日テレに迫るテレ朝の影……『リーガルV』休止でも、3週連続で「全日帯」視聴率トップ!

日刊サイゾー

2018/11/7 09:00


視聴率3冠王”日本テレビの牙城が崩れかけている。11月第1週(10月29日~11月4日)の週間視聴率の全日帯(午前6時~深夜0時)において、テレビ朝日が8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。2位・日テレの7.7%に大差をつけて、首位に立った。これで、テレ朝は10月第3週より、3週連続で全日帯のトップの座を保つ好調ぶりだ。

しかも、11月第1週は、11月1日に放送予定だった、米倉涼子主演の人気ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』が、『SMBC日本シリーズ2018 第5戦 ソフトバンク×広島』の放送延長の影響で休止。そのアクシデントをものともせず、日テレに全日帯で圧勝した。

番組別では、水谷豊主演『相棒season17』第3話(10月31日)が15.6%と安定した高い数字を記録。『フィギュアグランプリシリーズ2018 第3戦フィンランド大会 男女フリー』(11月4日)は、難敵『下町ロケット』(阿部寛主演/TBS系)を裏に回して、16.2%の高視聴率を挙げるなど、全体の視聴率アップに貢献した。

10月以降で見ると、テレ朝は同第1週(1~7日)で、全日帯(7.8%)とプライム帯(午後7時~11時/11.3%)で2冠。同第2週(8~14日)は全日帯(7.6%)で2位にとどまり、無冠だったが、同第3週(15~21日)では、全日帯で7.9%をマークし、ゴールデン帯(午後7時~10時/12.0%)、プライム帯(11.9%)でも首位に立って3冠王を達成。同第4週(22~28日)でも、全日帯(7.6%)でトップに立っており、改編期となった10月以降の5週のうち4週で全日帯の首位の座を奪っている。

「在宅率が上がり、視聴者がテレビを見る時間が長くなるゴールデン帯、プライム帯で視聴率を挙げるのも大事。ただ、全日帯トップとなるためには、朝、昼、夕方、深夜でも満遍なく、あらゆる層に見てもらう必要があります。その意味では、ゴールデン帯、プライム帯という特定の時間帯だけトップに立つより、全日帯トップの方が価値があるともいえます。少し前までは、1日中、日テレをつけっ放しという家庭もあったようですが、それが崩れてきているのは確かです」(テレビ誌関係者)

テレ朝は朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』、午後2時台から4時台のドラマ再放送、夕方、夜の報道番組『スーパーJチャンネル』『報道ステーション』が好調で、どの時間帯でも安定した数字を取っているのが強み。

ましてや、10月クールは、『相棒』のほか、沢口靖子主演『科捜研の女18』、『リーガルV』と人気ドラマがズラリと並んでいる。日テレはドラマの低調ぶりが目立つだけに、5年連続「年間視聴率3冠王」の座を、テレ朝に阻止される可能性もありそうだ。

(文=田中七男)

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