服の選び方で分かる3つの性格

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2018/11/6 16:45

見た目や流行りの情報、着心地など、買い物の決め手にしているものが何かで、無自覚のままよく使っている感覚、得意な感覚が分かるのです。

服を買うときの決め手は?「優位感覚」が表れる服の選び方

「あの人は何でもパパッと決められるのに、なぜ私はじっくり考えてもなかなか答えが出せないんだろう?」

「私はひらめきで即決して、あとから後悔することが多い。なぜいつも、こうなっちゃうんだろう?」

……このように、自分の性格に悩んだり、後悔したりすることはありませんか? もしそうなら、自分がどの「感覚」をメインに使って物事を判断しているのかを知ると、その悩みが解消できるかもしれません。

人間には、視覚、聴覚、身体感覚(触覚)、味覚、嗅覚という「五感」があります。

このなかで、物事を判断する手掛かりとしてよく使われるのが、「視覚」「聴覚」「身体感覚」の3つの感覚。このうちどれをメインに使うのか、つまり「優位感覚」の違いによって、人の性格や行動の傾向は大きく分かれます。

優位感覚を知る手掛かりの一つとなるのが、「買い物」のしかた。特に「服」を買う際に重視することに、その人の優位感覚の特徴がとてもよく表れています。

次に、それぞれの優位感覚に特徴的な服の選び方を解説します。3タイプの違いを理解していただくため、多少オーバーに表現しているところもありますがご了承ください。

視覚優位の人……色やデザインから着ている自分をイメージして買う

まず、視覚をメインに使う人。この視覚優位タイプの人は、画像や映像でイメージを思い浮かべるのが得意です。

買い物をする際には、服の色や形、デザインに惹きつけられます。店に並ぶ服を見ながら、それを着ている自分をパッとイメージできます。そのため、見た目の印象で「ステキ」「似合っている」と思ったら、わりと迷わずに買い物ができるタイプです。

試着せずに一目ぼれで買ったり、ネットの画像だけで服を買えるのもこのタイプ。ただし、あとから思い描いたイメージと違うことに気づき、「どうしてこんな服、買っちゃったんだろう」と、後悔してしまうことも多いかもしれません。

聴覚優位の人……情報を集めて計算して服を買う

次に、聴覚をメインに使う人。この聴覚優位タイプの人は、耳から入る情報の処理に長けており、論理的に考えるのが得意です。

そのため、買い物をする際にはその商品に対する「情報」を重視します。服を買う時には、素材は何か、店員が勧めるポイントは何か、コスパはどうか、こうした情報を集めます。

よく考えてから買うため、大きな失敗は少ないでしょう。しかし、その服が本当に自分に似合っているのか、着心地は良いのか、といった感覚には少し無頓着なところもあるかもしれません。

そのため、「納得して買ったはずなのに着てもなぜか楽しくなれない」、そんな気分になることが多いかもしれません。

身体感覚優位の人……着心地やフィット感を確かめながら買う

最後は、身体感覚をメインに使う人。この身体感覚優位タイプの人は、触覚や身体になじむ感覚を重視します。

買い物をする際には、肌触りやフィット感をじっくり確かめます。そのため、服を買う時には何枚も試着してから、購入を考えます。

お気に入りの一着を見つけたらその服をずっと愛用し、何年も大事に着続けることが多いでしょう。しかし、買うまでに相当の時間がかかり、「何軒も回っているのに結局何も買えなかった」、ということも多いのではないかと思います。

私自身も、この身体感覚をメインに使うタイプ。したがって、試着を繰り返して肌触りやフィット感を確かめながら、しっくりするものを探します。買うまでにとても時間がかかるのですが、本当に気に入って買った服は、着ているだけで心が満たされる感覚を覚えます。

しかし、手ごろな値段でそうした服にはなかなか出合えません。そのため結局、間に合わせの服を着ながら「どこかに”納得”の一着がないものか……」と、探し歩いていることが多いです。

優位感覚の違いを受け入れると、人生はもっと楽しくなる!

買い物一つを例にとってもわかるように、人の性格や行動は自分でも意識していない「優位感覚」に大きく影響を受けています。その優位感覚の違いが個性の差になるのです。

もちろん、人は優位感覚だけで物事を決めているわけではなく、他の感覚も駆使しながら、総合的に判断しています。しかし服は、買った後に数年間は使い続けるわけです。したがって、最終的に優位感覚で納得できるかどうかが、その買い物に満足できたかどうかの決め手になります。

このように、服の買い方や服を買った後に感じることが、自分の優位感覚を知る手がかりになります。自分の性格が好きになれず、他人と比べて悩むことが多い場合、まずは自分と他人の優位感覚の違いについて考えてみるとよいと思います。

どの感覚が優れている、どの感覚を高めるべき、といった基準はありません。自他の優位感覚の違いを知ることによって「自分らしさ」に気づき、他人の「その人らしさ」を認めること。

これができると、それぞれの「らしさ」を活かし合うことができます。すると、人生や人間関係は、もっともっと楽しく感じられるでしょう。
(文:大美賀 直子(精神保健福祉士))

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