページビュー)にのぼるなど人気を博しています。

花黒子さん曰く、ラノベは以前オタクのものと思われていたそうですが、今はそんなことはなく、読者層も幅広く全年齢が対象だとか。実際、花黒子さんのもとには50代の方から感想が送られてきたりもするそうです。また、書店などでは奥に並べられていることが多いものの売れ行きは好調で、現在はレーベルも続々と立ち上がり、出版不況が叫ばれるなかでラノベ業界は活況だとか。

ちなみに、誰でも自由に作品を投稿できるラノベのサイトが数多くあり、読むのは基本的に無料。そして、最近は出版社がそういったサイトから有望な作家を見つけて書籍化する流れができあがっているそうです。花黒子さんも小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿したところ、いくつかの出版社から声がかかったとのこと。

花黒子さんが語る“今、ラノベを読むべき理由”の1つ目は、「才能のある作家が集まる場所になっているから」です。
ヒット作が続出しているラノベ業界は、大きな賞や権威などに関係なく「とにかく面白さだけで勝負できる業界になってきている」と花黒子さんは言います。そして、ネットに書くだけで一気に出版まで持っていくことができ、さらにはアニメ化や映画化も夢ではないとも。例えば、名作ラノベ「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は、ハリウッド映画化までされました。花黒子さん曰く、ラノベ作家は儲かるそうです。

2つ目は、「ラノベ作品は圧倒的に読みやすい」です。
ラノベは数多くの作品がインターネット上に掲載されているため、スマートフォンなどでいつでもどこでも無料で読めるのが強みです。そして、作家側からしても気軽に投稿でき、何度でも失敗できるのがメリット。設定が斬新な作品が多く、例えば自動販売機が主人公なんてものもあると花黒子さんは教えてくれました。

3つ目は、「ラノベ業界は出版ペースが早い」です。
基本的にラノベはシリーズものが多いので、刊行ペースが早いそうです。例えば、ネットに投稿する作品が1話5,000文字程度、それを20日間書けば10万字となり、1冊の小説が出せます。花黒子さんも1巻を出した2ヵ月後には2巻が出たこともあったとか。

また、読者との距離が近いのもラノベの特徴だそうです。ネットに投稿するとすぐに読者から感想が届くことが多く、それが作家のモチベーションに。そんな関係性が強い読者たちが作品を買ってくれるため、花黒子さんは「本当にありがたい」と感謝の言葉を口にします。ただ、ときには叩かれることもようですが、叩かれて、失敗しても何度でもやり直せるのがラノベの強み。叩かれることでハートが強くなると同時に、「その反省が次に活かされ、新たな作品が生まれてくる」と話していました。


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【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
LINE=@korenani
Twitter=@KoreNaniTFM
Instagram=korenanitfm

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