松茸の土瓶蒸、こだわりの日本酒…素材の味が広がる“季節料理”のお店

TOKYO FM+

2018/11/7 18:00

東京に住む人たちの声を聴きながら、パーソナリティの堀内貴之が今を切り取るテーマをリスナーと共に考えていくラジオプログラム、TOKYO FM「シンクロのシティ」。番組内のコーナー「東京地元めし」では「東京にある隠れた名店」をご紹介しています。といっても単なる名店ではありません。ここでご紹介するのはリスナーのみなさんが推薦してくれた「自分が通っているイチオシのお店」。レポーターの安竜うららが味わいのある名店に伺い、美味しいだけじゃない人気の秘密を探ります。

今回伺ったのは、赤羽にある季節料理「さやま」。



リスナーの方からこんなメッセージをいただきました。
「飲み屋の街・赤羽。南口から徒歩6分の住宅街にひっそり佇む居酒屋です。陽気な女将さんと店を切り盛りする2代目の大将は、スイスのホテルや都内有名店で修行した本格派。日本酒のラインナップもこだわりがあり、地元の人たちが引っ切りなしに来店する、ちょっと寄りたくなる居酒屋です」(ラジオネーム:接骨マン)



趣ある、割烹料理屋のような品のいい外観。



カウンター7席。奥には団体でも入れるテーブル席が。



こちらが2代目店主の指田雄也さん(左)、女将のこずえさん(右)。オープンから36年と、歴史あるさやまですが、これまでやリニューアルオープンについてを、お2人にじっくりうかがってきました。

うらら:歴史あるお店。まずは「さやま」の誕生から聞かせていただけますか?

雄也さん:先代のおやじが居抜きでここを見つけて、おふくろと30何年頑張ってきたお店です。父の背中を見て育ちましたが、自分はしばらく勤め人というかたちで、ホテル仕事やスイスの温泉割烹で懐石料理を作ったりしていました。でもあるとき、自分でお店をできる人もなかなかいないと思い、周りの勧めもあって、「継がせてください」と父にお願いしました。

うらら:身内のお店で 改めてきちんと働くとなったときは、緊張するものですか?

雄也さん:今更感はあったんだけど、親父とお袋がやっていた店を簡単につぶすわけにもいかないし、今はやってよかったと実感していますよ。父からは、素材を活かして美味しいものを提供するという基本を学びましたね。多くは語らないんだけど、それもまた響いてくるものがありました。

うらら:奥様はそのころから?

雄也さん:いいえ。実は親父とお袋が同時に倒れてお店ができない時期があり。高校の野球部の友達を呼んで手伝ってもらっていたんですけど、そのうちの1人なんです。妻は高校時代の野球部のマネージャー。その後もたまに手伝ってもらうようになって仲良くなり、結婚へ。

うらら:へ~~~!!

こずえさん:昔から知っているから、仲良くなるのも早かったですね。よくここに来るようになり、主人のお母さんとも仲良くなっていくなかで結婚という流れになったので、ここに来てよかったです。女将といっても、私はお客さんと喋っているだけで、たまに洗い物をするくらいなんですけどね~(笑)。

うらら:こずえさん、高校時代の同級生という関係から再会し、身内になって気づくことはありますか?

こずえさん:高校生の頃から真面目だと思っていたんですけど、結婚してみたら余計真面目だってことがわかりました(笑)。仕事に対しては特に。今は慣れたけど、何を話しかけても仕事のことを考えているときは返事をしてくれないんです。そこは尊敬するところでもあるので、ついていくしかないなと思っています。

雄也さん:父と母はお店をリニューアルするという時期に他界してしまったのですが、昔からのお客様も大切にしたいので、父がやっていたメニューも置いています。定番の串カツや唐揚げ、イカゲソ、焼きナスなど素材の味をダイレクトに感じるものです。両親がやっていたように、気張らずリラックスしてくつろげるお店を続けていきたいです。





今回いただいたのは、お刺身盛りと、松茸・ゆり根・鶏などの土瓶蒸し。出汁は上品ですが、順序よく素材の味が口のなかに広がり、途中でかぼすを投入することで風味も変わります。身が輝く新鮮なお魚や日本酒と合わせてどうぞ。こだわりの日本酒は、女将のこずえさんがチョイスしてくれて、飲み比べセットなども充実!

先代からの味と空気を受け継ぎ、若いご夫婦が第2章を作る赤羽季節料理「さやま」。東京地元めし、認定です!

【季節料理「さやま」/赤羽】
住所:東京都北区赤羽南2-15-8
電話:03-3901-0235
営業時間:【月~日】 17:00~23:30
日曜日は懐石料理コースのみ




安竜うらら(女優・レポーター)

<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時 :毎週月~木曜15:00~16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/

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