井浦新、阪神大震災復旧の実話ドラマで主演 野村周平とバディに


俳優の井浦新が、カンテレ・フジテレビ系スペシャルドラマ『BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸』(来年1月15日21:00~23:18)に主演することが7日、明らかになった。

「カンテレ開局60周年特別ドラマ」として制作される今作は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で、線路ごと崩壊するなど被害の大きかったJR六甲道駅をわずか74日で復旧させた男たちの実話に基づいた物語。壮絶な復旧工事と、それを見つめた地元の人々との関わり合いを、一色伸幸氏の脚本、白木啓一郎氏の演出で描いていく。

井浦が演じるのは、復旧工事を担う建設会社・磐巻組の工事所長・高倉昭。高倉とふいに出会い、突然工事の記録係を命じられ、ビデオカメラを回し続けた少年・春日豊を野村周平、六甲道で生まれ育った春日の幼なじみの女性を葵わかなが演じる。そして、時を経た2018年秋、42歳になった春日は、このエピソードを現代の若者に語り継ぐが、語り部として重要な役割を担う春日を椎名桔平が演じる。

井浦は「(震災当時は)20歳で、甚大な災害が起きたときにどうするべきか、という知識も経験も全く持っていませんでした。あの時の自分はただただ未熟で、すぐに行動を起こすという手段も発想もなかったですね」と振り返り、「実際に(主人公・高倉のモデルになった)岡本さんにもお会いすることができ、その当時どんな心境だったのか、くやしさ、怒り、疲弊、気持ちの面を細かくお話を伺うこともできましたので、役作りへの大きな力になったと思います」とコメント。

バディを組む野村に対しては「とにかく気持ちがとても強い若者なので、その気持ちのまま、思いっきりやってくれている姿がいいなぁと思っています。このドラマは春日の成長物語でもあると思うので、周平君がこの物語での春日を演じたときに、どう感じて、成長するのかという部分も楽しみです。とにかく若いですから、思い切り春日を生きてくれると期待します」と話した。

その野村は、兵庫県出身で、「小さいころに震災を経験した人間なので、震災復興の物語に参加できるのはありがたいです」と感想。井浦とは今回が初対面だが、「いろんなお話しができました。とても優しい方です。カルチャーなど、いろいろなことに興味があるところや、好きな先輩が同じで、共通点が多く、お芝居もすごくしやすいです」と相性の良さを語っている。

カンテレの米田孝プロデューサーは「この企画に着手した時、あの出来事から24年の月日が経とうとしていることに、改めて驚きました。あの震災は、もう過去の出来事。でも、爪痕はたくさん残っているし、24年間変わることのない思いを抱えている人も、きっとたくさんいる。カンテレが開局60周年を機に阪神・淡路大震災を描こうとする時に、どう切り取るべきなのか、自問し、議論を重ねた結果生まれたのが、この『BRIDGE』です」と説明。「これまでで最高に熱く美しい井浦新の姿が見られることをお約束します」と自信を述べた。

今回は、ドラマの地上波放送に加え、国内大手映像配信サービス「U-NEXT」で連動コンテンツを複数、制作・配信。まずは、本編にもつながる2作のプロローグドラマを1月15日の地上波放送前にU-NEXTで配信。地上波の放送終了後には、プロローグドラマと連動するエピソードや、地上波放送本編では描き切れなかった未公開シーンも含めた“BRIDGEディレクターズカット版”も配信される。本編放送直後の深夜には、ドラマの撮影風景や関係者インタビューを収録した“メイキングドキュメンタリー“も放送(※関西ローカル)され、こちらもU-NEXTで配信される。

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