汚部屋30女が“収集癖”と卒業!? ゴミに埋まる「キッチンテーブル塚」を徹底断捨離!


 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋"を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩003-9】「キッチンテーブル」の周辺を、とことん断捨離!(Eさん・32歳)


 引き続き、第3回目のクライアント・東京都世田谷区の2DKに住むEさん(32歳)のお部屋です。

前回は「キッチンカウンター」を、使いやすく整理しました。今回は、キッチンカウンターの隣にある「キッチンテーブルまわり」を片付けます。

これは、キッチンテーブルです。

太陽光が眩しい昼間に撮影しているのですが、どんよりとした暗さを感じる写真です。奥には神様の御札や文字だらけの貼り紙があり、ちょっとした怪しさすら漂います。

この部屋には、筆者とEさんの2人しかいないのに、モノの密度のせいか圧迫感があり、汗が吹き出てきました。

もう少し引いたところから、このキッチンテーブルを見てみましょう。

遠目に見ると、かろうじてテーブルの気配が見て取れます。

先の【煩悩003-1】でも紹介したように、彼女は本来、美意識高め女子です。

モノの持ち方で人物像も見えるといいますが、上質なモノを好む女性だからこそ、普段の生活もキレイに暮らすことができるはず。

モノとの関係、散らからない仕組み、居心地の良い空間を見直して、自然にキレイを持続させましょう!

彼女の部屋を埋め尽くしていたモノは、印刷物ばかりでした。

雑貨や化粧品、衣類に浪費をする女性ではないのですが、「興味の幅が広すぎる」のが問題です。これだけ大量に収集されたモノですが、Eさんが大切にしている様子はありません。

時間が出来たら読もうと積み上げた本やカタログも、実際に読む頃には、もう期待感が薄れているはず。

本は、手に入れただけで満足しがちなモノ。さらに「まだ読んでいない」という気持ちから、手放せないモノと化すので、処分のハードルも高めです。

ポイントを絞って、”決断”していきましょう。

【整理】本やゲーム類は、「鮮度」があるうちに手放す!


 「あとで読もう」は、8割以上成し遂げられません。「旅先で読んで捨てよう」も数冊あれば良いほうです。魅力を失った本やゲーム類は、中古店で現金(約3,500円)に替えました。

情報やエンターテイメントは、鮮度が命です。早めに転売すれば高値なのに、時間が経ってしまえば、購入価格の1割にも届きません。

本は読んでこそ財産、「鮮度のあるうちに読み切って手放す」ことを忘れずに!

【整理】印刷物は「お金に関するモノ」だけ大切に!


 印刷物の<必要・不要>の判断は難しく思いがちですが、基本的に「お金や契約に関するモノを残す」だけでOKです。例えば家電説明書なら、ほとんどはメーカーサイトからPDFでダウンロードができますから、思い切って捨てましょう。

そうして厳選されたモノを保管する場合も、仰々しい入れ物はNG。簡単に出し入れできて、廃棄もしやすい、クリアファイルがおすすめです。

カウンターテーブルの奥には、ブックシェルフがありました。使っていないプリンターとラック、謎のラティスは迷わず処分です。都心住まいなら、コンビニのプリンターで十分でしょう。

ラックの上には、御神札が祀られています。雑多なモノに囲まれているので、神様も落ち着かないご様子? こちらは、お焚き上げ用と新しい御神札とに分けてから、清潔な場所へ安置します。

ブックシェルフを発掘


 ブックシェルフも、レンタル家具でした。扉を開けると、中のモノが化石化していました。大きな家具にしては収納力が少ないので、返却してしまいましょう。

ブックシェルフの中のモノをぜんぶ出すと、ライオンの置物と軍艦旗の凛々しさが目立ちます。Eさん自身忘れていたモノも多く、「こんなのあったんだ」のオンパレード!

ところがEさん、せっかく(?)発掘したモノも、迷わずポイポイとゴミ箱へ。モノに固執する「もったいない」の感情から、「処分ハイ」へと切り替わったようです。

キッチンテーブルまわりから出たゴミを、調理スペースの前に集めました。

今回、アフターの写真はありません。なぜなら、キッチンテーブルごと処分してしまったからです!

キッチンテーブルまわりから手放したモノは、①キッチンテーブル、②椅子2脚、③折りたたみテーブル、④収納付き椅子、⑤プリンター、⑥プリンターラック、⑦ラティス です。印刷物や雑貨のゴミもご覧の通りひとまとめ。

これで、ダイニング、キッチンともにスッキリしました。

次回は、キッチン全体の【Before】【After】を、動画でご紹介します。

――「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」は毎週月曜更新です。次回をお楽しみに!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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●Eさんのお部屋・バックナンバーはこちら

【3-001】“多すぎる欲望”に埋もれた30女の汚部屋
【3-002】「捨てられない!」で溢れた30女リビング
【3-003】封印されし「ミニクローゼット」を断捨離
【3-004】ネットワークビジネスの「不良在庫」を断捨離!
【3-005】「腐ったザクロ」と「モノ」に溢れる汚キッチンを清掃!
【3-006】“無料”と“流行”に汚染された30女の汚台所
【3-007】30女キッチンの「吊り戸棚」を800円で整理
【3-008】レシートまみれの「キッチンカウンター」


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