伊藤つかさ「『金八先生』で武田鉄矢さんのテンションが…」ズバリ本音で美女トーク

日刊大衆

2018/11/6 17:30


『3年B組金八先生』で、お茶の間の人気をさらったあの美少女スターも、今はすっかり大人のレディに! 気になるアイドル時代の秘密から現在の恋バナまで、こっそり告白!

――最新出演映画『ウスケボーイズ』は日本のワインを世界レベルに引き上げた実在の人物、麻井宇介さんの思想を受け継いだ若者たちのワイン造りにかける情熱と苦悩を描いています。

伊藤 原作の『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち』(小学館)を読むまで、ワインがこれほどまでの情熱を持って造られているなんて知らなかったです。

――演じられたのは宇介さんの娘・沙織でしたね。

伊藤 はい。撮影前に宇介さんの墓前にご挨拶に行きました。

――お墓参りをされると、やはり演じるうえで気持ち的に引き締まるというか。

伊藤 そうですね。失礼のないように全力で誠心誠意やります――そういう思いは私も含めキャスト、スタッフの皆さんに感じられましたね。

――宇介さんを演じられたのは橋爪功さんでした。

伊藤 橋爪さんとご一緒させていただいたのは、今回が初めてでした。最初はちょっと緊張しましたが、厳しさの中にも、とてもフレンドリーというか、かわいらしくてチャーミングなところもあって、お芝居もとても素晴らしくて、すごく勉強になりました。

――橋爪さんと伊藤さんの共演シーンは見応えがありました。本作はマドリード国際映画祭とアムステルダム国際フィルムメーカー映画祭で最優秀作品賞など四冠を獲得。伊藤さんからご覧になって、本作のどんなところが海外の人に受け入れられたと思いますか?

伊藤 やはりワインといったらフランスやイタリアが主な産地だと思うんですが、そこに日本の若者たちがフランスに勝とうとかいうのではなく、日本独自のワインの味を知ってもらいたい……という熱い思いで造っている姿に共感してもらえたのではと思っています。

――アムステルダムのほうには、伊藤さんも行かれていますよね。

伊藤 はい。実は、オランダのアムステルダムに行くのは、これが2回目なんです。前回はすごい前なんですけど(笑)。15歳のときだったかな……当時、アイドル雑誌で『平凡』というのがあって。

――おおっ、懐かしい!

伊藤 そのグラビアの撮影で初めてヨーロッパに行かせていただいたんです、冬休みに。年末から年始にかけてだったから、アムステルダムではお店もどこもやっていなくて(笑)。ちょっと郊外に行ったら運河もお魚も凍っているくらい寒かった思い出しかないんですけどね。今回訪れて分かったことは現地の人の親切さ。私のつたない英語を真剣にちゃんと聞いてくれて、それに丁寧に対応してくれた姿勢には感動しました。

■お酒はワインが好き

――そうだったんですね。本作はワインが題材ですが、伊藤さんはお酒のほうは?

伊藤 若い頃はホントに飲めなかったんです。飲むと体に発疹が出ちゃうんです。

――それは大変ですね。

伊藤 とはいえ、現場で先輩方から“撮影終わってからごはんに行かない”って誘われて、お酒が飲めないのもちょっと申し訳ないなって思って。25~26歳ぐらいかな? 小さなコップでビールから、ちょっとずつ飲むようにしたんです。今ではだいぶ飲めるようになりましたけど、やっぱり発疹が出るので、お水を飲みながらにしています。

――ちなみに、好きなお酒の種類は?

伊藤 ワインですね。自宅にも白と赤を置いています。ちょっと今日、ゆっくり、のんびり飲みたいなって思ってたら赤。冷やしてなくても、そのまま飲めるものもあるので(笑)。

――それはいいですね。飲酒は20歳からですが、伊藤さんの芸能界デビューは、かなり早かったですよね。

伊藤 5歳から、やらせていただいてます。

――ブレイクのきっかけはドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)の第2シリーズ(1980年)でした。

伊藤 オーディションが4次くらいまであって、そんな中で受かってきて“やった、金八先生に出られる”ってテンションが上がっていたんですけど、武田さんはそうでもなかったみたいで。

――金八先生役の武田鉄矢さんに、いったい何があったんですか?

伊藤 これは後で武田さんから聞いたんですけど、やっぱり第1シリーズの子たちが自分の生徒としてすごくかわいかったので、最初の頃は私たちになじめなかったらしいんです。

――その感じは撮影中に伝わってきましたか?

