モテるクレジットカードとは?


●夜の店でモテるカード
キャッシュレス化を進めようと、クレジットカード各社は毎月のように新しいクレジットカードの発行を続けています。しかし、たくさんあるクレジットカードの中から自分にあった1枚を選ぶのは至難の業です。あれもこれもと目移りしているうちに、訳が分からなくなってしまうといった経験があるのではないでしょうか。

私には、その理由がわかっています。クレジットカードを選ぶ際にランキング・サイトを使うという人は多いでしょう。しかし、ランキング・サイトは「出張が多い」「デパートで買い物をする」「ネットショッピングをよくする」などのライフスタイル別でまとめられているために自分にぴったりのカードがスルリと抜け落ちてしまっているのではないでしょうか。

つまり、まとめ方が、真面目すぎて、本当に持つべきカードが埋もれてしまっているということです。

そこで本連載では、もう少し個人の欲望をむき出しにして、こんなカードをもちたい、というカードをズバリ厳選して紹介したいと思います。今回は「夜の店でモテるカード」を紹介します。

クラブやキャバクラといった夜の店で、モテるためにはまず、「オレは、他の『男』とは違うんだ」という証拠を見せなければなりません。

それにはクレジットカードを見せるのが一番です。クレジットカードなら、その人の経済力はもちろん、ステータスや趣味・嗜好まで、そのカード券面を見ればだいたいわかりますから、「男」を値踏みするのには最も適したアイテムといえます。

ですから、店の女の子に言われるままに、毎日利用しているスーパーやデパートのカード(いわゆる生活カード)を見せてはいけないのです。そんなことをしたら、彼女に、「ただのクズなんだ」と見破られ、笑われてしまいます。やはり年会費1万円以上のゴールドカードか、5万円以上のプラチナカードを持っていることをしっかり伝えるべきです(まだもっていない人は、これからもつと言い張ってください)。
○抜群の希少価値! 「ラグジュアリーカード」

注目を集めているカードがあります。それが今回、私が一番に選んだラグジュアリーカードです。

例えば、代表的なものとしては、アメリカンエキスプレスカードやダイナースクラブカードといった有名ブランドのカードがあります。どちらも世界的老舗のカードで、日本でも長い間、上級カードとしてお金持ちの象徴のように言われてきました。

しかし、最近はこれらのカードが増えすぎたために、夜の店で出してもあまりありがたみがなくなってきました。センチュリオンと言う年会費35万円もする超高級カードでさえ、女の子たちは驚かなくなっています。

それに代わって、希少価値で注目を集めているカードがあります。それが今回、私が一番目に選んだラグジュアリーカードです。同カードシリーズは3種類のカードがありますが、私が最もオススメするのはブラック仕立てのラグジュアリーカードのマスターカード・ブラックカードです(年会費10万円・税別)。

●有名百貨店の最高位カードも
○手にとって触ってみて初めて真実がわかる

ステータスカード(上級カード)はかつて金ピカのゴールドカードが一般的でしたが、今はブラック仕上げが増えています。ゴールドカードというとバブル期の成金イメージが強くあります。今のような低成長時代はもっと落ち着いた黒色が好まれるということでしょう。

しかし、このラグジュアリーカードの特徴は見た目だけではありません。その凄さは一度手にするとわかります。最初に持った人は、ずっしりとしたその重さに驚きます。

クレジットカードはプラスチックでできているというのが常識ですが、このカードは金属製だから重いのです(21グラムもあります。これは一般カードの4倍の重さです)。

特にそういうところは、夜の女たちは敏感ですから、このカードを手にすると、「あらっ」といって、みながみな何度もカードの重さを確かめます。そして、「やっぱり違うわね。これを持ってる人って尊敬できる方よね。仕事ができる人に思えるわ」というのです。

カードの重さに「信用」が表れていると、みなが思ってくれるのですから、これは素晴らしいことです。このラグジュアリーカードはそうした女性の心理をうまくついて、「男」を高く売り込んでくれる夢のカードといえます。このほかにもラグジュアリーカードには、女性にモテるための道具がいくつかそろっています。例えば、国立の美術館には無料で入れるという特典(特典その1)があります(同伴者1名まで無料)。それを利用して、六本木のクラブのママと仲良くなる方法を考えてみましょう。
○まずデートに誘うところから

