もうムダにしない!自家製冷凍野菜のつくりかたと活用法

Life & Beauty Report

2018/11/5 21:00


ひとり暮らしだと、お野菜を買ってもなかなか使いきれず気付くと傷んでしまっていた……ということがよくありますよね。

でもせっかく買うなら、お財布のためにもエコのためにも無駄なくおいしく使い切りたいもの。

そこで今回は自家製の冷凍野菜を作るコツを、インナービューティー料理研究家の筆者がご紹介します。

冷凍野菜

冷凍野菜を作るメリット

食品は空気に触れて酸化したり、保管時の気温湿度によって劣化します。また多くのお野菜は、収穫時からどんどん栄養価が落ちるもの。

野菜を購入した女性

購入後、すぐに食べきれない分は食べやすい大きさに切り分け、栄養価が高い状態で冷凍保存することで、食品の劣化や栄養価の低下を防ぐことができます。

おいしさを長く保てる

最近の一般的な家庭用冷蔵庫の冷凍庫はマイナス17-20度の設定。この温度で食品を「急速冷凍」すれば、栄養価の損失は少ないといわれています。

また、しっかり水分を拭き取り空気をできる限り抜いた状態で冷凍すれば雑菌類が繁殖する心配もまずありません。
ゆっくり冷凍……ではなく「急速冷凍」するのは、氷の結晶で食品の細胞膜を傷つけずおいしさを保つため。冷蔵庫の機能をフル活用しておいしさをキープしましょう!

時短調理な上にエコ&経済的

料理をする女性

冷凍野菜のストックがあると、残業で帰りが遅くなった夜や急な来客時でも、食材を洗ってカットする時間が省けるので時短調理が叶います。キャンプなどアウトドア料理にも便利です。
何より「食材ロス」を減らすことで、地球にもお財布にもやさしいのがポイント!

冷凍野菜の保存期間

冷凍した野菜類の保存期間は約2週間。魚・肉など他の生鮮類も同じく2週間を目安に使い切って。パンや焼き菓子は約3週間以内に使い切るのがおススメです。

自家製冷凍野菜作りの6箇条

【1】購入後、なるべく早く作る

鮮度が高いうちに、美味しさをキープして急速冷凍!

【2】食べやすい大きさにカットしておく

野菜とハサミ

炒め物や煮物など、自分が使いやすい大きさに予めカットしておくと料理の際に便利!

【3】水分はしっかり拭き取る

水分は雑菌繁殖の温床に。冷凍前にしっかりと水分を拭き取って!

【4】ストローなどを使って空気をできる限り抜く

食品冷凍保存袋に入れたら、ストローで最後まで空気を吸い取り真空に近い状態で冷凍を!

【5】茹で野菜などは完全に冷めてから冷凍する

ひと口大のカボチャやブロッコリーなどは、予め蒸したり電子レンジで加熱しておくと料理の際にさらに時短に。粗熱が取れてから冷凍することで蒸気(水滴)を予防します。

【6】冷凍食材は一度解凍したら再冷凍はNG!

水分が抜け、霜が付きやすくなり、鮮度も美味しさも食感も全て落ちてしまいます。

冷凍に不向きな野菜

レタス、ベビーリーフ、水菜、もやし、きゅうりなど水分が多いお野菜は冷凍には不向き。じゃがいもも食感が悪くなります。どうしても冷凍したい場合は加熱後マッシュポテトにしてから冷凍を。

野菜ではありませんが、豆腐やこんにゃくも水分が抜けて、本来の食感がなくなってしまうため冷凍には不向きです。

筆者は、美容に嬉しい抗酸化作用が高く料理の彩りにもなる「赤パプリカ」「人参」「カボチャ」や、ヘルシーな「キノコ類」「ブロッコリー」などを必ず冷凍庫に常備。どんな料理にも合わせやすく、忙しい日にとても重宝しています。

冷凍野菜を使ったおススメ調理とは?

一番簡単で便利なのは鍋任せの煮込み料理。コンソメや鍋の素など、お好みのスープに冷凍野菜を詰め込んで。野菜だけではなく、お肉やお魚も一緒に煮込めば栄養価も高まります。なによりこれからの寒い時期には、体の中からポカポカになれるあたたかいお料理が嬉しいですね。

スープ

細かく刻んで冷凍した野菜類は、ミネストローネスープやお味噌汁の具材にしたり、キノコ類や根菜類は炊き込みごはんの具材にするのもおススメ。

外食の機会が増えるこれからの時期、冷凍野菜を数種類常備しておけば、たまの自炊も億劫にならないもの。時短でおいしく、しかも栄養バランスのとれたお料理が完成します。

美容と健康のためにも、お財布とエコのためにも、自家製の冷凍野菜習慣でココロもカラダもキレイになりましょう。

ライタープロフィール

インナービューティー研究家/フードコーディネーター・國塩 亜矢子

「インナービューティー」を軸とした料理教室、コラム執筆・レシピ開発等を通じ、女性のライフステージごとに関わる「食×美」の大切さを幅広く発信中。二児の母。著書「決定版!節約冷凍レシピ」(宝島社・共著)

【保有資格】

ベジフルビューティーアドバイザー/女子栄養大学認定食生活指導士1級

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