伊藤 う~ん、そこまでは、ちょっと分からなかったですね。でも武田さん、長いセリフの場面でも間違えることなく、休憩時間にも私たちが興味を持ちそうな話をしてくださったので、本物の先生に見えましたね。

――じゃあ、撮影が進むにつれて仲良くなって、3年B組の生徒役の間で恋愛関係に発展して……とかは?

伊藤 どうでしょう? 私は、そういうふうになることはなかったですね(笑)。

■『少女人形』で歌手デビュー

――それを聞いて安心しました。その翌年には『少女人形』で歌手デビューされました。

伊藤 歌手のお仕事の話があったときは“そもそも音楽の授業で歌うのだって嫌なのに、人前で歌うなんて……”って思ったくらい。しかも、マネージャーさんにレッスンさせてくださいってお願いしても「そのままでいいから」って言われて。レコーディング当日には作曲の南こうせつさんがいらっしゃったんですけど、「う~ん、今まで、こんなに歌の下手な子は見たことない」ってダメ出しされて。

――そのときはショックを受けましたか?

伊藤 はい。少し(笑)。“そうですよね。だってレッスンしてないんだもん”って、頭の中で思っちゃいました(笑)。

――ハハハ。その後はミュージカル『ふしぎの国のアリス』で初舞台をされて以降、舞台の仕事がメインになりましたね。

伊藤 舞台って映画やドラマと違ってカットがなくて、ずっと流れでいくじゃないですか。だから感情をすごく乗せやすいんですよ。あと、舞台ならではの緊張感やアクシデント、お客さんのダイレクトな反応もありますが、そういうのを全部ひっくるめて自分に合っているんだなと思っています。

――舞台を数多くこなされてきて、50代に突入されました。

伊藤 体がやっぱり、いろいろ変わりますよね。完全に痩せにくいですね。そこは絶対に言えます(笑)。以前はちょっとご飯を抜かしたりすれば簡単に体重を落とすことができたんですけど、今じゃ目に見えて落ちないんですよね。それと、今まではわりと寝なくても平気だったんですけど、やっぱり寝ないと、しんどいな~って(笑)。朝もなかなか起きれないときがあるし。

――体は正直ですね。

伊藤 同世代の友達と会うと完全に、そういう話ばっかり。どんなサプリが効くのかとか、どんな運動がいいのかとか。恋バナなんて出てこないですよ(笑)。

■恋愛で好きな男性のタイプは?

――伊藤さんご自身の恋バナは、どうでしょう?

伊藤 ホント、ないですね。私もですが、周りの人も自分の好きなことをやっている人が多いので、やっぱりそっちに興味が行くみたいなんです。だから、そこまで恋愛をしたいとは……。

――ちなみに好きな男性のタイプは?

伊藤 基本的に優しい人が好きですけど、今はあんまり想像できないかな(笑)。

――年齢的に言うと……。

伊藤 若いときは上の人が良いなって思ったんですけど、今だったら同世代ぐらいかな。昔の話をしたときに分かってもらえないのはちょっと寂しいですからね。今回共演させていただいた橋爪さんの奥様にお会いしましたが、年齢的には私に近いんですが、とてもかわいらしいカップルでしたね。

――そんなお二人を見て憧れたりはされないんですか。

伊藤 同じように年を取られて、同じ時間を共有していくって、ステキな夫婦のあり方だと思うんです。今の私より上だともう介護するか、下だと介護される立場になっちゃうと思うんですよね。もっとも、若い人に面倒見てもらおうとは思っていませんけど(笑)。

――ハハハ、そうなっちゃいますよね。

伊藤 だったら一人のほうがいいのかな。あるいは、仲のいい友達同士で同じ所に住んで、みんなで面倒を見合うとか。そのほうが気を遣わないですむし、楽しいかもしれませんよね。

五十路に突入しても年齢を感じさせない伊藤さん。女優として最前線で輝き続けてくれることでしょう。

伊藤つかさ(いとう・つかさ)1967年2月21日、東京都生まれ。O型。5歳の頃から子役として芸能活動開始。1980年、ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)第2シリーズの赤上近子役でブレイク。翌81年にシングル『少女人形』で歌手デビューを果たした。以降、ドラマや映画、舞台を中心に活躍中。出演映画『第二警備隊』『大河巡る~生まれ変わっても忘れない~』などがある。12月19日から23日まで東京の赤坂RED/THEATERで公演される舞台『Birthday2018』に出演。

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