給料がもらえる警察学校は警官人生が決まる場所

ラジオライフ.com

2018/11/7 17:05


警察官は採用されればすぐに1人の警察官として認められます。しかし、そこからものすごく厳しい競争社会が始まるのです。そして、その最初のハードルとなるのが警察学校。しかも、この警察学校の成績や適性で、その後の警察官人生がほぼ決まってしまうのです。警察学校とはどんな場所なのでしょうか。

給料がもらえる警察学校は警官人生が決まる場所

警察学校で巡査として給料を受け取る


警察官になるためにはまず、都道府県の実施する採用試験をパスしなければなりません。試験では運動能力をテストする体力測定もあります。試験を突破したら、まず「巡査」を拝命し、警察学校に通います。

実は、この警察学校の成績や適正で担当教官に決められるのが赴任先です。この時点で、その後の警察官人生がほぼ決まってしまいます。田舎は事件などほとんどないため、いくら意欲があっても出世は無理。その代わり、都市部の署への配属は出世コースですが激務が待っています。

そんな警察学校は全寮制で、大卒ならば6か月、高卒・短大卒ならば10か月間入校しなければなりません。この期間で、警察官としての基礎を身に付けるのです。学校とはいうものの全員が巡査。当然、給料も受け取っています。

とある警察学校の主なスケジュールを見ると、朝は6時起床で、6時半に駆け足訓練という名のランニングで1日が始まります。7時20分に朝食、8時30分に国旗掲揚と朝礼です。授業は午前に2コマ、お昼を挟んでもう2コマ。18時に夕食を食べると22時に点呼、23時には就寝となります。

警察学校の卒業配置後は全員同じ


警察学校では基礎体力をつけながら、同時に柔道や剣道では在学中に全員が段位を取得。また、刑法や刑事訴訟法などの法律知識、IT技術や語学なども学びます。自由時間はほとんどなく、途中で脱落する者も多い警察学校生活ですが、これを乗り越えて体力面・精神面ともに1人前の警察官に成長するのです。

警察学校を卒業すると「卒業配置」といい、各都道府県の管轄警察署に配属されます。学校での成績順に都市部の重要警察署に配属されますが、卒業配置後の任務内容は全員同じ。まずは地域課に所属して交番のおまわりさんからのスタートです。

その後、県警によっては刑事・交通・生活安全などの各部署を回って経験を積むこともあります。ここで、学校で学んだ知識を活かしつつ、現場の厳しさを実感していくことになるのです。

卒業配置後の勤務は約8か月。その後再び警察学校で総括的な学習を行い、再度卒業配置時の警察署に戻って、ようやく1人前の警察官になるのです。ここで1年から2年ほど交番勤務を続けた後、それぞれの道へと進んでいくのでした。

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