美味しいワイン選びに、知っておくべき「エチケット」

TABILABO

2018/11/5 19:00


マナーの話をしましょうってわけではありません。ワイン選びにお困りというアナタに少しヒントになるTipsをお伝えしようというものです。

そして、ちょっと通っぽさも演出できるという話。

ワインの「顔」の呼び方わかりますか?



飲めば好きだし興味もある。だけど正直なところワインについて「よくわからない」という理由で、愉しむことを遠ざけている人もけっこういます。
たしかに、勉強し始めると後悔もしてしまうくらい奥の深いワインの世界。
でも、そこまで知らなくてもワインの「顔」のことをちょっと知っていれば、味わいやどんな特長なのかなども、そこそこわかってくるものなんです。

で、「顔」と言っても、液色の色や艶を眺めて……とか、そんな難しいことではなく、ボトルに貼られているラベルのこと。
いまラベルとお伝えしましたが、皆さんにわかってもらえるように書いただけ。実は、ワインボトルのそれを指すときはフランス語の「エチケット」と呼ぶほうが正しいんです。こう指して呼ぶだけで、ワンランク上のワイン好きに見えてきます。

その由来は諸説ある「エチケット」



ところで、「エチケット」と耳にすると、礼儀作法のほうを想像しますよね。
これ、あながち間違いではなく、一説では、礼儀作法を意味する言葉の「エチケット」が由来だとも言われています。王侯貴族たちの宮廷に立ち入る際に、守るべき礼儀作法や席順を記した札や、彼らが宮廷内で守るべき礼儀正しい振舞いのことを「エチケット」と呼ぶようになっていたとのこと。そして、それらが立て札として掲げられたことから、“貼り付ける札”の意味も含まれるようになり、ワインボトルに貼り付ける札も、そう呼ぶようになったのだとか。

また逆の説もあり、“荷札”という意味合いだったことで、ワインの輸送の際、係員が箱に貼られているこの“荷札”の通りに正しく中身を入れているかどうかチェックしていたと伝えられます。それにより、係員がちゃんと仕事をしているかどうか判断されていたことから、正しい作法や順序といったマナー=「エチケット」という意味になったとかも。

と、卵が先かニワトリが先か、的な由来がさまざまにありますが、「エチケット」についてこんな話も添えると、より博識なワイン通って感じになりますよね。

スーパーの鮮魚と同じように
生産情報が記載されている



で、ワインのエチケットには、わかりやすく銘柄や名前だけでなく、収穫年や産地、格付けなど、たくさんの情報が書かれています。
例えば、新世界ワインとして以前に紹介したワインの場合。「MOMO PINOT NOIR MARLBOROUGH NEW ZEALAND 2016(モモ ピノ・ノワールマールボロ ニュージーランド 2016)」の記載は、「モモというブランド名で/ピノ・ノワール種のブドウを使い/ニュージランドのマールボロ地区で造られ/2016年生産のワイン」ということ。これ、スーパーの売り場に並ぶ鮮魚や精肉のパッケージに貼ってある生産情報シールと同じようなものですよね。
もちろん、国やブランド、ワイン種のルールによって記載されている情報の数に差異はでるのですが、ブドウ品種の特長とかだけでも知っておけば、おおよその味がわかるし、ワイン選びの助けになるります。


このワインが、いったい“どこの誰でどんなやつ”なのか、その顔つきである「エチケット」を見れば全てわかるとも言われるほど。
書かれている内容をよくチェックして、少しでも知識をもっておけば、飲む前から味も想像できて、ワイン選びにだって役立つはずですよ。

Top image: (C) iStock.com/Instants

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