W杯・五輪「スリ犯」対策進む リュックやお尻の財布に「危機感なさすぎ」の指摘も

しらべぇ

2018/11/6 11:00


(MrKornFlakes/iStock / Getty Images Plus/写真はイメージです)

物騒な事件が絶えないものの、ほかの国に比べて「治安がいい」「安全な国」と言われることも多い日本。だからこそなのか、これまで日本で開催されたW杯や五輪では、外国人によるスリ被害が続発している。

■2002年、スリ犯41人逮捕


読売新聞によると、海外のスリ犯は五輪やW 杯など、世界中から多くの観客が集まる大規模イベントを狙う。

2002年に開催された日韓共催のサッカーW杯では、都内だけでスリ犯41人が逮捕されたうち、20人が外国人だったそうだ。その中には「日本人はスリに不用心なので簡単に稼げる」と供述した者もいるとか。

■スリ犯の手口を分析し、研修


警視庁は、過去の被害を踏まえて来年9月、日本で行われるラグビーワールドカップや、2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、スリ犯の分析や対策に取り組むという。

2016年のリオデジャネイロ五輪や、今年2月の平昌五輪で起きたスリ被害について、現地の捜査当局から情報を収集。その上で、スリ犯の国や手口などを分析し、対策やスリ捜査の研修、武装スリ団への対処訓練も実施するそうだ。

■「危機感がなさすぎる」


この報道を受けて、特に海外旅行経験者や、移住経験者からは「日本人は危機感がなさすぎる」といった指摘の声が多く見られる。

「電車でリュックを背負ったまま乗っている人…迷惑だから下ろしてほしいけど、海外だったらカッターで切って中身盗まれてるよ」

「日本人は危機感がないから、やられ放題かもしれない。警察が分析とか研修やっても、ひとりひとりが注意しないとさ…」

「ファスナーもついてない、中身が丸見えのバッグ持ってたり、視界に入らないところに置いてたり、日本に遊びに来た海外の友人が信じられないって言ってたわ」

「男性に多いけど、お尻のポケットに財布入れてるの、本当やめたほうがいいよ。盗られたら気付くとか言ってる人、プロのスリ団なんてテクニシャンだからな」

■「逮捕された半数は日本人ってこと」


冒頭で書いたように、W杯のときに、都内でスリ犯41人が逮捕されている。「20人が外国人」ということに注目されやすいが、その半数は日本人だということも忘れてはいけない、という意見も。

「海外でスリにあった経験者だけど。あんなに注意してたのに、未だにいつどこでやられたのかわからないプロ窃盗団だから」

「半数が外国人とか、まじで怖い。でも、もう半分は日本人ってことも怖い」

「報道では『外国からくる犯罪者がこんなにも』みたいな伝え方してるけど、人が集まるところに痴漢とか窃盗する日本人わんさかいるよ」

「今年のハロウィンでよくわかったじゃん。まわりの騒ぎに悪ノリして、痴漢や盗み、暴力や破壊する人が多いということが」

スリを働く者が罪人であり、許されることではないのは言わずもがなだが、大勢の人が集まる場所を狙って悪さを企む者が想像以上に多い、ということは覚えておきたい。

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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

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