キンプリ・岩橋玄樹休養の裏で繰り広げられた『滝沢VSジュリー』の駆け引き

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ショッキングな知らせの裏側にはジャニーズ事務所内の”駆け引き”もうごめいているようだ。King & Prince(以降:キンプリ)の岩橋玄樹が10月26日、パニック障害のため活動を休止することを発表。ファンの間には落胆が広がっているものの、それでも岩橋が病魔と闘っていたことは広く知られていただけに「元気になってもらうためならば仕方のない選択」として後押しする声が圧倒的である。

実はこれまで現場でも岩橋について「このまま無理強いしていたら、いつか大変なことになる」と指摘する関係者が多数いた。デビューから約5か月で飛ぶ鳥を落とす勢いの人気をバックにスターダムへとのし上がったキンプリのメンバーとして連日多忙な日々を過ごしていたが、そのツケによって心身には疲労が蓄積する一方。もはや持病のパニック障害と”共存”しながらの生活は限界を超え、周囲からも心配されるほどだった。

実際のところ「岩橋君が青白い顔で現場に来て、立ちくらみのような症状になっている姿も見た。彼はかなりの頑張り屋で『辛い』とか『苦しい』といった弱音を吐くことがなく、周りのスタッフになるべく気を使わせないように心がけていたが……。それだけに、こちら側としても何だか可哀想だった」(民放局スタッフ)という証言も出てきていた。

岩橋休養決断の裏に滝沢秀明あり?



こうした背景があって岩橋は苦渋の決断で休養に至ったわけだが、その経緯に関しては明らかになっていない。しかしながら周辺情報を整理してみると、1人のキーパーソンの存在が浮上してきた。今年限りで芸能活動を引退し、その後はジャニーズ事務所でタレント育成やプロデュース業に専念することになった滝沢秀明だ。

ジャニーズに詳しい芸能関係者が語る

滝沢は同事務所のジャニー喜多川社長が設立を発表した「ジャニーズ養成所」の初代校長に就任するとみられており、今や滝沢は「ジャニーさんの後継者」として一目置かれている。その滝沢がなぜ、岩橋の休養に絡んでいるのか。ジャニーズ事務所の内情に詳しい芸能関係者は「岩橋に『今のうちにきっちり治しておいたほうがいい』と休養を進言したのは滝沢と聞いている」と打ち明けた上で、次のように続けた。

「キンプリはメリー喜多川さんと藤島ジュリー景子さんの副社長親子、いわゆる”メリジュリ派”のグループとしてくくられているが、メンバーたちは滝沢のことを兄貴分として水面下で慕っており、尊敬の念も抱いている。だから将来的には副社長親子と一線を画す”ジャニー派”でその後継者の滝沢に『鞍替え』するのではないかともささやかれているほどだ。

ただ表向きで今、滝沢とジュリーさんは対話ができる関係にある。岩橋の休養については本人からの申し出に加え、ジュリーさんが滝沢から『ここで無理をさせれば大変なことになると思いますので、何とか勇気ある決断をしてください』と同じタレント経験者の先輩として懇願され、最終的にOKしたようだ」

病状が思いのほか深刻化している以上、岩橋の休養はやむを得ない判断だろう。ただ、ここまで手塩にかけて育て上げ、まだデビューから1年も経過していない段階でメンバーの1人が休養に追い込まれるのは経営者側としても大打撃だ。

しかも順風満帆過ぎるほどのステップを踏み、初出場がほぼ内定していた今年年末の『NHK紅白歌合戦』も岩橋の休養によって辞退する可能性が濃くなってしまったのだという。その流れを後押ししたのが、社内のパワーバランスにおいて微妙な関係にある滝沢とくればジュリー副社長にとっては心中複雑なはずだ。

「ジュリーさんは内心面白くないと思っているかもしれないが、所属タレントたちから求心力のある滝沢と丁々発止になることを避けたいという思いと、将来のあるキンプリにここで無理をさせてはよくないという考えが脳裏をよぎり、岩橋の休養にゴーサインを出したらしい。それにキンプリ・岩橋の休養を認めなければ、メンバー全員から猛反発を食らい、グループの”ジャニー派”……いや”滝沢派”入りが急加速することも警戒したのだろう」

まだまだ波乱は続く?

ジャニーズ事務所では将来的にジュリー副社長が次期社長としてトップとなり、引退後の滝沢は新人タレントの発掘と育成、ならびに舞台プロデュースなどジャニー社長の現行業務を引き継ぐとみられている。両者は表向きこそ”シェイクハンド”の状態とはいえ、この岩橋の休養においても互いの深謀遠慮が見え隠れしているだけにまだ波乱含みといえそうだ。

著者プロフィール:四海方正

芸能、スポーツをメインに取材活動を続けているライター

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