クラブのママというのは昼間は暇ですから、最新の話題や知的なエピソードを仕入れる時間として活用したいと思っています。上野や六本木にある国立系美術館では毎月のように興味深い展覧会を催していますので、「美術館を見に行こう」とデートに誘うことができます。

ラグジュアリーカードなら同伴者一名無料ですから、ママもタダで入場し、二人で数々の作品をゆっくり鑑賞できます。それから、軽く夕食を取って、ママの店に同伴出勤すれば店の売り上げに貢献できますので、ママも大喜びです。
○リムジンでの送迎サービスもある

そこで仲良くなったら次にもう一歩進めましょう。今度はママの休みの日に誘いをかけます。有名レストランをラグジュアリーカードのコンシェルジュデスクで予約します(特典その2)。さらにリムジンのサービス(特典その3)も忘れずに予約しておきましょう。

休みの日になったら、そのレストランでゆっくりディナーを楽しみます。このレストランの支払いもラグジュアリーカードの特典で、二人で食べても一人分タダになりますから(特典その4)、好きなだけお酒を飲み、二人でおしゃべりをします。

帰りは迎えのリムジンに乗って、満員電車に乗ることもなく、広いシートにゆったりと腰掛けて、自宅まで送り届けてもらいます。

こういうデートをすれば、ママの心をしっかりつかむことが可能でしょう。

ラグジュアリーカードには、ブラックカードの他に、チタン・ビジネスカード(年会費5万円・税別)とゴールドカード(年会費20万円・税別/招待制)があります。しかし、夜の店の女子を掴むなら、マスターカード・ブラックカードが一番です。
○タカシマヤプラチナデビットカード

続いて、高島屋とソニー銀行の提携カード「タカシマヤプラチナデビットカード」を紹介します。同カードは、デビットカードだから代金は銀行口座から直接引き落とされます。

特徴としては、高島屋グループで買い物ができるだけでなく国内のVisa加盟店でも利用でき、ポイントは高島屋の利用で最大10%(一般品)、食品等は3%のポイントが付与されます。

高島屋には複数のカードがあるが、この年会費3万円(税別)のカードは最高位カードで、会員の中にはレクサスを一回で購入する人もいるそうです。同カードはデビットカードなので、このユーザーの口座には1000万円近くの残高があったことになります。そんなお金をポンと出せる富裕層が使っているカードです。

このほか、他のタカシマヤカードではブランド品は除外品になっていてポイントはつきませんが、このカードだけは例外で2%のポイントが付与されます。

ルイヴィトン、ブルガリ、カルティエ、エルメス、シャネル、ティファニーなどそうそうたるブランドが対象になっているので、ブランド大好きの女の子と一緒に高島屋に行くと、絶対こちらの評価があがり、喜んでもらえます。うまくすると彼女とポイントを一緒にゲットできるチャンスに恵まれるかもしれません。
○第三位は楽天ゴールドカード(キャバクラ嬢限定か?)

最後は楽天ゴールドカードを選びました。このカードはゴールドカードといっても2000円の年会費ですから格安と言っていいでしょう。しかし、ポイントのつき方は一般の楽天カードに比べると5倍(スーパーポイントアッププログラム)になるなど、コスパが非常に良いので人気です。

しかし、このカードを持っているからモテるかと言えばそうではありません。ラグジュアリーカードをもっていると「尊敬」されましたが、こちらは役に立つ人と思われるだけでしょう。ですから、恋愛関係にまで発展する保証はありませんが、若いキャバ嬢のお友達やカード情報のネタ元になる事は十分に可能です。

というのも楽天カードはキャバクラでは、女の子たち(大学生や若いOL)の御用達カードになっていて、彼女たちが昼間はポイント集めに熱中しているからです(私の調査結果です)。彼女たちのために、新しいキャンペーンを紹介したり、楽天グループでの裏技を披露すれば、すぐに仲良くなれます。ただし、繰り返しますが、恋愛関係まで進むのは相当の努力が必要です。

○岩田昭男(いわたあきお)

消費生活ジャーナリスト。月刊誌記者などを経て独立。クレジットカード、電子マネーなど決済回りを30年研究。最近はキャッシュレス問題で発言も多い。

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