観客1人でもライブ決行! 沢田研二も仰天の北朝鮮美少女軍団の“おもてなし精神”

日刊サイゾー

2018/11/7 00:00


「客席がスカスカの状態でライブするのは酷」と、さいたまスーパーアリーナのライブをドタキャンした沢田研二に対し、訪朝経験のある日本人たちの間から異論が上がっている。北では「観客が1人でも精いっぱい、歌謡やダンスの公演をする」といい、採算度外視は当たり前。実際、現地での観賞経験者は「ジュリーは少女たちのアーティスト魂を見習うべきだ」と、苦言を呈している。

北朝鮮での“観客1人ライブ”は、ビジネスや観光で訪朝した複数の日本人が経験していた。このうち、3年前に訪朝した30代の日本人男性は、こう証言する。

「行動予定に平壌市内の学校訪問があり、中心部にある立派な建物を見学した後、高校生ぐらいの少女たちが廊下にズラリと並び、拍手で出迎えられた」

机が片付けられた教室にはイスが1つ……。男性が教室のド真ん中に座ると、ギター、ベース、ドラムの少女たちが入場、バンド演奏が始まった。

「かなりかわいい顔をした4~5人が、ポップな音楽に合わせて美声を聴かせ、最後はステージに上げてくれて一緒に手を取って踊り、記念写真に応じた」

客はたった1人。さすがに気まずかったというが、歌謡ショーは30分にわたって、手抜きなしで続いたという。

日朝消息筋によると、北朝鮮で外国人の見学受け入れ可能な学校は限られており、選ばれた学校はライブハウスのような小さな公演会場を併設している場合が多い。歌、演奏、舞踊を一流になるまで鍛え上げられ、「アーティストに準ずる存在といっていい」(“観客1人ライブ”を見た別の日本人観光客)とまで評される生徒たちのライブは、そのクオリティーも非常に高い。

日本の民間研究者は「日本人の受け入れ団体から学校にマージンが支払われているので、観客が1人でも公演するのではないか。中には公演会場の入り口にお菓子や飲み物を売る店まで設ける学校もある」といい、金もうけの要素が少なからず影響するのも事実のようだ。

一方、北では幼稚園から大学生まで徹底した反日思想を叩き込まれる。「日本人は犬以下だ」という意識を持ちながらも、たった1人の日本人客を満面の作り笑顔でもてなすモチベーションは相当なもの。

観客が予定より2,000人少ないことに腹を立て、帽子だけではなく、公演までも投げ出したジュリー。北朝鮮の美少女軍団から、学ぶべきモノがあるのではないだろうか?

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